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#かんとりーひゅーまんず
電波📡
102
くぅ。
15
ガチャガチャと物音が四方八方から聞こえる
今日は国達が集まって行うお泊りだ。そのせいかいつもより騒がしい
この行事は国連が提案し、今回初めて開催される。強制ではないため自由参加だし、途中で帰っても構わない自由なお泊りだ。しかしただのお泊りというわけではない…国と国との親交のためのものでもある
俺は日本とパラオに誘われたため参加した。海や空を誘ってみたが予定があるらしく、参加が難しいらしい。少し残念だがせっかくの集まりだ存分に楽しもうと思う
日本「うわ〜!相変わらず広いお屋敷ですね!」
パラオ「鬼ごっこできるぐらい広いね!」
日帝「あんまりはしゃぐと転ぶぞ」
今回お泊りする所は国連が所有している大きな屋敷だ。どうやら参加人数が多いため屋敷になったようだ
日本「見てください!すごい大きい絵画がありますよ!」
パラオ「すごーい!」
可愛らしくはしゃぐ2人につい笑みが溢れる
天真爛漫で無邪気だ
イギリス「相変わらず元気な二人ですね」
日帝「!英国」
イギリス「どうも日帝さん。今日はよろしくお願いしますね」
日帝「こちらこそだ」
英国とは友好な関係を持っているがこのお泊りに参加するのは少々意外だった。
英国がいるということはあの二人もいるのだろう
アメリカ「日帝chan〜!!」
カナダ「うるさっ!」
日帝「こっち来るな米国」
アメリカ「なんでよ〜!このお泊りは親交を深めるためのものだろ〜!仲良くしようぜ!」
日帝「お前が絡むなら話は別だ!」
カナダ「お願いだからホントに迷惑かけないでよ?」
アメリカ「善処するぜ!」
日帝「絶対しないな…」
イギリス「アメリカ…騒がしいですよ。少し静かにしてください」
アメリカ「うるせー!親父。ボッチのくせに参加するなんて哀れだな!」
イギリス「はぁ?ボッチじゃありません栄光ある孤立です」
アメリカ「言い訳だろ」
日帝「パラオがいる前でそういう汚い言葉を使うのは辞めてくれないか?」
フランス「そうだー!そうだー!英国紳士が聞いて呆れるぞ!」
日本「そうやって煽る事を言うから汚い言葉が出るんじゃないんですか?」
日帝「やめろほんとに…。教育に悪すぎる」
パラオの耳を塞ぎながら注意をする
パラオ「?ナイチなんて言ったの?」
日帝「何でもない…気にするな」
パラオ「わかった!」
可愛い…。ほんとにこの一言に尽きる
日帝「でも俺も気になるな…。英国はあまりこういう行事には参加しないイメージがある」
イギリス「私も本当は参加するつもりはなかったんですけど、日帝さんが来るということで私も参加したんですよ」
アメリカ「それを言ったら参加者ほぼ全員が日帝chan目的で来てるだろ」
日帝「…なんで俺目的なんだよ」
フランス「それは…ねえ?」
日本「当たり前ですよ。皆日帝さんの事好きですから」
日帝「は?そんなわけないだろ」
カナダ「これで無自覚なのか…将来拗らせて監禁させられそう」
アメリカ「安心しろ!日帝chanが監禁されそうになったら俺が守る!」
日帝「不要だ。そんなもの無くても体を鍛えている」
パラオ「パラオも強くなりたい!」
日本「パラオは今のままでも十分ですよ」
そんな雑談をしていると後ろからさらに騒がしい声が鳴り響く。どうやら他の国が到着したみたいだ
国連「皆さん!落ち着いてください!もう着きますから…って日帝さん達!こんな所に!」
日帝「特に指示がなかったから先に入ったが…悪かったか?」
国連「とんでもありません。むしろ入っていただいて結構ですよ」
日帝「なら良かった」
中国「退けアル!日帝が見えないアル!」
韓国「え!日帝!どこどこ!」
ナチス「……」(無言で日帝に近づく)
イタ王「日帝〜!」
日帝「ちょ!待てイタ王!」
俺の忠告を無視し、そのままガタイのいい体で勢いよく抱きついてきた。当然支えられるわけもなく地面に倒れ込む
イタ王「会いたかったんね〜!」
日帝「重い!降りろ!」
イギリス「イタ王さん。やめなさい」
カナダ「日帝さん大丈夫?」
日帝「受け身は取ったが痛いものは痛い」
日本「降りてください今すぐに…」
パラオ「ナイチ大丈夫?」
アメリカ「何やってんだ!イタ王!日帝chanに抱きついていいのは俺だけだ!」
ソ連「相変わらず頭のおかしいことを言うなクソリカ」
