黄青
桃青表現有
バタフライバース
カニバリズム的要素有
グロ注意
監禁
人を食べる表現があるため
嫌悪感を抱く可能性があります
それでも大丈夫な方だけお進みください
※ご本人様とは関係ございません
【蝶】
恵まれた容姿を持っている。
蜘蛛にとって美味しいご馳走なので
捕食される運命にある
それ以外は普通の人間と変わらない
自覚有と無がいる
【蛾】
外見上蝶と見分けが付かない
蜘蛛にとっては猛毒で食べると死に至る
蜘蛛以外が食べても無毒
それ以外は普通の人間と変わらない
自覚有と無がいる
【蜘蛛】
蝶を捕らえて食べる
蛾も食べるが食べたら死ぬ
蝶や蛾をみると食べたい衝動に襲われる
また、蜂の卵床にされることがある
それ以外は普通の人間と変わらない
自覚有と無がいる
【蜂】
蜘蛛に卵を産み付け卵床にして繁殖する
卵のため蜘蛛に食べさせようとする
卵を産み付けた蜘蛛を言いなりにする事ができる
卵を分泌する腺がある以外
普通の人間と変わらない
自覚有
~用語解説~
【卵床】
蜘蛛は性別を問わず蜂に卵を産み付けられ
蜂の子を身籠る
卵を産み付ける方法は
キスや性交、血を飲ませるなど
【蜂の言いなり】
卵を産み付けられた蜘蛛は蜂の言いなりになる
蜘蛛は自我を保ったまま肉体だけ支配される
黄 蜂
青 蜘蛛
桃 蝶
赤 人間
~start~
青side
桃「ころん、今日飲むべ」
青「えぇー…またー?」
なんて口では行ってるけど本当は
心の底から叫びたくなるほど嬉しい
赤「え、言いな~俺も行きたい!」
黄「じゃあ僕も!」
桃「しょうがねぇなぁ、それじゃ4人で飲むか!」
赤「やった~!」
黄「ありがとうございます!」
桃「ころんも4人でいいか?」
本当はさとみくんと2人で飲みたかったな…
なんて言えるはずもなく
青「うん、いいよ…!」
黄「誰の家で飲みます?僕ん家大丈夫ですよ」
桃「まじ、じゃあるぅとん家にするか!」
桃「それじゃカンパ~イ!」
皆「カンパ~イ!」
赤「ん~うまい!」
黄「飲みすぎないでね莉犬w」
桃「ほらほら、もっと飲め!w」
黄「ちょっとさとみくん!w」
黄「最近………………………なんですよね」
赤「え!本当?!……………………………だよね!」
桃「ガハハハw………………………」
「…………………」
「……………………………………ww」
「…………………………ww」
赤「眠たい…」
桃「莉犬~…//」
黄「もう、飲みすぎですよ2人ともw
水飲んでください」
赤「もう寝る……」
桃「俺も……」
黄「2人とも寝ちゃいましたねw」
青「ほんとだねw」
黄「では僕ちょっとお手洗いの方行ってきますね」
青「行ってらっしゃい」
赤「んぅ……」
桃「ふぁ……」
ソファで眠る莉犬くんと
僕の隣の床で眠るさとみくん
普段の顔も綺麗だけど
寝顔が綺麗すぎて
つい触れたくなってしまい
手を伸ばしたが
触れる寸前でとどまり
虚しく床に落ちていく
触れたいな
そのまま特にすることもなく
さとみくんを見つめぼーっとしていると
唐突に美味しそう、食べてしまいたい
という衝動にかられた
青「はぁはぁはぁはぁ……/」
全身の血の巡りが速くなり
心臓が爆発しそう
全身の体温が上がり
苦しくなるほど息が上がる
身体が、心が、本能が
さとみくんを、蝶を求めている
駄目だ食べたら、傷つけたら駄目だ
大事な、大好きなメンバーだぞ
駄目だ
食べるな
食べるな
そうやって自分に言い聞かせる
青「はぁはぁはぁ………//」
このままではさとみくんを傷つけてしまう
さとみくんから離れようとすると
いきなり腕を捕まれ固まってしまう
桃「ん…ってどうしたころんなんか息荒いぞ?」
そう言って顔を覗いてくる
青「はぁはぁ……近づかないで!」
とっさにさとみくんの手をはらい
