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こんにちは楓愛です!
珍しい更新ですね
番外編なんですけど笑
まぁもちろん見たいって方がいたのでやるだけです!
といっても番外編はこれだけなんです笑
理由を説明すると別作を進めたいからですね
気が向けばおそらく番外編が増えるとは思います!
では本編どうぞ!
愛玩標本
番外編「契約、純白の檻の中で」
スタート
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⚠️この作品はご本人様に一切関係ありません⚠️
〈――今日から、俺たちは夫婦だね〉
そう言って微笑んだ不破の手のひらに、ローレンの指先はゆっくりと包まれていた。
白いグローブを外され、指輪をはめられる感触だけがやけに生々しい。
右手にはイブラヒムが、左手には葛葉が立っていた。
それぞれ違う形のリングが、ローレンの細い指を縛る。
(誓えよ、ローレン。逃げないって )
〈俺たちだけを、愛するって〉
【全部受け入れるって……お前の口から、言え】
ローレンは、何も言わなかった。
ただ目を伏せて、頷いた。
それが、三人との「契約結婚」の始まりだった。
式の後、ローレンが連れてこられたのは、
外界から完全に遮断された屋敷だった。
携帯は取り上げられ、部屋の窓はすべてスモークガラス。
庭に出るには3人の許可が必要で、家の中には監視カメラがいくつも設置されていた。
でもローレンは、もうそれに驚きすらしなかった。
【ねぇ、今日も薬、飲んだよね?】
イブラヒムが穏やかな笑顔で尋ねる。
(湊、ベッドで一緒に昼寝したいって、ローレンが)
葛葉が耳元で囁く。
そのたびに、ローレンは微笑みを浮かべる。
それが望まれていると、もう知っているから。
ローレンの誕生日。
三人は豪勢なディナーを用意し、プレゼントを差し出す。
イブラヒムからは革製のチョーカー。
不破からは抱き枕のような大きなぬいぐるみ。
葛葉からはローレン専用の“寝室キー”。
〈どれも、俺たちの代わりってこと。離れてても、寂しくないようにさ〉
目の前に並ぶ3つの“贈り物”は、まるで支配の印だった。
でもローレンは、それを受け取って首に巻き、抱きしめて、ベッドの鍵を胸元に下げた。
「ありがとう……だいすき」
心のどこかで、本当の「ありがとう」の意味を忘れていた。
ベッドで、葛葉がローレンの髪を撫でながら問う。
(なあ、今でも……あいつのこと、思い出す?)
“あいつ”とは、もちろん叶のことだ。
ローレンは目を閉じたまま、葛葉の指先に頬を寄せて言った。
「……思い出さないように、してる」
(じゃあ、してるんだ?)
「でも……思い出しても、あの人は……ここにはいないから」
葛葉はローレンの唇を指でなぞり、そっと笑った。
(それでいい。俺らだけ見てりゃいいんだよ)
その夜、ローレンは3人の腕に抱かれながら眠った。
夢の中で、自分が何者だったのか、なぜここにいるのか、少しだけ思い出しかけた気がする。
でも――朝にはすべて消えていた。
3人にキスされて、名前を呼ばれて、「愛してる」と囁かれながら、
ローレンは“自分が幸せだ”と思い込むようになっていた。
逃げられない。
でもそれでいい。
ここには愛がある。少なくとも、彼らはローレンを必要としている。
(おはよう、ローレン)
〈今日も、お前は最高に可愛いよ〉
【永遠に、俺たちの“奥さん”だな】
🔻To Be Continued…
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番外編をご覧いただきありがとうございます!
なんで結婚させたんだろうと疑問に思いつつありますが無事に終われたので良かったかなとは思っております
目標とかそろそろ決めたいな〜
この作品♡1万にするとか?
さすがに無茶すぎますか笑
目標とかもぼちぼち決めていこうかなって思ってます!
次回…???
コメント
6件
良すぎて思わず一気見しました……番外編てまだ書きますか…………?