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俺は死んだ。いや死んだはずだった
「なによ!!その目は!生意気な目をしやがって!!!」
バシッ
目の前には濃いメイクをした女が俺を殴って喚いている
俺は死んだはずなのに気がついたらこの糞女の息子に生まれ変わっていた。見た目は前世と同じだ。
どうやら俺はキャバクラ嬢であった糞女と一度体を重ねた客の男との間に生まれ、虐待されているらしい
生まれ変わっても俺の人生には平和の二文字はないのだろうか…
「キャアァアッ」
何やら騒がしい声が聞こえる
またあの女が癇癪を起こして騒いでいるのか?
「…よ!……ない!」
「……だ。………ろ」
糞女と男の声がする。リビングのドアの隙間から見ると俺と同じ銀髪長髪の男が糞女に銃を向けていた
「借金が返せねぇなら死ぬしかねぇな」
「ま、待ってよ!!ア、アタシにはアンタとの子供がいるわ!その子を借金の肩にさせてよ!」
こいつはマジで糞だ。俺を借金の肩にさせようとしやがる
「…死ね」
「まっ!!」
バン
糞女の頭から血が流れている
糞女を殺した男は俺の方へと向いた
「お前がこの女の言うガキか?」
「そうだったならどうすんだ?俺を殺すか?」
二度も死ぬのはごめんだ。それに今回はまだ5年しか生きていないのだ
「ハッおもしれぇ。俺はお前の父親だ」
「…は?」
情報が頭に入らない。この男が俺の父親…?たしかにこいつも俺も銀髪をしている
それに今生き残る方法は…
「俺を連れてけ。殺しでもなんでもやってやる」
「それがお前の覚悟か?」
「あぁ」
「行くぞ。だが俺が無能と判断したらこの世からおさらばだ。」
こうして、俺は国際犯罪組織の幹部である父親についていき組織に入った
〜数年後〜
「おいギブソン」
「なんだ親父。任務か？」
「あぁ。前の任務の資料頼んだぞ」
「おう。で、どこの任務だ?」
「トロピカルランドに行ってくる」
【ギブソン】意味：決心、覚悟を決める
ベース：ジン
【公安の甥っ子ではなく犯罪組織の幹部の息子になったイザナ】
あの後迎えにきたウォッカに三度見された。原作開始時では18歳でコードネームをもらっている。
ちなみにちゃんと花札のピアスをしていて、前世との違いは肌が褐色色じゃなく、普通の白い肌になっている。
得意なものは近距離戦と人心掌握術。
【父親になったジン】
借金した女にあったら実は自分の息子がいて一瞬混乱した。
実はこの人がイザナを拾わなかったり女のところに行かなかったらイザナは長くても6,7歳ぐらいしか生きれなかったため今回のMVP。
ウォッカに三度見された。実はイザナの訓練に付き合ったり任務に裏からサポートしている良い父親
【組織の皆さん】
ジンに息子?!しかも拾ってきた?!
ベルモットやキャンティなどは爆笑。ウォッカはスペースキャットになり、それを見たキャンティはさらに爆笑
ウォッカは「兄貴の息子?!大事にしやす!!!」となり、イザナにはよく家にやってくるお兄さんのような存在になる
このシリーズは【公安な叔父と転生者なオレ】のifストーリーです。
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