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翌日
修学旅行2日目
「暗殺の場所、ここなら行けそうだな」
『スナイパーの人から見えるかな?』
「結構見通しいいし見えるんじゃない?」
「変な修学旅行になったねぇ」
「そうだね。でも楽しいよ」
『一生忘れないだろうな〜この暗殺教室の事』
「確かに!!あーん!!せっかく京都に来たんだから抹茶わらび餅食べたい!!」
「ではそれに毒を入れるのはどうでしょう」
「なんでぇ?!」
『殺せんせー甘いものには目がないもんね』
「いいねぇ。名物で毒殺」
「勿体ないよ!抹茶わらびが!!」
「殺せんせーに効く毒があればいいんだけど…」
「でもさぁ、修学旅行の時くらい暗殺のこと忘れたかったよなぁ
いい景色じゃん。暗殺なんて縁のない場所でさ」
『そうでも無いよ。杉野くん』
「ちょっと寄りたいところがあるんだ。すぐそこのコンビニだよ」
渚くんについて行くと石碑が現れた
「坂本龍馬って…あの?」
「あぁ、1867年龍馬暗殺。近江屋の跡地ね」
『歩いてすぐのところに本能寺もあるよね』
「うん。当時と場所は少しズレてるけど」
「そっか!織田信長も暗殺の一種か!」
「この僅か1km位の範囲の中でもものすごいビックネーム達が暗殺されてるずっと日本の中心だったこの街は暗殺の聖地でもあるんだ」
「なるほどなぁ。言われてみればこりゃ立派な暗殺旅行だ」
「次八坂神社ねー!」
「え〜もういいから休もう?京都の甘ったるいコーヒー飲みたいよ」
『賛成〜!八坂神社って縁結びで有名だよね』
「そうそう!みんなでおみくじひこーよ! 」
「いいね笑」
「楽しみですっ!」
「この班で恋してるのって3人?」
3人?私と杉野くんは分かるとして、あと一人誰だ?
『3人もいるの?』
「え?あ、ん゙ん…間違えた2人だ」
『あ、そーなの?』
そんな間違え方あるんだ
____八坂神社
『おみくじひこー!』
「引こひこ!」
…
「「『せーの!』」」
「私吉だー!」
「僕も茅野と同じだ」
「うぉぉぉ!!大吉だーー!!!」
『良かったね笑杉野くん笑』
「お、俺も大吉〜」
「わ、私もです!」
「私は中吉だったよ」
『私大吉ーー!何なに?えーっと“身近な人と恋に発展。結婚まで行くこともあり”』
「えぇ!凄いじゃん!」
「へ〜〇〇は好きな人とかいるの?」
『え、い、いる///』
「誰なの?」
『そんなん言わないよ!!』
「え〜残念」
「そこ〜イチャイチャすんなよ〜」
『してないよ!!』
その後私たちは京都の甘ったるいコーヒーを飲んで一息付き、有希子が選んだ暗殺場所に行くことに
____
「へ〜祇園って奥に入るとこんなに人気ないんだ〜」
「うん、一見さんお断りの店ばかりだから目的もなくフラッと来る人も少ないし、見通しがいい必要も無い。だから、私の希望コースにしてみたの。暗殺にピッタリなんじゃないかって」
「さすが神崎さん!」
「下調べ完璧!」
『じゃあここで決行かな?』
「そうだね!」
その時後ろから足音が聞こえてきた