テラーノベル
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𓏸ターボー生存if
𓏸キング結婚してない
𓏸10話後の話です
𓏸モブが結構出てきます
付き合ってるタボキンです!
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キング視点
「 はぁ…どうすっかな… 」
事件が起きてから1ヶ月が経った。
俺は、絶賛職を失いそうになっている。
園子の元同僚であり、あの事件の真犯人の1人だった ━━━東雲。
彼女が書いた記事により、高木塗装は仕事が激減した。
園子に撮影を手伝ってもらったあの動画を発信したことで、仕事は0ではないが、
正直このままではもやし生活まっしぐら。
「 はぁ…。」
今日何回目かも分からないため息をついたところで、スマホが振動し始めた。
ターボーから電話か。
「 もしもし、どうした? 」
『 今日、久しぶりに飲もうぜ! 』
「 あー、悪い。 」
「 今日もちょっと…。」
俺は最近、少しでも節約するために
飲みに行ったり外食はしないようにしてい
た。
『 えー!またかよー 』
と子供のように拗ねた様子で文句を言うターボーが面白くて、少し笑ってしまった。
『 お、笑った。』
『 最近キングが笑ってるとこ見ないから、
なんかあったのかと思ってさ 』
「 バレてたのか、」
『 バレてないと思ってたのかよ笑 』
『 で、どうしたんだ?』
「 いや…事件のことと昔のいじめのこと、記事になっただろ? 」
「 それから仕事減ってさ、このままじゃ生活やばいかなーと思って、節約してんだ 」
『 あー、なるほどな 』
『…じゃあさ、うちの会社で働かない? 』
『 空いてる日でいいから、簡単な業務やって欲しい。』
「 え…いいのか? 」
「 俺パソコンとか苦手だけど… 」
『 おう!そんなに難しくないから 』
『 それに…仕事中キングに会えるしな 』
「 ターボーがそう言うなら、」
『 じゃあ来週からよろしくな! 』
『 詳細は後で送るから。 』
「 分かった。ありがとな 」
まじか、
ターボーのところで働けるなんて…。
悩みは相談してみるもんだな。
まあとにかく、迷惑だけはかけないようにしないと。
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今日からターボーの会社で仕事だ。
ターボー曰くこの会社の制服らしいスーツを着て、指定された時間に会社で待つ。
にしても、制服がある会社…珍しいよな。
「 あの…高木さん?で合ってますかね 」
いきなり自分より背の高い男性に話しかけられて、反射的に 少し緊張してしまう。
「 ?はい、合ってますけど… 」
「 本日、社長自ら案内をされる予定だったんですが、社長は急ぎの仕事が入ってしまったので私が会社を案内させて頂きます。」
「 鈴木です。よろしくお願いします。」
ターボーの会社の社員さんか。
会ってすぐ決めつけるのは良くないだろうが、
落ち着きと余裕があって、丁寧な話し方の
いかにも仕事が出来そうな人だ。
「 そうだったんですね。
ありがとうございます。」
「 では、行きましょうか。」
鈴木さんに先導され、会社の中を歩き回る。
…あれ?みんな制服じゃなくないか…?
周りを見てみても、自分と同じスーツは見当たらない。
エレベーターに乗り込んだところで、鈴木さんが声をかけてきた。
「 そのスーツ、素敵ですね。」
「 これ、社長に貰ったんですけど…。」
「 あ、あの、これって制服とかでは…? 」
「 ?いえ、うちに制服はありませんが… 」
「 そうですよね…/// 」
「 すみません、変なこと聞いてしまって…」
「 いえいえ、社長と仲が良いんですね。」
と笑いかけてくれた鈴木さん。
優しい人だ…。
それにしても、ターボーは後で尋問だな。
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ターボー視点
はぁ…。
今日は記念すべきキングの初出勤なのに…
会議のせいで案内役を他のやつに取られるとか最悪だ。
ま、社長室に来るように言ってあるから、
そこでキングと
あんなことやこんなことし放題だけど。
コンコン、と扉がノックされたので、
緩んでいた顔を急いで戻して返事をする。
「 はい、どうぞ。」
「 失礼します…。」
おずおずと入ってきたのは、今日ずっと
俺の頭の中を占領している張本人だ。
自然とまた頬が緩んでしまう。
「 よっ!キング 」
「 あのさ、一個聞きたい事があんだけど…」
「 これ制服じゃねーだろ…。」
と呆れた顔で聞いてきたキング。
