テラーノベル
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空「これはまだ僕たちが小さい頃の話なんだけど…」
そうして始まった空による怪談話。
高すぎない綺麗な声が程よく響き、落ち着く。
空の声はとても綺麗で小さい頃はよく読み聞かせをしてもらっていた。……懐かしい
アメリカ「ぎゃあああ!無理だ!無理無理!」
イギリス「うるっさいですね。」
ソ連「これの何がそんなに怖いんだ?」
イタ王「怖いに決まってるんね!」
日帝「分かったから抱きつくな苦しい」
ナチス「……(どこが怖いんだ?)」
フランス「……(無理無理…怖い怖い)」
フィンランド「……(今度スウェーデン達にでも聞かせてやるかあいつらビビリだし)」
日帝「……フランス大丈夫か?」
フランス「!だ、大丈夫だよ」
海「体調が悪いのか?」
日本「かき氷食べてお腹痛くなっちゃいましたか?」
フランス「そ、そうかも……」
イギリス「ほんと、優しいですね。日帝さんのご兄弟は…こんな奴を心配するなんて」
フランス「うるさい!ブリカス!紳士ぶった変態め!」
イギリス「……絶対にぶち殺します」(殺気)
空「怖。急に部屋の空気変わったんだけど……怖い話してるのにそれよりも怖くできるなんて才能あるね」
アメリカ「……日帝chan…トイレ…」
日帝「絶対にいかない。一人で行け」
アメリカ「無理無理!急に行きたくなったんだよ!」
海「まだ辺りは明るいし大丈夫だろ…クソビビリめ」
アメリカ「何言ってやがる!日がもう沈みそうなのに頭おかしいんじゃねえの!」
ナチス「頭おかしいのはお前だアメリカ。落ち着いて空を見ろバリバリに晴天だし、まだ日没まで数分ある」
空「どうせ怖くてついてきてもらうために言ったんでしょ」
アメリカ「そもそも急に怖い話しようとしたお前が悪いだろ!」
空「いや〜だって暑いって言ってたから涼しくしようと思って!」
アメリカ「どういう頭してやがる!怖い話で気を紛らわせてるだけだろ!現状変わらねえだろ!」
ソ連「くそおもろいな」
日帝「……大丈夫か?」(引)
アメリカ「日帝chan…マジでお願い…トイレついて来て」(震)
日帝「……わかった。ほら行くぞ」
アメリカ「マジでありがと!大好き!」
日帝「お世辞はいい」
日本「……元気ですね」
フィンランド「そうだな」
………
アメリカ「に、日帝chan!ぜ、絶ッッ対にどっか行かないでよ!」
日帝「行かない。いいから早く済ませろ」
うちの家は代々引き継がれていたものであり、少し内装が他と比べて古い。そのためトイレは家の少し奥にある。小さい頃はここに行くのが怖くてよく空と海に付き合ってもらったものだ
アメリカ「…、ふ〜うスッキリした」
日帝「手を洗えよ」
アメリカ「もちろん」
……
アメリカ「なんで日帝chanの家はこんなに古い作りなんだ?」
日帝「代々受け継がれてきたからな、俺のご先祖様が住んでいたんだ」
歩きながらそう話をするいつの間にか日が暮れており、辺りも少し涼しくなっていた
アメリカ「だからこんなに古風なんだな」
日帝「俺はこの家を気に入っている。ご先祖様が大切にしてきた家だからな」
アメリカ「そっか…それは確かに大切だな」
米国にこんな話をする日が来るとは思わなかったが案外話していたら楽しいものだ。いつもの抱きついてくる癖がなければ…
アメリカ「ね、ねえ日帝chan?俺たちもう結構歩いていると思うだけど一向に扉が見えないんだけど?」
日帝「…妙だないつもならすぐに着くのに」
うちの家はそれなりに広いが案外歩いていればすぐ着く。それに廊下は一直線だから迷うことはないはずだ
日帝「……嫌な予感がするな…」
アメリカ「に、日帝chan!…て、手を繋いでくれないか?」
日帝「おい、そんなこと言ってる場合じゃないだろ」
アメリカ「だ、だってさっきから変な音がずっと聞こえるんだよ!」
日帝「音?」
その瞬間、壁のあちらこちらから真っ赤に染まった手形が覆い尽くす
日帝「!?何だコレ!」
アメリカ「オーストラリアがビビらしてきてるのか!?」
日帝「落ち着け!気配がない」
アメリカ「じゃあなんでこんな変なことが起きるんだ!」
日帝「知らない。それを知っていればこんなに焦らない」
次は家全体がガタガタと揺れている。前に米国の家であった事が今起きている
日帝「一体どうなっているんだ!」
アメリカ「に、日帝……あそこに…」
米国が指さす方には髪の長い白いワンピースを着た背が不気味な程高い女が立っていた。
表情はよくみえない
アメリカ「に、日帝!」
日帝「大丈夫だ。」
グズグズしていても仕方ないため女に近づく
日帝「お前は誰だ?俺たちをここに閉じ込める元凶か?」
……
返事は返ってこない。そのかわりに表情がはっきりと見えた
女は不気味な笑みを浮かべていた
手足はぐちゃぐちゃで原型をとどめておらず、地面に肉片がべチャリと落ちていく
腐ったような匂いがし、辺りにはハエが集っていた。
日帝「……(何も話さないな)」
どうしようか困っていると急に女の髪が伸び、俺の体を包み込む
日帝「!米国!」
叫んだ時にはもう遅かった
米国は髪で首を絞められた後だった
終わった…
……
日本「日帝さん!」
日帝「は!ここは?」
日本「落ち着いてください…ここは家です」
イギリス「意識が戻りましたか?」
イタ王「大丈夫なんね?」
日帝「…あ、ああ……」
フランス「びっくりしたよ。何分たっても戻ってこないから駆けつけたら二人とも倒れていたし」
フィンランド「一体何があった?」
空「……陸…」
日帝「いや、変な夢を見たんだきっと…」
海「どんな夢だ?」
俺はさっき起きたことを簡潔に話した
ソ連「だからこいつは伸びてんのか」(アメリカを指さす)
日帝「分からないが妙に変な夢だった」
日本「夢なんですか?」
日帝「へ?」
日本「…、失礼します」
日本に裾をめくられた。
そこには何かで締められたであろう赤い跡が無数にあった
日帝「マジか…」
日本「これを見ると夢ではないと思います」
日帝「とは言ってもそれが本当だったらどうやって俺は助かったんだ?」
日本「分かりませんが無事で良かったです」
後から聞いた話だが…どうやらこの家は数年一回そういう事が起こるらしい。
今回はたまたまこれといって怪我がなかったがもう一歩遅かったらヤバかったそうだ…
#カンヒュ
ᗷ.
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コメント
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高齢行事から一気にほら展開に持っていくの上手すぎて怖すぎる、 アメリカがビビリなの好きすぎるw!