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…!!!らだトラッ!♡ うん最高ですはい優勝 (何言ってんだ) らっだぁさんはもう最初からすでにヤる気満々な気がするw まぁそういうところもいいんですけどね!!(うるさくすいません)
「トラゾー」
「やです」
「トラ」
「嫌です」
「トーラ」
「絶ッ対嫌です」
赤い箱を開けてチョコを手に持つらっだぁさん。
それを睨みつける俺。
「食べなきゃ出れねーよ?」
あっけらかんと言う目の前の青い人に内心イラッとする。
「っっ!!らっだぁさんが先に普通のチョコ食べちゃうからでしょ⁈話し合って決めようって言ったのに!」
「それじゃあ埒があかなかったじゃんかぁ」
そう。
この部屋に閉じ込められてメモを見て、話し合いで決めようと結論を出した。
ただ、お互いやっぱり食べたくないものは食べたくない。
堂々巡りの話を繰り返し一旦、話を中断していた。
そんな矢先、隙を見て青い箱からチョコを出したらっだぁさんがそれを食べてしまったのだ。
そうなったら俺は媚薬入りを食べなければならない。
「それに何ですか!この格好!」
「え?俺がトラゾーを拘束して押し倒してる」
「必要ねぇでしょ!」
俺が身動き取れない理由は両手をらっだぁさんのマフラーで縛られベッドに括り付けられてるから。
ぎちぎちに縛られて動かそうとしても全く解ける気配がない。
何で食べたんですかと反論する間も、抵抗する間も与えないほどの速さだった。
「だってトラゾー暴れるじゃん」
「いや当たり前でしょ!」
「ほら、あーんして」
「あんた人の話聞けよ!」
食べなければいけないのは重々承知してる。
だからと言ってこんな格好させられて素直に食べます、と言って食うのも癪だ。
「トラゾー」
「やだ!」
顔を背けると上から大きく溜息をつかれた。
溜息つきたいのは俺の方なのに、と睨みつけた途端顎を掴まれた。
「い゛⁈」
「優しくしてやろーと思ったのに、トラゾーは強引な方が好きなんだな」
強い力で顎を押さえられ、口を開けてしまった。
その瞬間、チョコを押し込まれ口を手で押さえられ塞がれた。
「んぐっ⁈ぅゔ!!」
「ほら、飲み込めよ。じゃなきゃ話進まねぇぞ」
息苦しくなってきて、流れ込もうとする溶けていくチョコを反射で飲み込んでしまった。
ごくりと大きく喉が鳴る。
「ん、いい子」
優しく笑うらっだぁさんを下から睨んだ。
「変態…ッ」
肩が上下し、息を整える。
「………へぇ?」
らっだぁさんは真顔になって半纏みたいな上着と帽子を脱いだ。
普段の穏やかで優しい顔が嘘のように悪人ヅラをしている。
「トラゾーってば、やっぱ強引にされる方が好きなんだな。…じゃあ、希望通りにしてやんないと」
服をたくし上げられ、下も全部脱がされた。
「おぉ、鍛えてるだけあんねぇ。綺麗な筋肉のつき方してる」
腹筋を撫でられて、体がびくつく。
「んん?トラって感じやすい?」
「違い、ます…!」
急に触られれば誰しも体が反射的に反応する。
「ふーん。……そうだ、これなーんだ」
「?……ぇ、あ…は?」
らっだぁさんの手には赤い箱。
中にはまだチョコが2粒残ってる。
「メモには全部食べろとは書いてない。……でも、全部食べなくていいとも書いてない」
にっこり笑うらっだぁさんはその箱から1粒チョコを取り出す。
「まさ、か…?…っ!ぃやです!や、いゃだ!!」
後ろへとゆっくり伸びる手に焦ってシーツを蹴る。
「経口摂取より、直接ナカにした方がよく効く気がすんだよなぁ」
食べたチョコのせいでじわじわと体が熱くなり汗ばんできてる。
「き、きいてます!もう、十分だから!いらなぃ!いりません…っ!」
「でも期待してるじゃん?」
後ろにチョコが充てがわれる。
「ひっ!」
既に溶け始めたそれがナカヘらっだぁさんの指と共に入ってくる。
