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███のダメな子ちゃん。 Life past
チャプター2 早乙女叶羽
私の人生ってなんなんだろ?
私はただ普通な女子小学生だった。
いわゆるモブといったものか、そんな存在だ
そうだった
でも私には親友がいた。
「叶羽〜!今日遊べる?」
「あ、環奈ごめん!今日歯医者入ってて!」
「え、まじ?そういえば私1年も行ってないわw」
「忘れがちだよねw」
「それなw」
楽しい
気がつくと、私は友達を殴っていた
なんで?
「叶羽……」
「ち、違うッ!私じゃないのツ!」
意味がわからなかった。なんで殴ってるのか。
でもそれは続いた。無意識に友達を蹴ったり殴ったり、また暴言を吐いたりしていたらしい、 私じゃコントロール出来なかった
でも親友の前だけは……!
環奈だけは……頑張って耐えた。
「え……?」
「……」
「嘘ッなんでッ?」
そんなつもりじゃなかったのに。
なんで殴ってるの?
「環奈ッ!ごめッ、」
「はぁ。」
……え…………?
なんで?なんでなの?
こんなつもりじゃなかったのに。
なんでよ……!
中学生になった今でもたまに意識が飛かける時がある。
もうああならないように。
絶対にならないように。
それだけを祈っている
でも何故か、“あこそ”にいると飛ばないようになった、なぜだろうか?
まぁ分からなくていいか、
翠蘭中学校吹奏楽部だ。
こうして 翠蘭中学校吹奏楽部
ホルン演奏者として
チャプター2 早乙女叶羽
親友を失うダメな子ちゃん。
コメント
2件
無意識なのがさらに苦しい… 表現のしかためっちゃ好きです