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2024年 △月�日
既に不透明になりかけてる記憶を、最後の悪あがきで不透明のまま残そうとしている。
私が書くこの話は、私のためだけに書かれたものである。私がこの恋を忘れても思い出せるよう、この恋を1つのカタチとして残しておくために、そのためだけに書いた文である。
いつもの私であれば、承認欲求の海に溺れ、少しでもこの作品を人に見てもらおうと努力するだろう。しかし、今回その必要はない。たまたま見つけた人だけが読んでくれればいい。
この作品は、ひっそりしていた方が都合が良い。何故ならば、好きなあの子に見つかるリスクが低くなるからだ。彼女はこのようなサイトで小説を読まないと言っていたが、いつ何がきっかけでこのサイトを見るようになるかわからない…はぁ、恐ろ恐ろし。
次の文からは、私の日記である。
日記といえども、その日に書いたものではなく…その日のことを思い出して書いたものだ。
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今日は2023年 1月×日
私は多分恋に落ちた。
まだ確証はないけれど、きっとこれは恋である。
今日は待ちに待った移動教室の日だ。
私の学校は「雪の降る街」に行く。
そこで雪遊びやら、雪とどうやって共存しているのかを学ぶ予定だ。
バスの窓から見える景色が、段々と白くなってゆく。しばらく雪を見ていると、少し喉が苦しくなった。
確実に車酔いである。
何を隠そう、私は車酔いのプロだ。
短時間の移動であろうとも、秒で酔う。
長時間になればどうなるだろうか。
そう、死だ。
なんとか耐えねば。
吐くわけにはいかん…
一旦寝よう。そうすれば、吐き気も気にならないだろう…
???「~~~ちゃん、着いたよ。起きてる?」
そう友達に声をかけられ、私は起きた。
起きた時には吐き気も無くなり、気分爽快であった。るんるんです💃💃
さて、この???さん…なんと呼ぼうか。
とりあえず、Kさんとでも呼ぼう。
私は後々、彼女を好きになる。
つづく