低クオ
闇社会的な感じです
smさんキャラ崩壊なのかもしれない
御本人様に関係ない
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈sm視点
バンッ
今日も今日とで真夜中に銃声が響く。この街ではそれが日常だ。
皆が次は自分かもしれない。そう怯える日々を過ごす中、俺は殺す側になった。
毎日上の者にターゲットを教えられ、理由も聞くことなく何も考えずに撃つ。それが日常になっていた。殺さなかったら自分が殺される。そんな思いで皆従っているのだ。
…そんな中、最近レジスタンスができたらしい。まだ広まってはいないが、試しに雑魚をそちらへ送ったら帰ってくることはなかった…それで優秀な俺が引き受けることになったのだ。
“お前なら一瞬で終わらせてくれるだろう?”
ってさ。笑えるよな。あんな雑魚の言いなりになるだなんて。だがあいつが居ないとこの街はやっていけない。だからみんな従っている。殺しに関しては優秀かもだが、意思についてはこれっぽっちもない。
だからこんなところにいんだ。
「…思い出したくねぇもん思い出しちまった。」
タバコを吸って、1度弾の補充をする。
あ゛ー、6、5人だったっけな。や、ボスを倒しちゃあいいか。
「…アイツらも馬鹿だなぁ、たった数人に負けちまうだなんて。」
…アイツら、雑魚だからずっと世話見てやってたのになぁ〜、
ま、俺は仕事を全うするだけだ。咥えてたタバコを死体の方に投げ捨てて次の現場に行く。
…これが終わったらいつもの小汚ねぇ廃墟で寝れるよ。とっとと済ませよう。
例のビルに着き、入口付近で様子見をする。
上の奴らは雑魚共を何人もやられちまったから注意するように。と。めんどくせぇ。作戦も考えてすぐに終わらせるように。そう言ってたが俺はなんでもかんでも大雑把にやるもんでよく怒られていた。
んな奴が作戦なんか考えるわけねぇだろうが。
「…っぱ正面からやってやるよ!」
銃で無理やりドアを開け、中にはいる。
多くの人が居てそれを俺は迷うことなく全員倒していく……予定だったが、そこには俺が面倒を見ていた雑魚共が。
「…は?」
そいつらは全員うつ伏せで倒れていて、首を後ろから刺されている。周りを見れば下に続く階段が。
雑魚共の死体を端の方に1度まとめて、持って帰れるようにすれば階段の方に向かう。
だがなんでだろうな。ここに誰も居ないのに。
ガンッ
「…っぱりなッ!」
?「…」
背後からナイフで刺されそうになり、それを拳で防ぐ。小柄で、こりゃ暗殺に向いている。雑魚共を殺ったのはこいつか。
そう思うと力が入り、ソイツの頭をぶん殴り気絶させる。
?「ぅ゛ッ、」
バタッ
「…ちっせぇ〜、」
観察をすればすぐにガキだということがわかる。15いってるだろうか?俺がアイツらの犬になった頃ぐらいだ。ヒョロガリで全然食べていないこともわかる。そりゃこんなレジスタンスなんてやってんだ。メシなんて食えるわけねぇ。
…ま、こいつは使えるかもだから雑魚共と一緒に持って帰るか。
ソイツを放置して俺は階段を降りて行く。
カツン…カツン…
「…立派な扉。」
階段を降りればでっけぇ扉があり、鍵もかかっていない。中からは数人の声が聞こえてくる。
……さて、すぐに仕事を終わらせよう。
バンッ
?「…っ、だれ?!」
?「…なっ、なんでっ、」
扉を開ければすぐに2人が気づく。それにつられてもう2人もこちらを見る。全員驚いた様子でこちらを見てくる。
…全員ガキかよ。
「…どーも。殺しに来ました〜」
?「…し、シャーくんはッ?!」
?「…!シャーくんッ!」
「…おーおー、動くなよ。仲間想いな様子で。」
ふむ。さっき気絶させた奴はシャーくんと言うのか。
?「…俺はNakamu。ここのボスだ。」
「…おー、Nakamuさんね。ご丁寧にどーも。」
nk「うん。あなたは?」
「…死ぬ奴に教える意味は?」
nk「…自分を殺すやつの名前は知っときたいでしょ?」
「…確かにな。スマイル。変わった名前だけど笑うなよ?」
nk「大丈夫。笑わない。で?殺すの?」
?「Nakamuっ、」
nk「きんとき、大丈夫。」
kn「大丈夫じゃないだろっ、殺されんだよ?!」
nk「…いーよ。皆と死ねんだし。」
「…仲がいいんだなぁ、…おっと。」
?「…ッ、ぐぇッ、」
「…殺しをやってる奴にそれは効かないぞ?」
?「Broooockっ、」
br「大丈夫…ありがと、きりやん、」
kr「怪我は、?」
br「とりあえずないっ!」
「……」
死を覚悟したボス。そして死を拒む周りの奴ら。こいつらは死体を見たことがあるのだろうか。いや、あるにはあるだろう。きっと、見慣れていない。
嫌なのだろう。怯えた目でこちらを見て、皆手が震えて。
ボスは凄いなぁ。強がって。あの頃の俺とそっくりだ。強がったせいで今はこうなって。きっと彼もこのまま強がり続けるだろうか。
「…さて、もうさよーなら。」
…昔の自分が、フラッシュバックする。
銃を持って、必死に耐える自分の姿が。
「……と思ったけど辞めだ。やめ。」
nk「…え?」
「俺ガキ殺す趣味ねぇから。これからはもうなんもやんなよ〜」
そう言って扉の外に出る。そしたら後ろから猛スピードで全員が走り去って行く。
「……仲間想いなヤツら。」
俺には絶対できないこと。
nk「シャケッ」
kr「起きろよばかぁッ!」
kn「シャーくんッ…」
br「…ッ、」
階段を登れば泣きながらソイツの名前を呼ぶガキ達。、しゃーねぇな、
「ソイツは殺してねーよ。ちょっと退いてろ。」
nk「…ッ、スマイル、」
「呼び捨てすんな。あーあ、こいつは持って帰ろうと思ったのに。ヒョロガリは意味ねぇし。」
そんな事をグチグチ言いながらソイツの腕の皮を抓る。知ってるか?これ、やばいぐらい痛いんだぜ?
