主「帰るって何処に?」
私「天界へ戻るに決まっているでは ありませんか。」
ナ「天界?!」
私「早く帰りたいです。」
[ダッダッダッ]
べ「主様、ご無事ですか?!」
主「私は大丈夫だよ。この天使さんは攻撃してこないって言ってるよ。」
べ「?!天使は攻撃するはずでは?」
主「しないって言ってたよ。」
私「…はぁ」
べ「そんな事信じられません!」
私「私は普段は戦う等致しません。 ですが、貴方が私と戦うならば此方も全力で御相手させて頂きます。」
べ「…?!ラ、ラト君とナック君が 倒れているのも貴方がやったのですよね?」
私「私はただ攻撃を防いだだけですよ。 果たして全力できていたのかは 分かりませんが。」
べ「…」
私「私はあんな戦闘狂共(天使の事)とは 違います。」
ナ「はぁ…はぁ…ベリアンさん、どうやらこの天使は共食いもしているらしいのです。」
べ「と…共食い?!」
私「あぁこの羽根の事ですか。戦闘狂共の羽は凄く美味しいです♪」
べ「天使の羽根…」
主「て事は羽根が食べ物みたいな?」
私「ご察しが宜しいようで。羽根は縛って動けなくなった戦闘狂共の身体から直接 引き抜いて食べていますよ。」
主「此処のご飯も凄く美味しいよ!」
私「そうなのですか?私も少々地上の 食べ物を食べてみたいです。」
主「それなら待ってて!持って来るね!」
私「承知致しました。」
べ「貴方は此処から動いたりし無いで ください。」
私「先程も言いましたが私は攻撃される までは私も何もしません。いうならば 地上に興味があって降りて来ているだけです。私だって戦闘狂ではありませんから。一様悪魔執事には気をつけろとは 言われましたが…」
べ「…」(普段の天使より何かを感じます…)
主「持って来たよ!はい。」
主様から小さい袋に入った物を渡され、 中身をだす。
私「これは?」
主「チョコっていう甘いお菓子だよ。」
私「( ‘༥’ )ŧ‹”ŧ‹”」
主「どう?」
私「美味しいです。私チョコ凄く好きに なりました。」
主「良かったね!」
私「ありがとうございます。」
[ウーッウーッウーッ]
べ「今大変な状況で天使が現れましたか…」
主「私も行って来る!」
私「ならば私も行きます。」
べ「ですが主様!」
主「いいよ、んじゃ行こう!」
私「はい。」
[ダッダッダッ]
べ「言葉が通じるならば何か聞き出せ無いでしょうか…話してみるだけ 話してみましょうか」
~街中~
知天「死になさい…命の為に…」
主「いた!」
私「私が始末してきますので、 お下がりください。」
主「う…うん!」
私「…」
[ダンッ]
主「高い!」
[バシッ]
主「今何かが縄になった?!」
[ドサッ]
知天「死に…な…い…命…に…」
私「では貴方の羽根頂きますね。主様此処からは音にご注意ください。」
主「うん。」
[メキメキ…] [バキッ]
私「色が凄く綺麗ですね。新しくできた 天使でしょうか。( ‘༥’ )ŧ‹”ŧ‹”」
主「え…」
私「やはり新しい天使の羽根は凄く 柔らかく美味しいですね♪ こうして縛らないと羽根を引き抜いて 食べられないですから少々面倒ですね。」
[バタッ]
私「気絶してしまうのも無理はありませね。私が運んで行きましょうか。」
私は倒れた主を抱き抱える。
私「軽いですね…」
[パラパラ…]
私「始末も完了しましたし動きたいですが…私達だけでは危険ですね…やはり誰かが来るまで座って寝かせておきましょうか。」
私は主を抱き抱えたまま座る。
~数分後~
主「ん…うぅ…あれ?」
私「目覚められて良かったです。 体調は問題有りませんか?」
主「ありがとう天使さん。」
私「…天使と呼ばれるのは余り好きでは 無いですね…名前で呼んで頂けませんか?」
主「名前あるの?」
綾「はい。私は綾乃と申します。」
主「じゃあ、綾ちゃんって呼ぶね。」
綾「はい。」
主「あ、ねぇ綾ちゃん。」
綾「どう致しましたか?」
主「綾ちゃんさっきから表情変わらないけど、なんでなの?」
綾「…それに関しては言えないです。 そういえば先程から貴方は主様と呼ばれているのですね。」
主「うん。なんなら綾ちゃんも 呼んで呼んで!」
綾「ありがとうございます、主様。」
主「あ、ねぇねぇ。何か他の見せてよ!」
綾「ならば魔法みたいな物とか 如何でしょうか。」
主「魔法?!見たい見たい!」
綾「承知致しました。」
[ポワッ]
主「指先炎みたいな小さい球が光って綺麗だね!貴方の手触りたいんだけど、 触っても大丈夫?」
綾「私の手は触っても問題有りませんよ。」
主「本当?!じゃあ触る!」
[ギュッ]
綾「如何ですか?」
主「温かいね!」
綾「…」
主「綾ちゃん?…!」
綾「フフッ♪」
主「…」(可愛い…)
綾(私の顔を見てますね…何か顔に付いて いたのしょうか?)
主「?!」(ドキッ?!あれ今私…)
綾「主様、如何なされましたか?」
主「あ…ううん、何でも無いよ!」
綾「承知致しました。ですが無理は されないようお気を付けくださいね。 それと主様、少々宜しいですか? 」
主「何?」
[ポスッ]
主「これ…」
綾「花冠です。」
主「綺麗!そういえば綾ちゃん、綾ちゃんって羽根を無くす事できるの?」
綾「無くすとは?」
主「大きいから邪魔なんじゃないかなって思ったから。」
綾「成程、勿論できますよ。」
[サッ…]
主「消えちゃった…」
[ダッダッダッ]
綾「誰か来ましたよ。」
ラム「主様、探しましたよ!」
主「ラムリ、ごめんね。」
ラム「あの…主様…」
主「ん?」
ラム「その人は?白い服を着てますが…」
主「綾ちゃんだよ!」
ラム「綾ちゃんですか?」
綾「…」
主「仲良しなんだ♪」 (真顔に戻っちゃってる…)
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