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第2話「世界一と世界一」
乱歩目線
「ねぇ太宰」
「なんですか?」
「僕たちはだいたい目星は着いているけ
ど、こっち(武装探偵社)には道徳心が大事だ。裁くべきか、裁かないべきか。」
「そうですね…それは警察の方々に任せれば良いのでは?」
「…そうだね」
竜崎、彼奴はどう思っているのやら。
L目線
まさか、世界一の名探偵に会う日が来るなんて思っていませんでした。これでキラを捕まえることができますね。にしても、平井…江戸川乱歩さん、それと太宰さん、頭がキレる人ですね。横浜で有名な人…私は東大に潜入して行きます。それで平井さんと津島さんも誘いますか。
翌日
乱歩目線
「ん〜眠い。」
「乱歩さん、起きてくださーい」
「え〜あと1時間〜」
「乱歩さん、竜崎からお誘いが来てますよ?」
「え?何の誘い?」
「潜入捜査です。」
「潜入捜査!?」
うーん、まあキラに逢えるのだし行くか。
「分かった。行くよ」
「私も行きますので、竜崎には返事をしておきますね」
「とりあいず、竜崎の所に行こう」
乱歩目線
「たのもー!」
「失礼します」
「どうぞ」
Lだ。とりあいず。
「潜入捜査っていってもさ、どこに潜入するのさ」
「それはですね、東大です。」
「東大?」
「受験をしなければ行けませんよね?」
「ええ、そうですね。」
「もしかして、僕たち、受験からな の?」
「ご理解早くて助かります。」
「あんな簡単な問題、すぐ終わらせれる」
「お〜さすが乱…太郎さん」
「ふふ、まーね〜!」
大学か〜面倒くさいけど、これも社長からの命令だ。逆らえない。
「それでは明日試験ですので、よろしくお願いします」
「え?明日ですか?」
「ええ、明日です」
「まあできるだろ。」
「けど乱歩さん」
「修治、僕がお前を連れてきたのは、その頭脳があるからという理由もあるんだ。其れをやってくれ。」
「あ、はいわかりました。」
さあ、L、世界一と世界一の対決だ。
試験当日
さてと、ちゃちゃっと終わらせよう。そろそろ彼も見えてくる頃だしね。あ、いた。夜神月。
月目線
今日は試験当日だ。頑張るか。
「なあ月」
リュークが話しかけてきた。
「リューク、外では話しかけるなと言っているだろ?」
そう云ったが、リュークがこう言う。
「あそこにいる奴いるだろ?」
リュークが指を指した方向には黒い髪に糸目の男がいた。
「なんだリューク。あの男がどうかしたのか?」
「いや、彼奴、俺達のこと気づいているっぽいぞ」
「は?」
いや気づかれるようなことはしてないはず、何故?
「ねえそこの少年」
リュークが指さしていた男が来た。
「な、なんだ?」
「今から君の情報を言おう。」
?どういうことだ?初対面の相手の情報を言う?そしてその男は言い始めた
「夜神月、男、家族と4人暮らし、父、母、妹の4人家族。君のお父さんは警察かな?あとはテニスの大会で優勝している。結構モテる。あとは」
男はずいっと、顔を近づけてきて耳元でこう言った。
「君はキラだ。死神かなにかがいるのではないか?」
!何故だ?落ち着け、冷静に、
「なぜそう思うのかな?」
「うーん、言わなきゃダメ?」
「嗚呼、言ってくれないか?」
「えーとね、まず君、その手に持っている紙切れ、それは何かのノートの端の部分だ。君は成績優秀だから、カンニングなんかしないはず。だとしたら紙を持つ意味が無い。だけど、ペンも持っている。つまり何かを書く。誰かの名前を書くつもりだったのではないか?いざとなってやばくなった時、名前を聞き何時でも殺せるように 」
なんだ此奴は、全てを見破っている。
「あ!太郎さーん!」
「お、修治」
仲間か?
「太郎さん、ダメですよ勝手に先に行ったら、竜崎に怒られますよ」
「社長の方が怖い!」
社長?なんだ?
「そ、それじゃあ僕はこれで、受かったら大学でまた会おう。」
よし、これで完璧なはずだ。
「なあ月。」
「なんだ?しつこいぞ」
「あの二人。気づいている。最悪の場合、月、お前が死ぬぞ」
「!」
僕が死ぬだと?そんなわけが無い。先に、殺す。