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どうも皆さんこんにちはあいです!
今回は、BEAST記憶持ち敦くんが本編の軸でポートマフィアに入ります!
⚠️注意⚠️
・太敦要素今後出てきます
・敦くんが冷静
・敦くんポートマフィアに入ります
「それで、太宰くん。その子をポートマフィアに入れたいと?」
「はい。森さん」
「まぁ、特に害は無さそうだし、その子も異能力を持っているのだろう?」
「制御出来れば、最強の戦力になると思いますよ」
「そうかい、じゃあ、その子がポートマフィアに入ることを許そう」
「ぁ、ぇっと…ありがとうございます…」
「はぁ!?首領!こんな餓鬼を入れるつもりですか!」
「君も十分餓鬼だろう。ちょっと黙っていられないのかねぇ」
「うるせぇな、其れを言うとお前もだろ餓鬼 」
「はぁ?」
2人が何だか喧嘩をしている間、敦は困惑していた。
ポートマフィアにまた入ることになるなんて…
多分、あの後僕が完全に虎化したことにより、中也さんと戦闘になって、太宰さんに止められたとかそんな所だろうが、問題はそこじゃない。
「私は君の上司になる、太宰治だ。」
「よろしくね。中島敦くん」
名前までバレている、つまり僕が寝ている間に僕のことを調べたのだろう
「俺は中原中也。よろしくな、丁稚」
「……よろしくお願いします…」
気まずいことこの上無い
前の世界の記憶でも上司だったこの2人が、また上司になってしまうとは、なんという運命なんだ…
まず、太宰さんと異能力の制御の特訓をした。其れは余りにも厳しいもので、普通の人なら耐えられないものだろうが、今まで院長先生からの暴力や暴言、ポートマフィアでのことを考えると屁でもないぐらいだ
「このくらいでへばっていたら、敵に殺されて終わるだけだよ。」
「ッ…はいっ! 」
太宰さんの体術は、中也さんには劣るとはいえそれなりには出来ているので、当たると普通に痛い。僕の異能力は再生するだけだから、痛みが緩和される訳では無いので、凄く痛いが、この程度の痛みに耐えられなければ今後は使えないと判断されて捨てられるだけだ。
ポートマフィアを抜けるということは即ち死を意味する。
何故なら、ポートマフィアの情報を外部に知らせない為だ
もし抜けるなんてことがあったら、解放という名の死が待ち受けている。
そんなのは御免だ
「やっと異能力を制御出来るようになってきたね。やるじゃないか、敦くん」
「…ありがとうございます」
そう言って太宰さんは、僕のことを撫でた。
僕は余り撫でられるのは慣れていないから、少し吃驚してしまう
でも、何だか心地良いのは、何故なのだろうか
「敦くんは可愛いねぇ、」
少し頬を染めながら太宰は言った
「…っえ、?」
徐々に顔が赤くなってしまう
こんな感情を、貴方に持ってはいけないのに。
この世界では、芥川もポートマフィアに入るらしい。
太宰さんの部下だそうだ
芥川は、いつも僕のことを睨み付けてくる。何で睨み付けているのかよく分からない
喋ったことなど一度も無いのに、何故そのように睨まれなきゃいけないのだ
まぁ、大体は予想出来るが、太宰さんと僕がよく話すから其れにイラついているのだろう
何という風評被害。
太宰さんとは上司と部下という関係だし、特にやましい事もない
ただ喋ることがあったから喋っていただけなのに、なんて酷いんだ
「…おい。貴様」
「、えっと、なんでしょうか…?」
「貴様に太宰さんの様な御方は勿体ない。今すぐ死ね!」
急に殺気を立たせる芥川は、敦へと羅生門を使う。
だが、其れはすぐに止められることとなった
「芥川くん。君、何してるの?」
芥川の羅生門を握り、異能力を消滅させる太宰。相当怒っているようだ
「ッ、太宰さん、僕はッ」
「もういい、下がって」
「申し訳御座いません、」
名残惜しそうに芥川は去っていった。どうせまた来るだろうが
「敦くん、大丈夫だった?」
「あ、はい。大丈夫です!ありがとうございます、」
「芥川くんは教育し直しとくから安心してね?他になにかされてないかい?」
「特には…無いです」
此処で睨まれていたことは言わない方がいいだろう。後で芥川がどんな目に合うか、想像もしたくないぐらいだ。
其れに、最近は太宰さんが過保護な気がする
前の世界よりかは、明るい雰囲気な気もするけれど、本質は変わっていない。
目の奥が笑っていないのだ。いつか、殺されてしまうのではと思う程に
「おい、太宰。なぁに仕事放っておいて敦と喋ってんだよッ!はっ倒すぞ!」
「やれるものならやってみたまえよ、脳筋くん」
「はぁ?俺は脳筋じゃねぇ!!」
こんなことを2人が喋っている間に、首領から連絡が入った。
「あの、太宰さん中也さん、首領が呼んでいるみたいです。」
「あぁ、御免ね敦くん、こんな馬鹿のせいで時間が少なくなってしまう所だったよ、」
「うっせ、早く行くぞ」
「依頼ですかねぇ、なんの依頼でしょうか」
「さぁな」
「中也の家を破壊するとかの任務が良いなぁ」
「そんな任務あって溜まるかッ!」
いつも通り、喧嘩をしながら首領の部屋へと向かった。
今回はここで終わりです!
如何でしたか?
次回は任務編です!お楽しみに
それでは
おつあい!
コメント
2件
芥川その後何があったんだろ、とゆうかめちゃくちゃ面白いです!投稿頑張って下さい!