キミにおくる詩
放課後(ほうかご)の教室で。
まっ赤な夕陽(ゆうひ)をながめてる。
それはきれいな茜色(アカネイロ)。
ゆらゆらゆれる、カゲボウシ。
あの夜(よ)へとしずみゆくキミを、
ボクはしずかに見届けてゆく。
手のとどかぬ場所(とこ)へとゆくキミに。
今、ふれることは、かなわない。
その最後の姿を、ボクはしかと目に焼きつけよう。
さようなら。僕の大好きだった人。
【解説】
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『君に贈る死』茜谷 夕陽さんへ
放火後の教室で。
まっ赤な彼女ゆうひをながめてる。
それはきれいな茜色アカネイロ。
ゆらゆらゆれる、影法師。
あの世よへと沈みゆく夕陽きみを、
僕は静かに見届けてゆく。
手のとどかぬ場所とこへとゆく君に。
(燃え盛る)今、触れることは叶わない。
その最期の姿を、僕はしかと目に焼き付けよう。
さようなら。僕の大好きだった人。
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