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今しか味わえない空気を
打ち上げは
ぷりっつ先輩の家でやってます、!
あき
「はーーーーーい!
おつかれさまでしたァーー!」
AMPTAKxCOLORS
「いえーーーい!!」
ぷりっつ先輩が買ってきた
大量のコンビニスイーツと、
乾杯代わりに、ペットボトルを掲げる。
けち
「いや〜マジでライブ最高だった!!!」
けちゃ先輩が、
勢いよくスイーツを頬張りながら言う。
ちぐ
「月ちゃんめっちゃダンスうまくなってた!
あの回転、完璧だったよ!」
ちぐさ先輩が、笑顔で言ってくれた。
『ありがとうございます、』
その隣では、
まぜ太先輩が静かに自分のスマホで撮った
動画を見返している
まぜ
「……お前らのバランス、意外と良かったな」
ぷり
「なにそれ、めっちゃ褒め言葉やんけぇ! 」
からかうようにツッコむぷりっつ先輩。
まぜ
「やーでもさ、あの雨の中、
月ちゃんとあっと来る時
びしょ濡れだったんだよな?」
まぜ太先輩の何気に言ったひと言に、
全員の視線が、あっとくんと、
月に集中する。
『……あ、いや、そんなに……!』
月が焦って首を振る
ちぐ
「ねぇ、まさか、
濡れて透けてたとかじゃないよねぇ…?」
ちぐさ先輩が、悪い顔でからかう。
まぜ
「あー、それでお前、
ジャケット貸してたのか。」
まぜ太先輩がポツリと言ったその瞬間ーー
あっと先輩の耳が、真っ赤になる。
あと
「ちょっ、お前ら黙れ!!///」
ぷいっと横を向いてしまうあっと先輩。
それからひと段落ついた頃、
あっと先輩が横に来て、
こう囁いた。
あと
「さっき保健室で聞いた事…
忘れないよ。絶対に。」
それだけ言って、先輩は、みんなの輪に戻って行った。