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「私恥ずかしくてたまらない・・・なんという馬鹿な女だとあなたは思っているでしょうね」



「どうしてそんな風に思うんだい?僕がそんな風に考える訳がないじゃないか、君のせいじゃないんだよ、汚らわしいのはそいつなんだ、どうしようもないヤツだ、話をつづけてくれないか? 」



鈴子は大きく息を吸って、落ち着こうと務めた



「・・・お尻を叩き終わる頃には、あの人が欲情しているのがわかるの・・膝の上に寝かされているからその・・・・わかるでしょう? 」


「・・・うん・・・」



彼女の声がだんだん聞き取れなくなり、柚彦は彼女に顔を近づけなくてはならなかった



「私は彼の前に膝間づかされて・・・口ですることを強制されるの 」



たまりかねて鈴子は泣きだした



「でも上手にできなくて、お前は上も下も気持ちよくないって横っ面をいきなり平手打ちされるの・・・泣き声を出したらイラついた彼に、余計に殴られるから、とにかく泣き声をこらえるの・・・そしてお尻を掴まれて後ろから・・・ 」



柚彦は歯を食いしばって、こみあげてくる激しい怒りをこらえた、普通に口がきけるようになるまで時間がかかった



「だから君は男性とセックスをするのが嫌なんだね、僕としたがらないのもそれが原因なんだ」



彼女は辛そうにうなずいた


「ごめんなさい・・・本当にごめんさいわたし・・・いいえ、いっそのこと何もかも話してしまった方がいいのかもしれない、私は俊哉が初めてで・・初めての夜・・とても痛かったの、いきなりで・・もう痛くて痛くて悲鳴をあげてやめてって言ってもやめてくれなくて・・・それからも彼が子供を欲しがりだして、彼の休みの日は朝から・・・本当に私は一度も気持ち良いなんて思えなくてきっと自分がおかしいんだと思ってて

疲れて彼が出来なくなったら・・・男性の形をした道具を入れられて、気持ち良くなるまでそうしてろって、私はおもちゃみたいに一日中弄ばれて・・・もう本当に苦痛でしかなくて、逃げ出した夜は膣が・・・破損していて治るのにずいぶん時間がかかって 」



「ちくしょう・・・なんてことだ・・・」



鈴子は深く息を吸い込み、涙も拭いた、ようやく気分が落ち着いてなぜかホッとしていた



「子供を欲しがる彼にレイプされて背骨を折られた夜・・・私は逃げ出して兄の所に向かったわ・・・その時はあまり良く覚えていないけど、とにかく倒れたらしく気が付くと病院で・・・・産婦人科で傷の処置を受けて・・・兄の姉が間に入ってくれて離婚したんだけど、今まで俊哉は姿を現わせたことなかったのに・・・」



一気に吐き捨てるように話してしまうと、彼女はしばらく黙ってしまった




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