テラーノベル
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こんにちわ主です。はい…この度僕インフルなりました〜。まじでふざけんな。なんだよ!冬休み1日目からインフルって!本当なら今日、switch2開封できたのに(´・ω・`)ショボーン。まじインフルふぁっきゅー。そして今回から絵を入れようと思うので期待はしないで待っててください(?)それでは本編行きます
「ッ…」
なかなか不気味だな。
医療道具(?)みたいなのがたくさん…当時のままになっている…
一応、海たちにはしばらく出かけると言ってきたが…これ…双子の死体見つけるまでに何時間かかるんだ?まったく…受けるんじゃなかった…
「?これは…案内板?なぜこんなものが…」
元いた浩二でも迷っていたのか?
「どれどれ…」
「…なんだこれは」
「この隙間は…」
「文字?」
(子ハ二人 ヨウイニチカズカヅ 入ッテハナラヌ、ナラクヘオチル イマワシキ物 ココヘアリ トラエシ者 ココデ死ニ)
「どういうことだ?」
この黒い部屋は?
四角い隙間は?
「なんなんだ…」
おかしい…
そう思った時に戻ったらよかったのだ…だが…もう
全てが…
「取り敢えず…ここから近い厠に行くか」
「…ここは共同だったのか?」
そこには共同トイレがあった
見てみるか…
そう思い私は一番目の個室の扉を開けた
ギイイイイ
「臭い…」
酷い悪臭だった
ここで死んだものもいたのだろう
死の匂い
糞尿の匂い
そして…悪霊の匂い
正確に言ったら「悪霊」と「怨霊」の匂いが混ざった匂いだ
ここにいるのはとても厄介な奴かもしれん
そう思い私は二番目の個室の扉を開けた
ギイイイイ
「!」
びっくりした
そこにあったのは
いや、居たのは
怨霊でも悪霊でもない
「これは…酷い」
女の死体は
顔が殴られたのかと思うほどぐちゃぐちゃで
実験でやられたのか
両手が切り落とされていた
「うっ…」
見るだけで吐き気がしてくる
そこで私はトイレをあとにした
今思えばあの時の選択は合っていたのかもしれん
なぜならほかの個室にも死体があり
奥の個室には怨霊とそれが生きていた時の
「酷いものを見た…」
次は…
嫌な予感がするが
「うっ…」
この収容所はもう潰れてから約50年ほど経っているのに対し今も死体を焼いた匂いがこびりついていた
「開けるか…」
私は思いのほか勇気があった
というのもグロ耐性は戦場で鍛えられていたからだ
ギイッ
「!」
そこで見たのは…
「ッ…」
いや、先輩がやってた事よりマシなのか?
だが…これは
「うぉえっ…」
かなり精神に来た
そして…部屋の隅にも
これから焼却するはずであろう
死体の山があった
「まだ…焼却してやればよかったものを…」
そうすれば浄化ではなく除霊ができたのであろうに
「限界だ…」
そしてかなりメンタルに来た私はその場を後にして離れた
「倉庫に行こう…」
「ゲホッゲホッ」
「埃が…」
掃除されていないようで、かなり汚かった
明かりを持ち、歩いていたら…
「?」
私は無性に近くにあった段ボールが気になった
「見てみるか…」
その時…私は後悔した
中にあったのは
無惨に切られた腕や足があったからだ
しまいには頭まで入っていた
「なんなんだ…これは…!」
そこに霊が重なり
タスケテ…タスケテ…
クルシイ
イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ
「う、」
叫びそうになった
喉に声を押し込み
その場から静かに去った
苦しんでいた
悲痛な声
戦場で聞いた
苦しみの声
憎しみの目
なんとも痛ましい叫び
戦場で見たもの全てが…
そのたった一つ
人間のお腹くらいの大きさがある
たった一つの段ボールに…
全てが…
すべてが詰まっていた
「ハァッはぁっ」
私は戦場の記憶がフラッシュバックし泣きそうになったのを、ぐっとこらえた
「大丈夫だ…大丈夫だ…日本男児はけして泣かない…」
自分に暗示をかけるように、そう言い続けた
その時…
プルルルルルプルルルルル
「ビクッ!」
「な、なんだ電話か」
電話がかかってきた
「誰からだ…」
そこには海という映っていた字が目に入った
「海か!」
ピッ
「もしもし!」
『なぁ、遅くないか?もう3時間たってるぞ?』
「え、」
私の体感では5時間経っている気がしていた
「まだ…そんなに…?」
『何を言ってるんだ?』
その時だった
後ろから突如
キャハハハハ!
キャハハハハ!
「ひっ(泣)」
『どうかしたか?』
「海…(泣)」
『なんで泣いてるんだ!?』
「実は…」
私はもう耐えられなくなり、海にすべてを打ち明けた
『そうなのか…』
「たすけて…(泣)」
『待ってろ、すぐ行く』
「はやくきてぇ…(泣)」
プツ
「ッ…」
電話が切れた途端、急な不安と過呼吸に襲われた
「ハッハッハッ…」
「くる、し」
「いきが、」
ネェネェ!
モットタンサクシテ!
サガシテ!
ワタシタチヲ!
ミツケテ!
「!」
そうしなければ助からない…?
タスカリタケレバ
ワタシタチヲ
サガシテ
ミツケテ
「わかった…(泣)」
『私たちも見つけて…』
「!?」
うっすら聞こえた
儚く
綺麗で
悲しい声
その時誓った
見つけてみせる
『…』
さぁ、探索の再開だ…
第二話終了
えー今回はちょっとだけね。海日帝がありました
ガッツリのエロが出るのはもうちょい先です
『』の人は?
日帝は?
海は?
どうなるか…
それは日帝の行動次第です。
今回から♡制にします
次の話は、この話に
500♡がついたら出しますね☆
では
さようなら
コメント
11件
もう500ですよ!!楽しみにしてますね!!^^