少し大きな声で叫んでしまった
桃「お、おい大丈夫かよ…」
頭に血が上って
何も考えられない
さとみくん
さとみくん
蝶
蝶
青「はぁはぁ……//」
ガブッ
桃「あ”ぁ”……」
ガリッ
桃「う”ッ…ころん……」
ガブッガブッ
青「はぁはぁ……」
やってしまった…
自我が戻った頃にはさとみくんが真っ赤に染まり
ピクリとも動かなくなっていた
そしていつの間にか起きていたであろう
莉犬くんが此方を見て怯えながら
部屋の角に縮こまっていた
黄「ごめんなさい、遅くなりまし…た…?」
青「ッ………」
赤「ッ……ポロポロッ」
桃「…………」
黄「と、とりあえず莉犬は帰りましょうか」
赤「うん…」
黄「僕莉犬のこと家まで送ってくるので
ころちゃんはとりあえず僕の家にいてください」
青「わかった」
黄「服が汚れてしまってるので
洗濯機に入れてお風呂入っておいてください
服と下着は適当に僕の使って貰っていいので」
青「ごめん…ありがとう」
黄「ではまた後で」
ガチャ
桃「…………」
血に染まり動かなくなってしまった
さとみくんに手を伸ばす
もうすっかり冷たくなってしまい
いつものような
安心するぬくもりはもう感じない
君の頬に手を添えそっとキスを落とす
自分の大好きな人を
自分の手で失ってしまった
胸が張り裂けそうなほど痛い
青「ごめんね、さとみくん大好きだよ…」
桃「…………」
さとみくんを毛布に包み込み
僕はお風呂に入った
お風呂を上がり
リビングのソファで座っていると
遠くでドアの開く音がし
るぅとくんが帰ってきた
黄「ただいま戻りました」
青「お帰り、迷惑かけてごめんなさい…
あと、お風呂と服ありがとう」
黄「いえ、全然
1回お茶でも飲んで話しましょ」
青「うん」
るぅとくんがお茶を入れ
僕の目の前に置いてくれる
青「ありがとう」
黄「いえ、」
るぅとくんに入れて貰ったお茶を飲む
きんと冷える液体が
僕の口のなかを
喉を、身体を、心を冷やす
何もかもを忘れさせてくれるようで
少し心が軽くなったような気がした
黄「どうですか?」
青「美味しいよ、ありがとう」
そう言うとるぅとくんは少し微笑み
僕の目を改めてとらえる
黄「では、早速本題に入るんですけど
ころちゃんは何故さとみくんを
その、襲ったんですか」
青「僕…蜘蛛で蝶のさとみくんを……ポロッ」
黄「そうですか…」
青「ごめんなさい…ポロポロッ」
下を向き
服を力いっぱい握る
黄「本能には抗えないですからね…」
青「でもッ……」
本能に抗えないから仕方ない
とがじゃ済まされない
もう、この世にさとみくんはいない
さとみくんと話すことも
さとみくんに合うことも
さとみくんと触れあうことも、もう…
青「ッ…………ポロポロ」
黄「まぁまぁ、落ち着いてくださいよ
これからはそんなことも
気にならないですから」
突然の眠気が僕を襲う
青「んッ…」
黄「ふふッ本能には抗えない、ですからね…ニヤッ」
「本能には抗えない」
~next~
最後まで読んでくださり
ありがとうございますm(__)m
今回はバタフライバースの世界観でした!
バタフライバースは結構グロな感じで
共依存とかの歪んだ愛な感じが多くて
好きです。大好きです。
今回結構長くなりそうなので前編、後編
くらいで書き分けたいなと思います!
いつか続きが出ると思うので
待っていてください!
私の投稿を見てバタフライバースを知って
書いてくださる人が1人も多く
増えてくれたら嬉しいなと思います!
誤字脱字があればすいません…
これからもバース系を中心にストーリーを
あげていけたらなと思うので
よろしくお願いいたしますm(__)m
コメント
7件
本当にとても最高な作品❤︎
すいません。 突然ですが.続きってありますか?
最高すぎる😭続きが楽しみです!