「ゃら、ぃやぁ゛…!」
「媚薬のおかげかなー?めっちゃ柔らかくなってる」
指で掻き回され、耳を塞ぎたくなるような音がする。
「ごめんひゃい!、変態って言ったッ、こと、ぁ、謝りますからぁあ…っ!」
罵るようなことを言ってしまったことに対して謝る。
「え?俺怒ってないよ?寧ろトラゾーに言われて興奮しちゃった♡」
ちらりと見ると、反応を示すらっだぁさんのソレ。
「なん゛⁈っ、ひゃぁあ゛⁈」
ぐいっとナカを押されて呆気なくイッてしまった。
「うっわぁ、エロ」
ぐったりと力が抜ける。
びくびくと陸に打ち上げられた魚のように小さく体が跳ねる。
「じゃ、あと一個はコッチねー」
「⁈、らめっ!ゃめてくらさい…!やぁ゛ぁあ゛!!」
俺のソレに溶けたチョコを塗り込むようにして触るらっだぁさんはとてつもなく楽しそうに笑っている。
マフラーの繊維で絞められる手首が擦れて痛い。
体を巡る熱を出したくて、暴れている。
「トーラ」
「ひっ、はッ…らっらぁひゃ…」
呂律が回らずちゃんと喋ることができない。
「楽しいことしよっか♡」
この熱を鎮めてくれるのならばと本能が傾きかけ、それはダメだと理性が抑える。
「だッめ…ぇ…」
「うーん?俺が優しく言ってるうちに頷いといた方がいいぜ?」
ツツっと俺のを撫でる。
「ぁ゛ゔぅ!!」
「ほら、トラゾー」
「ゃっ、あ゛ッん」
耳元に唇を寄せたらっだぁさんが低く囁く。
それでさえ軽くイッてしまう。
「めちゃくちゃに気持ち良くしてやるよ?」
「はぅ゛♡」
ダメなのに。
ダメって分かってるのに。
「ッッ〜〜♡!、して、くださぃっ♡おれのこと、めちゃく、ちゃにして…くらはぃ…♡ッ」
「ッッ♡!!お望み通り、めっちゃくちゃにしてやるよ♡」
ベッドに括り付けられたのは外されたものの、手首は縛られたままだ。
「私がプレゼント♡みたいだなぁ」
「ぁくしゅみ…っ」
「お?まだちょっと反抗的だなぁ。そういうとこも可愛いけど」
首筋を軽く噛まれてびくりと腰が跳ねる。
「ゃ゛う!」
そんな小さな刺激にも身体が快楽に変換してびくびくと反応する。
「粘膜に直接塗ってやったから効果覿面だなぁ」
場違いな程に呑気な間延びしたような声。
それが逆に反応を助長させていた。
「ん、ぁっ!ふッ…んん…!」
風邪を引いた時とかの熱なんか比じゃないくらいに熱い。
どうにかしてほしいほど、もどかしさに身を捩る。
「ん゛ぁっ!」
「身体、すげぇ熱いな」
「だれのせぃ…♡!」
涙目で睨むも何の効力にもならず。
相手を煽るだけのものに変わる。
「おーれ♡」
慣されなくても柔らかくなったソコにらっだぁさんのモノが充てられる。
「♡♡!」
「目ぇハートになってんじゃん。かーわい」
ゆっくりと入るソレに身体が歓喜している。
「んン!はぃってる…、ぅッ♡」
「うれし?」
「うれしぃです…!」
縛られた手をらっだぁさんの首に回して笑う。
「あ゛ー!ホンット、トラは可愛いなぁ♡」
ぐっといきなり奥まで入れられてらっだぁさんにぎゅっとしがみついた。
「嫌々して抵抗してたクセに、こうやって即オチな弱いトコちょー可愛いすぎ♡」
薬のせい、と頭の隅で思ってもそれを口にできる正常な判断は俺にはできない。
「ばかっ、ら、だぁさんのせぃ…れすッ♡」
「あはっ、そうだなぁ。俺のせいだよな♡」
らっだぁさんは目を細めて笑った。
「すきぃ♡らっだぁさん、だいすき…ッ!」
「俺もトラのこと大好きだよ♡」
ナカで震え熱いモノが最奥に注がれる。
「♡♡ンん〜!!♡♡」
「ッ、は…、、まだ、足りないよな?トラ♡」
さっきのチョコをナカで溶かして塗りつけるように、俺のナカで出したモノを塗りつけるらっだぁさん。
「はぃッ♡まら、たりなぃです…っ」
「ふっ、たーっぷり可愛がってやるなぁ♡」
おさまることのない熱はまだまだ続きそうだった。