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「…っ!!」
彼に手首を掴まれ強い力で押し倒される。
白く折れそうな細い指が
俺の手首をしっかりと包み込んだ。
『…ほんっと非力』
『そんなんじゃ
襲われても文句言えないよなぁ?』
上から覗き込む真紅にたじろいでしまう
「っ、ッ離せ…ッ!!!」
『や~だ笑』
にやっと笑った彼の瞳は
しっかりと俺を捉えている。
肩を抑えられたまま跨がれて
身動きが取れない
『ちょっと貰うだけじゃん』
『ね?』
そう言って彼は俺の服の片方を肩まで下ろす
「…ッひ、っ」
抵抗も出来ない俺は
小さな悲鳴を上げた
あ、
これ
吸われる
「あ…ぅ…やだ、ッやめて、やめっッ」
「ッ~~~~ぅ゛、ッ!?」
俺の精一杯の抵抗も虚しく
近づく彼の吐息に絆されてしまって
肩に鋭い痛みが走った。
『…ッは、…うま…っ♡』
『なぁ…もっかい、頂戴?笑』
さっきよりも大きく口角を上げる
血の付いた彼の唇は
彼の瞳と同じ輝きを持っていた。
🪶
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