テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#やわしゅん
もちぷよ
159
2,261
後日談です!!
やわしゅんが同棲したおはなし
ちょっと書き方変えたので読みにくいとかあったらコメントで教えてください!!
舜太side
「ただいまー。あ、柔太朗、先に帰ってたんや」
鍵を開けてリビングに入ると、聞き慣れたテレビの音と、ふわりと香る柔軟剤の匂いが出迎えてくれた。
大学の講習で少し遅くなった俺を出迎えたのは、すっかり見慣れた、だけど今でもときどき夢じゃないかってドキドキする、柔太朗の姿。
「おかえり、舜太。お疲れ様」
ソファに座っていた柔太朗が、スマホを置いてこちらを振り返る。
学校一のヤンキーって恐れられていた頃の鋭さはどこへやら、今の柔太朗は、俺にしか見せない、とびきりふにゃっとした優しい笑顔を浮かべている。
「これ、今日の分の講義のプリント。机に置いとくからな」
「ありがと。……ねぇ、こっち来て」
カバンを置いて手を洗おうとした俺の手首を、柔太朗がくいっと引っ張った。
そのまま吸い寄せられるように、ソファの柔太朗の隣にすとんと座らされる。
「ちょ、柔太朗? ご飯作らなあかんのに」
「ちょっとだけ。……今日も一日、舜太が足りてなかった」
そう言って、柔太朗は俺の肩にコテンと頭を乗せてきた。
さらさらした髪が首筋に当たって、くすぐったい。
高校の時は周りの目を気にしてこんなにベタベタできなかったから、二人きりの家という空間が、柔太朗の甘えん坊スイッチを完全に加速させていた。
「もう……。毎日秒で帰ってくるって言ったの、有言実行しすぎやろ。
あ、そういえば!大学でまた変な奴に絡まれたり、喧嘩とかしてへんやろな?笑」
ふと思い出して笑いながら尋ねると、柔太朗は肩をすくめて、ちょっと拗ねたような顔をした。
「してないよ。俺、もう更生したもん。舜太に怒られたくないし、今は一般人のフリするの得意だから」
「フリって何やねん!笑 でも、それなら安心したわ。
……あ、そうや!今日な、駅前で勇ちゃんと仁人くんに会ったで!」
「え、あの二人? 相変わらずだった?」
「うん。『今からどっちの家行くかで揉めてる』って仁人くんが怒ってた。だから俺、『早く一緒に住めばええのに』って自慢しといた!」
俺が胸を張って言うと、柔太朗は体を離して、おかしそうにクスクスと笑った。
「ふふ、それ絶対に仁人に『お前らは展開が早すぎるんだよ!』ってツッコまれたでしょ」
「なんで分かるん!? まさにその通り言われたわ!」
ひとしきり笑い合った後、柔太朗が愛おしそうに俺の頬に手を添えた。
綺麗な瞳が、じっと俺を見つめる。
「でも、本当に良かった。あの時、舜太が一緒に住おうって言ってくれて」
「……俺も。毎日柔太朗の『ただいま』が聞けるの、ほんまに幸せ」
柔太朗の手の上に、自分の手を重ねる。
あの頃、怖がりで臆病だった俺の世界に踏み込んできてくれた、不器用で優しいヤンキー。
今はもう、俺だけの、世界一あったかい恋人。
「……じゃあ、幸せついでに、今日のご飯は俺の大好物にしてくれる?」
「おねだり上手やなぁ。ええよ、何食べたい?」
「ハンバーグ。舜太の手作りのやつ」
「了解!じゃあ、美味しく作るから待っててな」
立ち上がろうとした俺の唇に、ちゅ、と小さく軽い音が重なった。
「……っ!? もう、不意打ち禁止!」
「早く作ってね、シェフ」
真っ赤になった俺を見て、柔太朗は満足そうにまたソファに深く腰掛けた。
キッチンに向かいながら、胸の奥がじんわりと熱くなる。
俺たちの新生活の物語は、まだ始まったばかり。
これからも、この部屋で、たくさんの「美味しい」と「大好き」を重ねていくんだ。
fin
NEXT
♡→200
最近色んなストーリー出してるのでバタバタで…条件付きでいかせてもらいます🥲︎
コメント待ってます💬
コメント
3件
更新感謝です!!🫶🏻💕 後日談楽しみにしてました!!私同棲系の話大好きなんです!グヘヘそれを大好きなやわしゅんで!!神ですね〜😇もうとにかくいつもありがとうございます!🙇🫶🏻
うわあ、後日談の同棲話、めっちゃ良かった……! 高校の頃のヤンキーだった柔太朗が、今は舜太にだけ見せるふにゃっとした笑顔で「おかえり」って言うの、尊すぎてやばい。舜太の「ただいまが聞けるから幸せ」って言葉に全部詰まってるなあ。仁人たちに自慢するところとか、二人だけの甘い空気が伝わってきて、読んでるこっちまでほっこりした。毎日こういう日常が続くんだろうなって思うと、本当に幸せな気持ちになる。mo-さん、素敵な話をありがとう!