中国「誰が日帝に抱きついていいって言ったアル?」
日本「……喧嘩しないでくださいよ…」(パラオの耳を塞いでいる)
先ほどの穏やかな空気は消え去り、バチバチに三国が喧嘩をし始めた。……一応親交のためのお泊りだよな…
日帝「……喧嘩するのなら…帰るぞ」
その一言を言った瞬間に辺りが凍りつく
国連「絶ッッッ対に帰らせません!」
普段滅多に大声を出さない国連がいきなりそう言ったため少し驚く…。
アメリカ「嫌だー!!日帝chanがいなかったらこんなのただのお泊りだー!!」
フランス「ムリムリ…日帝君がいないって考えられない」
ナチス「嘘だよな…嘘だと言ってくれ」
イタ王「嫌なんね!!絶対に諦めるまで離さないね!!」
イギリス「……」(無言で手を掴む)
韓国「帰らないでよ。せっかくのお泊りなんだしさ」
ソ連「…… 」(ドアに鍵をかける)
日帝「うるっさい!分かったから、帰らないから静かにしろマジで…。それとなんで先輩はかこの世の終わりみたいな事言ってるんですか!」
ナチス「日帝がいない世界なんて滅んでしまえばいい」
日帝「急にエグい事言い始めましたね」
プロイセン「許してやってくれ日帝。ナチスはこの日のためにいろいろと頑張ってきたんだ。日帝が帰るって言って今頭がパァになってる」
日帝「師匠…どうすれば治りますか?」
プロイセン「頭でも撫でてやってくれ」
日帝「分かりました。……イギリス、イタ王手を離してくれ」
イギリス「本当に帰らないんですね…」
日帝「ああ、帰らない。だから手を離してくれないか?」
イタ王「わかったんね…」
案外話が通じる2人はすんなりと手を話してくれた米国なら離してくれないだろう…
日帝「先輩…失礼しますよ」
ナチス「……」
俺は先輩の帽子を取り、頭を優しく撫でる
先輩はその瞬間ピタリと動くのやめなんとも言えない表情で撫でさせてくれた。まぁ嬉しそうであるから嫌な訳ではないだろう
日帝「(こうしているとパラオとか日本とか思い出すな〜)」
撫でるのを止めようとしたら先輩に手を掴まれた
ナチス「……その…もう少し撫でてくれないか?」
日帝「!……分かりました」
先輩がこんなに甘えてくるのは珍しいためたくさん撫でる
アメリカ「いいな〜!俺も撫でてもらいたい!」
イギリス「やめなさい。今乱入したらプロイセンにボコボコにされますよ」
カナダ「いくら兄さんでもプロイセンさん相手にはきついか…」
日本「アメリカさんは防御力がありますから一撃ではやられないとしてサンドバッグにされそうですね」
ソ連「いいなクソリカサンドバッグ。殴りがいがありそうだな」
アメリカ「は?俺がサンドバッグじゃなくてお前がなれよ!」
フランス「面白いねそれはそれで」
国連「会話の内容が物騒すぎますよ…」
中国「今さらアルよ」
日帝「……それで今日は何人参加するんだ?」
国連「それが正確な人数が分かってないんですよ」
日本「どうしてですか?」
国連「日帝さんが参加すると言って後から参加したいという国が物凄く増えましてね…」
日帝「……なんでだよ」
パラオ「ナイチすごい!」
フランス「確かにある意味凄いね」
国連「それは一旦置いといて、部屋を決めるんですが…一人部屋ではなく、せっかくなら三人ぐらいと一緒に寝るのはどうでしょう?」
アメリカ「最高じゃん!」
イギリス「……絶対に乱闘になりますね…」
フランス「日帝君…誰と一緒に寝たい?」
ナチス「聞かなくてもわかるだろ」
日本「日帝さん…ご愁傷さまです」
日帝「……やめてくれ日本…まるで俺が今から苦労しそうな言い方は…」
カナダ「……日帝さんのところだけ五人にしたら?」
国連「それがいいですね…少し狭くなってしまいますが」
フィンランド「…男女は分けるべきだと思うが」
エストニア「もしかして気遣ってくれている?」
フィンランド「当たり前だ」
国連「そうですね。ではエストニアさんとベラルーシさんは一緒の部屋で決まりですね」
ベラルーシ「……日帝兄様と一緒がいいんですけど」
日帝「流石に駄目だ。俺は米国のように変態にはなりたくない」
アメリカ「今めっちゃディスられた気がする」
フランス「気がするんじゃなくて普通にディスられてたよ」
アメリカ「なんでだよ!日帝chan!俺のどこが変態なんだ!!」
日帝「お前が俺の衣服…下着を勝手に持って帰って匂いをかいでいたところ」
……
また場が凍りついた。
もちろんパラオの耳はバッチリと塞いでいる(本日三回目)
