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生徒会長×問題児
放課後の静まり返った校舎。その一室、生徒会室の奥─。重たい扉の向こうで、僕はソファに押し付けられていた。
「……っ、離せよ……なに……急に……っ」
乱れた制服の襟元を掴み、目の前の若井──生徒会長が冷静な顔で見下ろしている。
「校則違反は取り締まらないと。不良の常習犯なんでしょ、お前」
「そんなん……先生に言えば……」
「もう報告済みだよ。問題児はこの生徒会で“特別対応”するように、ってね」
若井の指先が、シャツの隙間から差し込まれた。
「… っ あ ぁ ゛♡ 、ゃ……っ、やめ……っ゛」
「抵抗する割に、声出やすいね。可愛い声でさ」
優しい声なのに、どこか冷たい。指が胸元を撫で、あえて急所には触れずに肌を探る。
「ここ、弱いんでしょ?」
「… っひ ゛ 、かい 、ちょーがこんなことして 、゛っ 許されると…思って ゛んの 、ッ ?」
「何言ってんの。これは特別対応 、指導なんだから。」
シャツのボタンがひとつずつ外され、肩まで落ちていく。若井の指が、肋骨のラインをなぞりながら下へ滑った。
「ん ゛ っ ぁ、ぁあ っ ゛ ♡ ……やだ 、゛ ……やだって 、 ! ♡ ゛」
「なら、なんで声出てんの?笑」
舌が鎖骨をなぞり、唇が肌を這う。まるで罪を塗り広げるように、音を立てて触れられる。
「… ぅ あ ゛ 、っ ……やめ……ろっ゛ て…… 、!」
「じゃあ、ちゃんと もうしません って 言ってよ」
スラックスの上から指が触れる。わざと軽く撫でるだけ。焦らされるようなその動きに、元貴の腰がわずかに浮いた。
「っ、も、もう……ゃだ、やだってば……っ 、!」
「……ばかだね。」
ようやく本当に弱い部分に指が届いたとき、僕の声はひときわ高く響いた。
「ん あ ゛ … ッ ♡ ゛そこ……だめ……っ、だめ、だってば……っ!」
「嘘つき。問題児のくせに、こんな声出して……誰かに聞かれたら、どうすんの」
「っ、やだ … やだやだ 、ッ ゛ ♡ きかないで 、! ゛」
涙をにじませる僕の耳元で、若井は囁く。
「だったら、ちゃんと“俺だけ”に分からせて?もうしません って。 」
そのまま深くキスを交わす。唇の奥を啜られ、息が合わさっていく。
「……ん は ゛…っ、若井、やだ…ほんとに……っ♡゛」
「まだ全然だよ。悪い子には、ちゃんと指導しないと」
さらに深く、熱を与えるように触れ続ける若井。元貴の息はどんどん上擦り、抵抗は次第に指先の震えへと変わっていった。
「っ、あっ、♡ ゛ もう ……っ、や ゛ ……こんなの 、♡゛」
「俺は好きだよ。可愛い声で鳴いてくれる問題児くん、すごく」
触れるたび、重なるたび、僕は“生徒会長”に堕とされていく。冷たいはずの触れ方が、甘く支配するように変わっていくのを感じながら。
「……っ、……若井……もう……やだ……」
「なら、ちゃんと もうしません って言いなよ? 言わないと止めないよ?笑」
「……っ 、 ゛ も …しませ 、… 。─っなんて、 言うわけないでしょ 、?゛笑 ばーか ゛」
「ほら、 さっさと来なよ ッ … ざこせーとかいちょー 、っ ♡ ゛?笑」
「っは、 笑 ほんと、ざこはどっちだろーね?」
「いいよ。分からせてあげる ♡ ゛」
なんで「もうしません」その一言を言わないか 、自分の欲が負けたから。この気持ちよさが 快感が 若井が 僕を壊していった。
その夜、生徒会室には、書類をめくる音ではなく、誰にも知られたくない熱が、静かに響いていた。
コメント
2件
私の好みにグサッときました
おいしい