shk「い゛ッでぇ〜?!」
でっけぇ声と共に起き上がるとソイツを思い切りハグするボス。
nk「…ッ、良かった……」
shk「…え?なに?え?」
「……じゃ、俺は行くから。こいつら貰うな〜」
nk「えっあ、」
kr「…あっ、ありがとう!」
「…感謝されることしてねーよ。」
俺は雑魚共を運んで帰る。冷たい夜を人と一緒に過ごすのはいつぶりだろうな。
次の日
「…くっそ、」
今日は返り血がガッツリついてしまってイライラする。そんな思いで昨日の家に行く。
「…おー、もう迎えいらねぇぞ?」
shk「…はっ?!」
驚く緑のやつ。…あー、シャーくんだっけな。
「…行くぞ。」
shk「ちょっ、俺は猫じゃねぇよ!!」
…これ、猫の掴み方か?
ガチャ
br「…あっ、シャーくん!…え?」
kn「…ブッww」
kr「えぇ、?w」
nk「…ス、スマイル、?!と、なんで猫掴みされてんのシャケ…」
shk「俺が聞きたい」
「…ほら、これ」
ぽいっ、と目当てのものを投げれば全員がそれに群がる。
nk「…これってっ、!ご飯…!」
「お前らヒョロすぎなんだよ。いつもなに食ってんだ?」
kn「…残飯見つけて…それ分けてる、」
「…そりゃこうなるわ。 」
br「…た、食べていいの、?」
「全員分はねぇけどな。」
kr「…お前のは、?」
「もう食ったよ。」
shk「…何が狙い?」
「別に?見逃してやったのに勝手に死んじまうのは嫌だろ」
nk「…優しいね。スマイル」
「呼び捨てやめろ」
nk「…こっち側来ればいーのに」
「行かねぇよ。飯食えなくなるし。」
nk「そっちのボス倒して金貰えばいーのに」
「…お前…レジスタンス側なのに物騒なこと言うんだな、」
nk「…信念のためだからね。」
「…あ、そこの…シャーくん?はちょっと多めに食っとけ。」
shk「え、なんで」
「ずっとあそこで見張ってんだろ?見ればわかる。」
kr「はい、シャーくん」
shk「ありがと、」
「…仲良いんだな」
br「小さい頃からずっと一緒だったからね!」
「…そうか、」
…俺はあの雑魚共しか居なかったな。ずっと一緒の奴。
nk「…スマイルもそーゆー人いるでしょ?」
「…まぁ、、シャーくん?に全員殺されたけどな。」
shk「……ごめん」
「や、アイツらが雑魚だっただけだよ。」
少しというかだいぶ気まずくなったところなのでそろそろ帰ろう。
「…じゃ、俺はそろそろ、」
nk「…!待って!」
「…んだよ?」
nk「スマイル、どこに住んでるの?」
「…別に、廃墟だけど?」
kr「…え゛っ」
nk「…ここに住まない?」
kn「Nakamu?!」
nk「…ほら!ここちゃんとした家じゃん?俺が唯一ゲット出来たさ!スマイルはここに住めればちゃんと寝れる、俺らはスマイルがここにいるから死ぬ心配がない。WinWinでしょ?!」
shk「…確かに」
「…んじゃーお言葉に甘えて。」
…あそこは死体置き場みたいになっちまったし、骨になるまではここに居るか。
kr「…え、スマイルはいいの?」
「…別に、」
br「やったぁー!!!安全確保ー!!!!」
「…うるせぇなぁ、w、」
nk「…スマイルが笑った!!!」
kn「ほんとだ!」
「…めんどくせぇなお前ら」
…そこからはうるさい毎日だった。
血まみれだったら怒られる。最初は気にしてなかったのにな。まぁ俺がこいつらを殺したことにしてたから上の奴らに疑われることはなかった。そう。なかったんだ。
急に、上の奴に呼ばれた。“レジスタンスの生き残りがまだ居るはずだ。”とね。
何故?頭の中はその言葉で埋まっていた。確かにあの日誰にも見られなかった。アイツらもなんもやってなかった。なのにバレた。
何故そう思ったかを聞けば1人が外に出るのを見た奴が居た。と。シャーくんが見回りをした時か。
これはどうすればいいのだろうか。
そんな事をぐるぐる考えながらまた家に帰る。
nk「あ!スマイルおかえりー!」
「…おう、」
kn「…元気ない?」
shk「そう?スマイルはいつもこうだろ」
「元気だよ」
kr「元気だよォ…」 ネトォ
br「あ゛ッはぁw」
「……お前らが生きていることがバレた。」
nk「…え」
