一週間ぐらい経った頃、私はベットの上でゴロゴロと転がっていた。
「変異種…氷河世界…」
きっとこれは自然なことじゃなくて、誰かが意図的に起こしたことなんだって思ってる。
怖がりで、ポンコツだけど…
「大丈夫…皆と一緒なら…!」
私は手をぎゅっと握りしめて、扉を開けた。
〈うたい視点〉
…おどろくさん、何するつもりなんだろ…
僕はマグカップに入ったココアを飲みながら、考える。
おどろくさんに話があるって言われて、僕たちはリビングに集まった。
さもさんとななっし~さんはリハビリ途中で、まだここにいる。
あふぇさんと瑠璃さん、ニグさんも二人の様子を見るために残ってて、その四人も集まってほしいって言ってたから、余程大事なことなんだろう。
『私も世界が暖かくなるのを手伝うよ!』
おどろくさんが言っていたことを思い出した。
……………
〈おどろく視点〉
「それでおどろくちゃん、話って何?」
凸さんが私に聞く。
大丈夫…言うんだ…
「実は…」
大丈夫
「…この世界がこうなった原因を探したいの!」
コメント
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とても面白くって一気見してしまいました! 恋バナとかもあってめちゃ好きです!