まあさすがにバレるか。
「 バレた?笑 」
「 キングに服選んでみたかったんだよな〜」
本当はキングが俺のものだって見せつけたいってのもあるけど…
流石に言わないでおく。
「 てことは、これターボーの自腹だよな 」
「 ………今度お金払わせてくれ。」
「 いやいや いいって!」
「 俺がキングにそれ着て欲しかっただけだから。」
「 ごめん、ありがとう。」
「 今度飯奢るくらいはさせてくれ。」
「 よっしゃ、デートの予約ゲット〜 」
「 なんだよそれ笑 」
大きくガッツポーズをして見せると、
少し照れたように笑うキング。
キングのこの顔好きなんだよな、可愛い。
俺はさっきまで考えていたあんなことや
こんなことを実行することにした。
立ち上がってキングのすぐ側まで行き、
耳元で囁く。
「 これからは、仕事中もキングをいっぱい甘やかせるから、楽しみにしとけよ?」
「 仕事しろよ…/// 」
本人は怒っているつもりだろうが、
こちらにしては照れ隠しにしか見えない。
耳まで真っ赤なんだから。
赤くなったキングを眺めていると、
耐えられなくなったのか
「 ~~~っていうか!/// 」
「 俺何の仕事したらいいんだ? 」
イチャイチャタイム強制終了。
切り替え早いんだよ…
まあ俺も仕事があるししょうがないか。
「 あー、今総務部がちょっと人手足りてなくて、そこ行って欲しい。」
「 そこで社員の簡単な業務を手伝う感じ。」
と指示を出してちょっとした仕事の説明をすると、
「 かしこまりました。社長? 」
いたずらっ子のような笑顔で言い残して出ていった。
なんだそれ…反則だろ、///
社長か……絶対また呼ばせる。
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午前中の分の仕事がやっと一段落ついた。
早速キングを誘って昼飯を食べようと
早足でキングがいる総務部に向かうと、
……は?あいつ誰だ。
キングが社員と楽しそうに談笑している。
本当は今すぐにでもキングの手を引いて
連れ出したかったが、さすがに会社なのでそれは控えた。
俺偉いと思う。
なるべく普段通りを装って声をかける。
「 キング〜、昼飯行くぞ。」
あくまでキングが違和感を持たないように、肩に手を置く。
キングが談笑してた社員、
どっかで見たような、?
「 すみません鈴木さん。」
「 お先に昼休み行かせてもらいます。」
「 ってターボー!
なんで鈴木さんのこと凝視してるんだよ…。」
「 あ、すいません。」
「 いえ、全然大丈夫ですよ。」
「 じゃあ、失礼します。」
とキングが鈴木さんに会釈をして、俺たちは昼飯に向かった。
キングの希望で近くのラーメン屋で昼食をとることにした。
「 キング、初仕事どうだった?」
「 おう、社員さんも優しいし、
特に鈴木さんが良くしてくれて。」
「 鈴木ねぇ…。」
「 どっかで見た気がするんだけどな 」
「 自分の会社の社員ならあるだろ笑。」
「 そうなんだけどさー 」
「 …………。」
「 おーい、ターボー?」
ターボーは完全に考え込んでしまい、
キングがチャーシューを盗み食いしても気づく様子は一切ない。
「 ………あー!!」
「 思い出した!」
「 びっっくりした…。」
「 鈴木!
この前高木塗装の前にいた不審者!」
「 はあ?本当に言ってるのか?」
「 ほんとほんと!」
「 俺めっちゃ怪しいと思ってさー!
睨んだら逃げてったんだよ。」
「 人違いじゃないのか?」
「 とにかく!キング気をつけろよ。」
「 なるべく関わらないようにすること。
社長命令。」
「 社長命令って笑 」
「 まあ、一応覚えとく。 」
「 俺本気で心配してるんだからな。」
「 ……あれ?俺のチャーシューは?」
「 くっ…ふふ…wwww 」
「 おい!俺のチャーシュー返せ!! 」
「 残念だったな!笑笑 」
「 集中してねぇからだよ!笑 」
久しぶりに子供みたいに盛り上がった。
事件のこともあったし、こうやって笑い合える時間に癒される。
だから、キングとのこの時間だけは誰にも奪わせない。
キングのことは俺が絶対に守る。
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最後まで読んで下さった方ありがとうございます!!!
毎回2話に分けちゃっててごめんなさい🙏
明日ぐらいに続き出せるように頑張ります!
コメント
8件
ありちゃんのタボキン私の癖すぎて読んでて飛んでいきそうになるWWW😭♥ほんっとうに可愛い…ターボー社長可愛い…癒しだ…
不審者は倒すしかない…(?)

更新明日!?早すぎて泣けます😭嬉しいですけど主さん無理しないでください🙏