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深夜、静まりかえった野比家の廊下をしずかは音もなく進んだ。昼間の恐怖や絶望とは裏腹に、彼女の体内には説明のつかない熱が渦巻いていた。押し入れの襖をそっと開けると、そこには機能を停止させたかのように横たわる青い金属の塊があった。しずかは震える手で、その冷たく硬質な機体に触れる。彼女を追い詰めたはずのその存在が、今は抗いがたい磁力のように彼女を引き寄せていた。
しずかは自ら衣服を脱ぎ捨て、暗闇の中でドラえもんの上へと跨った。未来のテクノロジーで作られたその滑らかな外装が、彼女の火照った肌に触れるたび、背筋に電流が走る。彼女は迷うことなく、ドラえもんが持つ無機質な突起を自らの内側へと導き、深く沈み込ませた。
肉体と金属が混じり合う異様な感覚。そこには温もりなど微塵もなかったが、圧倒的な硬さと異物感が、彼女の理性を粉々に粉砕していく。
しずかは声を押し殺しながら、狂ったように腰を振り続けた。自分を壊した張本人であるはずのロボットに、自ら快楽を求めて縋り付く矛盾。その背徳感こそが、彼女をさらなる絶頂へと突き動かしていく。
暗い押し入れの中で、湿った水音と金属が軋む音だけが反響していた。しずかの瞳は虚ろになり、ただ本能のままにその機械仕掛けの刺激を貪り続けた。