※1話を見てない方は「バイクと香水」1話を
ご覧ください。
私はまだ高校2年生。
君とか言ってるけど貴方は高校3年生。
学校では大人しいクールな先輩だけど
夜はバイク乗って、たばこ吸ってる
不良少年。
学年もクラスも部活も委員会も同じではない。
私と先輩はすれ違いから始まった。
下駄箱の前の廊下で
すれ違った時にぶつかり、私は手にかかえていた
筆箱を落としたのに気づかず、
先輩はその筆箱を持って私のクラスまで届けに来てくれた。
大人しそうな顔立ちに、優しい声、高身長
「あのぉ、これ、落として…たよ?」
と、だけ告げて
スタスタと戻ってしまった。
私は一目惚れしてしまった
一瞬スローモーションになったくらいw
その時、先輩の横にいた友達が
「ヤノ!いくぞ?」
と言っていたのを私は聞き逃さなかった
インスタ
ヤノ🔍
こんな事を調べてたって出てくるわけないのに、
一人でスマホばかり見てたら
休み時間は終わってしまった。
また来てくれないかなぁ?
と思いながら漢文の恋愛物語の授業は始まった
「昔は通い婚が一般的で、
女の人は家で男性を待っていたんですねぇ」
と先生が私の心に塩を降りかけるかのように
授業はどんどん進んでしまった。
先輩はどんな人が好きなんだろう…?
矢野先輩…♡
いや、自分でも恋してる自分のことは
考えたくないときがある。
私は先輩の眼中に入るのでしょうか?
でも、あんなにすらっとしてて、塩顔で
しかも私の友達からの情報によると
サッカー部らしい。
うちのサッカー部は部員がやけに多い。
数だけすごい。
いや、今はそんなことどーでもよくて、
先生「おい、藍田!丸読み」
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