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神殿の奥、薄暗い光が差し込む広間。
無数の石柱に囲まれた中央に、透明な液体が満たされた大きなカプセルがひとつ、静かに立っていた。
中には、小さな体が浮かぶ――それが、へんな君だった。
ヴィィィーーーーーーン‼︎
液体が泡立ち、カプセルの壁が震える。
???:「そろそろだな。よし、完成だ!」
ガチャン‼︎
カプセルの扉がゆっくり開く音が響く。
へんな君:「んっ?」
視界の中に、白いローブに金色の刺繍が輝く人物が現れた。
???:「お!目、開いた!」
ビッター
へんな君の体が液体の中で揺れる。
へんな君:「んんんーーーー⁉︎」
???:「あっ、ごめんね。今開けるね♪」
バシャーーーン‼︎
液体が飛び散り、へんな君はカプセルから飛び出した。
へんな君:「ゲホッ!ゲホッ!誰なんですか、あなた!僕をこんなところにいれて‼︎」
神様:「あ〜ごめん、ごめん。あと、僕の名前は神様ね、よろー!」
長いローブの裾が床をすべる。光る瞳で、へんな君を見下ろす神様はどこか楽しそうだった。
へんな君:「えっ…神様?」
神様:「うん。」
へんな君:「…神様ーーー⁉︎」
へんな君:「あの、ゼウスとか、色んな神がいる中の神?」
神様:「うん!」
へんな君:「うん!じゃないのよ!なんで、僕を閉じ込めてたの‼︎」
神様:「だって〜僕が君をつくったから〜しょうがないじゃん…」
へんな君:「つくった?つくったのーーー⁉︎え⁉︎僕、人造人間なの?(汗)」
神様:「いや、違うよ。死んだ肉体を〜パワーアップさせた姿が君です‼︎」
へんな君:「…」
へんな君:「僕、ゾンビなのーーー⁉︎」
神様:「いや、違うよ!落ち着いて…」
神様:「君は、超人というんだ。」
へんな君:「超人?」
液体に閉じ込められていた頃の感覚が、体にまだ残っている。
何もかもが理解できない…でも、なぜかワクワクする気持ちも湧いてきた。
――こうして、へんな君の 全ての始まり が幕を開けたのだった。