プロイセン「……お前…私の弟子に何してる……殺すぞ?」(圧)
フランス「いや、キモ」
カナダ「さすがは兄さん…。やってることが犯罪級過ぎて一ミリも真似できないよ」
ソ連「何が世界の警察だよ。ただのド変態じゃねえか」
日本「……アメリカさん…いつか犯罪を犯すだろうなとは思っていましたが……まさかもう犯していたとは…」
イギリス「……本当に何やってんですかバカ息子。大人しく捕まりなさい」
日帝「マジでキモすぎて外で下着は干さなくなった」
フィンランド「……いい判断だ」
アメリカ「違う!いや、違くはねえけどさ!好きな奴の下着が干してあったらそりゃ持ち帰りたくなるだろう!」
ナチス「……そんなこと絶対にしない。お前と同じにするな犯罪者」
プロイセン「……アメリカ…こっち来い」(圧)
アメリカ「あ、終わった」(震)
カナダ「どんまい兄さん。さよなら来世では犯罪犯さないようにね」
韓国「今のうちにお墓でも作っておく?」
日本「それがいいですね」
アメリカ「おい!そこ!俺はまだ死んじゃいねえ!勝手に葬式始めるな!」
日帝「……骨は拾う」
アメリカ「日帝chanまで!」
プロイセン「いいから行くぞ」(殺気)
アメリカ「あ…あ」
イギリス「うるさいですね」
日本「南無阿弥陀仏」
国連「おかしいですね…部屋を決めていたはずなのに死者が出てますね」
日帝「とりあえずほっといておこう」
国連「そうですね。では仕切り直してとりあえず三人組作ってください」
………
国連「……まぁ、こうなりますよね」
日帝「待て!三人組作れって言ってんのになんでこんなめっちゃ国集まってんだよ!」
ソ連「そりゃあ皆日帝と一緒の部屋がいいに決まってんだろ」
フランス「でも日帝君の部屋だけは五人でもいいんでしょ?なら僕が入るよ!」
イギリス「何言ってんですかフラカス…貴方が一緒の部屋なんて日帝さんが可哀想です」
フランス「は?」
日本「埒が明かないですね」
フィンランド「そもそも現国、旧国合わせて部屋を組めって言う時点で人数が多すぎて大変だ」
ナチス「よし、お前ら全員帰れ」
韓国「はぁ?なんで帰らないと行けないの?君が帰れば?」
エストニア「私とベラ姉さんは決まってるから先に部屋見てきて良い?」
国連「えぇ、いいですよ」
日帝「……いいな…すぐ決まって」
ベラルーシ「日帝兄様も来ますか?なかなか決まらないようですし」
日帝「いや、ほんとに遠慮しておく」
ベラルーシ「残念ですわ」
ベラルーシとエストニアが部屋から出って数分。喧嘩ばかりで一向に決まりそうにない
日帝「……はぁ…もうくじで決めよう」
国連「そうですね」
……
日帝「ということで埒が明かないからくじで決めることになった。文句あるやついるか?」
特に誰も何も言わないためそのまま開始することにする
イタリア「やった!ドイツと日本と同じ部屋なんね!」
ドイツ「どういう巡り合わせだ」
日本「日帝さんと一緒が良かったですけどこのメンバーなら楽しめそうですね」
国連「あの三人は仲いいですからね。安心です」
日帝「向こうで絶望している奴がいるがあれは一体何だ?」
国連「ああ、アレはですね…」
イギリス「……フラカスと同じ部屋なんて…自害したほうがマシですよ!」
フラカス「それはこっちのセリフ!も〜!!ほんとっに最悪!」
中国「こいつらと一緒とか終わりアル…」
日帝「……運が悪いな」
韓国「なんか…綺麗に旧国と現国で分かれてない?」
日帝「そういうわけでもないと思うが…」
パラオ「パラオはナイチと同じ部屋だ!」
フィンランド「俺も」
カナダ「僕もだね」
日帝「……あたりだ。めっちゃ平和な部屋だ」
フィンランド「後もう一人は誰だ?」
ポーランド「ぼ、僕!」
日帝「よし!当たりだ!」
カナダ「めっちゃ嬉しそうだね」
フィンランド「このメンバーなら喧嘩しないだろう」
国連「はいはい、確認終わったら各自部屋に行ってください」
部屋メンバー
一号室 日本、ドイツ、イタリア
二号室 韓国、ロシア、アメリカ
三号室 ナチス、イタ王、ソ連
四号室 プロイセン、大英、ウクライナ
五号室 イギリス、フランス、中国
六号室 ベラルーシ、エストニア
七号室 日帝、フィンランド、パラオ、カナダ、ポーランド
八号室 国連、スペイン、ポルトガル
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