周りの空気が重くなる。冷たくて、凍えそうだ。
kn「なん、で、」
「誰かがここで誰かを見たと密告しやがった。」
shk「…それ、俺じゃんっ、」
br「…僕ら、どうなっちゃうの、?」
kr「…死ぬの、?」
「…や、偽装をする。他のやつを殺してっ、」
nk「…スマイル、俺を撃って。」
「…はっ、?」
nk「…俺を撃って、というかその1部を持ってけば…そしたら二度と疑われることない。いーでしょ?」
kn「なに言ってんの、Nakamu、」
nk「方法はこれしかない。赤の他人を巻き込みたくないよ。俺は」
shk「…なら俺がっ、」
nk「…ボスは俺だよ。口答えしないで。」
br「…Nakamu、」
kr「…っ、」
パァンッ
nk「い゛ッ、」
kr「なに言ってんだよ馬鹿ッ!」
nk「じゃあ他に何があんだよっ!」
kr「…っ、」
小さな頭で考える彼ら。俺だって同じだ。分からない。Nakamuは考えた。考えた結果これしかなかったんだ。信念を貫く為に。
…俺は、俺は殺す覚悟がある。
「…ほんとに、いいんだな?」
nk「うん。腕を頼むよ。」
「…わかった。」
kn「ちょっと、待ってよっ、」
nk「黙ってッ!」
kn「…っ、」
…銃を構える。だが、手が震える。両手で掴んでやっとだ。
……俺は、震える手で彼の左腕を撃った。
パァンッ
nk「…〜ッ?!ぁーッ、」
その場に倒れ込み、みんながそれに群がる。
俺は腕を急いで切断し、止血をする。
「…きんとき、きりやん。この後の止血は頼んだ。 」
kn「わかったっ、」
kr「スマイルはっ?!」
「俺はちゃんとした包帯を持ってくる。シャーくん、Broooockを落ち着かせて。」
shk「…っ、Broooock、」
br「Nakamuっ、」
…彼らは治療が特化していた。そのためNakamuは無事。俺は彼の腕を持って上の奴らの方に向かう。
「…ほら、やってきたよ。満足か?」
腕を投げ、それを見せる。
『…宜しい。さて、次の仕事だが…』
「…仕事しねぇよ?」
『…は?』
「…俺さ、初めて人といる楽しさ知っちまったんだよ。彼奴らを殺したくない。でもお前らへの殺気はびっくりするぐらいあるんだよ…」
片手にタバコを持ち、銃を構える。
今度は震えることない。
「だから、こっち側じゃなくてレジスタンス側行くわ。」
『待てッ、殺したのだろう?!』
「心強いボスが腕をくれただけだよ。」
バンッ
ソイツはすぐに倒れ、血の海ができていく。
さて、彼らの所に戻ろう。
「…ただいま。 」
あれから数日が経ち、アイツが居なくなったことによってこの街は少しずつ平和になって行く。
nk「…おかえり。」
kn「Nakamu、顔の向き変えないで?」
nk「ごめんごめん、w」
Nakamuは左腕を失った。けど辛そうではない。Broooockやきりやんは他の街の人といる。シャーくんは見回りを。
きんときはNakamu、ボスの左腕の代わりとして、今も髪の毛を結んでやっている。
こいつらは俺の力無しでご飯を食えるようになった。
…カチッ
「…ふー、」
最後のタバコを吸い、この殺しに終止符を打つ。
nk「…タバコ?」
「…そ」
nk「タバコって美味しいの?」
「不味い。ただ1人が嫌で縋っていただけ。」
nk「…じゃあもう必要ないね。」
「…そうだな。……傷、大丈夫か?」
nk「もう大丈夫。ありがとう」
「…どーいたしまして。」
nk「…ありがとう」
「なにが?」
nk「こっちに来てくれて。」
「…別に、好きでいるだけさ。」
最後のタバコを終え、皆の居るところに戻る。
…雑魚共にも、挨拶をしよう。
俺らの生活は、あんなのが居なくなったら幸せになれた。
やっと、本物を見つけたのだ。
銃を捨て、殺しの道を断つ。
あぁ、なんて幸せなのだろう。
俺はずっとこんな生活がしたかったんだ_
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
よく分かんなくてすみません。
褒めて下さい。一応頑張ってるんで。
リクエスト募集です
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