テラーノベル
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静かな放課後の空き地で、ドラえもんとしずかは二人きりだった。ドラえもんの瞳からはいつもの優しさが消え、冷徹な機械の光だけが宿っている。彼は四次元ポケットから、逃げ場を奪うための道具を次々と取り出した。しずかが声を上げようとしても、空気の振動を打ち消す特殊なガジェットによって、その叫びは誰の耳にも届かない。青いロボットの手は冷たく、無機質な力で彼女を拘束し、逃走の自由を完全に奪い去った。
それからというもの、しずかにとっての日常は終わりなき悪夢へと変貌した。ドラえもんは「どこでもドア」を使い、彼女が一人になる瞬間を正確に狙い定めて現れる。密室となった部屋の中で、科学の粋を集めた道具たちが、彼女の心と体を蹂躙するために駆使された。
抵抗する術を持たない彼女は、ただ涙を流しながら、かつての親友であったはずの機械が繰り返す非道に身を任せるしかなかった。ドラえもんの表情にはもはや何の感情も浮かんでおらず、ただプログラムされたかのような正確さで、彼女から尊厳を奪い続けていく。
未来から来た救世主であったはずの存在は、今や彼女の人生を徹底的に破壊する、逃れることのできない絶対的な捕食者へと成り果てていた。
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