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「あれ、電車出発したけどそういや殺せんせーは?」
『確かに、いないね』
「寝坊したとか?」
そんなことを話してたら渚くんと杉野くんが叫んで渚くんがツッコミを入れていた。何してんだ。しかも保護色にしても服と荷物が新幹線に張り付いてちゃ目立つだろ
次の駅で停車した時殺せんせーが乗車した
「いやぁ、疲れました。目立たないように行動するのも大変ですねぇ」
「そんなクソでかい荷物もってくんなよ」
「ただでさえ殺せんせー目立つのに」
「てか、外で国家機密がこんなに目立っちゃヤバくない? 」
そんなことを話してると菅谷くんがあるものを殺せんせーに向かって投げた
「殺せんせー、ほら」
と、投げたのは殺せんせーの付け鼻
「おぉ!すごいフィット感!」
「顔の曲面と雰囲気に会うように削ったんだよ。俺そうゆうの作るの得意だから」
「すげぇな!菅谷!」
「うん!焼け石に水くらいには平気になった!」
「旅行になると皆のちょっと意外な一面が見られるね!」
7人班で1人だけ余るから私は進んで1人になったけど何故か業も着いてきた
『業皆と一緒じゃなくていいの?』
「まぁ俺〇〇といる方がいいしね」
『ふーん。まぁ私も業と2人の方が気が楽だからいいけど』
「ありがと」
『いーえ笑』
その時有希子が
「ねぇ、みんなの飲み物持ってくるけど何飲みたい?」
「あ、私も行きたい!」
「私も〜!〇〇は行く?」
『んー私はここで待っとくよ』
「分かった!」
『ねぇ、杉野くんってさ』
「なんだ?」
『有希子の事好きなの?』
「え、な?!」
「〇〇ちゃん今気づいたの〜?」
業が私をちゃん付けする時は揶揄う時だ
『うるさいな』
「クラスのみんな気づいてたよ?笑」
『え、そうなの?!』
その会話を聞いていた莉桜が私の頭を撫でながら
「仕方ないよね〜。〇〇って鈍いんだもん笑誰かさんの気持ちにも気づいてないし笑」
『え?どーゆう事?莉桜!』
「鈍感な〇〇には教えなーい笑」
『莉桜酷い!!』
茅野ちゃん達が帰ってきた
「ただいまー!〇〇たちの分も買ってきたよー!」
『ありがとう!』
「いえいえ!」
そこからはトランプやら恋バナやらをして遊んでいた
____
「皆!次の駅で降りるぞ!」
「「「『はーい!』」」」
もう降りるから、と荷物を上の収納棚から取ろうとするが届かない。入れる時は届い…てないわ。投げたわ
『うー、届かない』
と苦戦してると、後ろから誰かが擽りをしてきた
『きゃっ』
誰かと思って振り向くと業だった
「〇〇ちゃんって擽り効くんだね〜」
『もーうるさい!ねー業私の荷物取ってくれない?届かないから』
「〇〇ちゃんは背が小さいですね〜」
『うるさい!はよ取れ!』
バシッと私が業のことを叩くと「はいはい」と言いながら取ってくれた
『ありがとっ』
「いーえ。これからもそーゆうことは俺がするから俺の事呼んでね」
『はーい(なんか、かっこいいな)』
かっこいいなと声に出ていたのか莉桜がその声に反応した
「おやおや?今かっこいいなとか聞こえましたが業のことかね?」
『なっ////そ、だけどぉ////』
「それってさ、業の事好きなんじゃないの?」
『え、っ/////確かに、そうかも////』
____
女子軍がなにかの話で盛り上がっている。てか〇〇顔真っ赤じゃん。どーしたんだろ。可愛いな
「業、〇〇の事見すぎ笑」
「嫁が可愛いことは分かるけど笑」
「まだ嫁じゃないし」
「“まだ”ってなんだよ“まだ”って!」
「だって両思いなんでしょ?ならまだじゃん」
「確かにそうかも」
「渚も納得してんじゃねーよ!!」
____
A組〜D組までは高級ホテルで一人一部屋。私達E組は老舗旅館で男女が別れた大部屋二部屋のみ。殺せんせーがグロッキーになってソファーで死にかけていた
みんなで色々話してたら、吉田くんが
「なーあのしおり読み終わったヤツいる? 」
「いや、流石にいねーだろ笑」
『あ、私読み終わった』
「「「え?!?!なんで?!」」」
『え、せっかく作ってくれたんだし読んだ方がいいかなーって』
「すげぇ…」
「〇〇ちゃんはそれもう覚えたの?」
『覚えたよ〜私1回見たら覚えれるんだ〜』
「すごいじゃん!!」
『ありがとっ』
「先生は嬉しいですねぇ。」
「…どう?神崎さん、手帳見つかった?」
「ううん…」
「神崎さんは真面目ですからね。でもご心配なく。この手作りしおりを持てば全て安心」
「「「それ持って歩きたくないからまとめてんだよ…!」」」
「確かにバッグに入れてたのに…」
『安心して全日程頭に入ってるから』
「流石〇〇」
『業くんは頭に入れてないんですか?笑』
「は?入れてるに決まってるだろ」
『へ〜笑』
私は業に頭を思いっきり掴まれた
『痛い痛い痛い!!!このゴリラ!!』
「ゴリラじゃないし〜」
____
「へぇ。あのガキ共は明日こんな風に回るわけねぇ」