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あべさく正義♡
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junp_Sn-Fk.
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夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
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#あべさく
夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
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mg「康二…」
kj「ほんまにめめ!?久しぶりやんなぁ!元気してたん?」
mg「あ、うん、まあ」
kj「ほんなら良かったわ〜、ちゃうちゃう!あれやろ?仕事やろ?」
mg「えっと、仕事じゃなくて…」
kj「ん?」
mg「亮平…じゃなくて!阿部ちゃんいる?」
kj「おるけど…あーぷぅのこと知っとるん?」
mg「えっと…」
kj「ああ!やっとピンときたわ!」
mg「な、なに?」
kj「あーぷぅが描く絵の人、どっかで見た気がする思っとったら、めめやったんか」
mg「そう!それ!そのこと、阿部ちゃんに伝えたくて」
kj「ほんなら、阿部ちゃんに変わるで」
mg「えっ?」
kj「本人に直接言ったほうがええと思うで」
康二は俺の言葉を遮って亮平を呼びに行ってしまった。
康二とは、大学の友達で。年齢は一個上何だけど、向こうが浪人してるから大学じゃ同級生だったってとこかな。
康二は関西人で、フレンドリー。大学じゃ、ずっと康二と一緒にいた。
そんな康二が、まさか、亮平と一緒に仕事してるだなんて、思ってなかった。
ab「もし、もし…」
そんなことを考えていたら、受話器から声が聞こえた。亮平だ。亮平の声だ。懐かしくて、俺の大好きな声。声を聞けただけで視界が滲んで、嬉しくなって。
ab「あっ、あのぉ…」
mg「ああ、えっ、と…」
ab「あの絵の人、ですか?」
mg「えっ?」
ab「ごめんなさい。先ほど対応したものが本人だと言ってきたもので…」
mg「いえ…大丈夫です…」
ab「あの、直接、会いたい、です…」
mg「えっ…」
ab「ごめんなさい、迷惑でしたよね」
mg「いえ!」
やはり、亮平は俺のことを忘れている。いや、多分だけど、記憶がなくなってる。ショックだけど、亮平に会えるだけでいい。だって、俺はもう、亮平の隣にいる資格なんてないんだから。
でも、最後に、本当に最後に、別れの言葉だけ交わしたい。「大好きだよ」ってもう一度言いたい。
mg「逆に、俺も会いたい…です…」
ab「いいんですか?」
mg「はい…」
ab「なら、明日、空いてますか?」
mg「あぁ、はい」
ab「では明日の午後、〇〇カフェで待ってます!」
mg「分かり、ました…」
ab「ありがとうございます!」
そこで通話は途絶えた。10年越しに亮平の声が聞けた。いい意味で何も変わってなかった。声を聞けただけで良かったのに、欲望に負けてしまった。もう一度だけ、1回だけでいいから、亮平に会いたい、と。神様、俺の我儘、許してくれませんか。
fk「めめ!どうだった?」
mg「亮平でした。何も変わってなかった。でも、やっぱり忘れてるみたい」
fk「そっか…」
mg「明日、会うことになりました」
fk「えっ?まじ?」
mg「我儘かもしれないけど、もう一度だけ、亮平に会いたくて」
fk「いいと思うよ」
mg「ありがとうございます」
fk「なあ、めめはまだ、阿部ちゃんのこと好き?」
愚問だ。当然のことだ。だって、俺はずっと亮平のことが好きで、愛してて。
mg「はい…ずっと、この10年間、俺は亮平のことを想ってます」
fk「なら、その気持ちも伝えてこい」
mg「はぁ?」
fk「いや、その気持ち伝えきれないままでいたら、後悔するだろ?今回限りにしても、その気持ちは伝えるべきだって!」
mg「そう、ですか?」
fk「おん!」
俺は、この気持ちは墓場まで持っていくつもりだった。でも、後悔もしたくない。
mg「分かりました。俺、伝えてきます」
fk「うん!頑張れ!」
伝えたら終わり。伝えてしまったら、この恋は終わる。さようなら、俺の____
________初恋。
ab「康二、本当にありがとう」
kj「ええで。ていうか、阿部ちゃん、めめと知り合いやったんやなぁ」
ab「め、め?」
kj「えっ、名前聞いとらんの?」
ab「聞き忘れた…」
kj「でた!阿部ちゃんのおっちょこ!」
ab「からかうなって!まあ、本当だけど!」
kj「せやな。名前は目黒蓮。あだ名はめめ」
ab「へぇ~。ん?なんで康二がそこまで詳しいの?」
kj「めめ、俺の大学時代の友達やねん」
ab「えぇ〜!言ってくれれば良かったのに」
kj「最近会っとらんくて!しかも、絵見ても誰か分からへんかったんよ!」
ab「俺の絵が下手ってこと?ムッ」
kj「ちゃうねん!人と関わりすぎて誰が誰だか分からへんねん!」
ab「まあ、いいよ。明日会えるし」
kj「明日会うん!?ええなぁ、俺もめめに会いたいなぁ」
ab「一緒来る?」
kj「あぁ、ごめん!明日予定あるんよ」
ab「そっか。じゃあ、また会うときになったらその時は呼ぶよ」
kj「ほんまに!?ありがと〜」
ab「どういたしまして」
やっと会える。俺が会いたかった人。俺は何を忘れてるの?
会ったら言わなきゃ。忘れててごめんなさい、って。だから、また目黒くんのこと知りたい。また、これから始めたい。
このとき、二人は知らなかった。阿部と向井が会話しているところを、ドアの向こうで盗み聞きしている人がいることを。
sk「目黒、会うんだ…」
コメント
3件

少しは覚えているのめめの事を亮平は… 盗み聞きした人はこの2人が会う事を よく思はないの… 引き裂かないでお願い🙇 続き気になります。
10年ぶりの亮平さんの声、聞けただけで良かったのに「会いたい」って欲望に負けてしまうめめくんの心情、すごく切なくて胸がぎゅっとなりました…。康二くんが「気持ちを伝えてこい」って背中を押すシーン、温かかったです。でも最後の盗み聞き…一体誰なんでしょう?次が気になります!