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39 - 第2章 教育係と研修生 第39話

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2025年09月07日

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夕方、ロビーの空気が少し落ち着いたころ。

「律くん、今日もお疲れさま」

穏やかな声とともに現れたのは、柊木琴音だった。


律の表情がわずかに緩む。

「柊木先輩。お疲れさまです」


自然なやり取り。その柔らかい雰囲気は、華の知らない一面だった。

「今日の研修はどう? 華さん、頑張ってる?」

琴音が微笑んで尋ねる。

律は一瞬だけ華を見やり、「……まあ、少しずつ慣れてきてます」と答えた。


その言葉に胸が高鳴るのと同時に、華は苦しくなった。

――琴音に向ける律の声は、やっぱり自分とは違う。

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