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駿「 …んん、っ、 」
朝、胃がぐるぐるする感覚で目が覚めた。
下からはみんなの騒がしい声が聞こえる。
…何かあったんかな。するとそこに、
大「 みっちー?起きとる? 」
駿「 …大吾くん、? 」
大「 起きて来るの遅ない?
時計見てみ。もう8:00過ぎやで? 」
そう言われ、時計を確認してみると、
確かにそこには”8:27”と言う文字が。
駿「 …わ、ほんまや、…
寝すぎてました…ごめんなさい、 」
と謝ると、大吾くんは軽く、
大「 ええよええよ。 」
と優しく声を掛けてくれた。
大「 あ、みっちー、あんな… 」
と言われ首をかしげる。
駿「 ?…どうしました、? 」
大「 謙杜が熱出してもうて、
看病手伝ってくれへんかな。 」
…謙杜もしんどいんや。
いつもあんなに元気な謙杜が熱やなんて、
相当しんどいやろな。
俺は黙っとこ。
駿「 そうやったんや…
分かりました。すぐ行きます。 」
大「 うん、ありがとうな~ 」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
駿「 おはようございます…
…謙杜大丈夫?しんどいやんな。 」
謙「 こほこほっ…みっち、しんどい、… 」
駿「 ん、大丈夫やで。
何かして欲しいことある? 」
謙「 …ん、おみず…ほしい、っ 」
流「 みっちー、お水。ほいっ 」
駿「 流星くん、ありがとう、
ん、謙杜、どーぞ。 」
謙「 ありがと…けほっ、… 」
駿「 …ぅ、 」
やばい、お腹痛い、痛すぎる。
吐き気もするし、少し熱っぽい。
ここに居ったらバレると思って、
一回自分の部屋に戻った。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
大「 あれ、みっちーは? 」
恭「 確かに、居ないっすね 」
謙「 げほっげほ…はぁっはぁっ、…泣 」
丈「 謙杜がこんな辛そうやのに
こんな時に何してんねん… 」
和「 …まぁまぁ。 」
流「 俺、見てくるで。 」
大「 ええん?じゃあ任せるわ。 」
流「 はーい 」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
流「 みっちー?コンコン おる? 」
流「 おーいっ、入るで? 」
駿「 はぁっはぁっ…っ、… 」
流「 え、ちょ、どうしたん、? 」
駿「 …ぐずっ、流星くん、… 」
俺はみっちーを優しく抱き締めた。
そしてみっちーは静かに泣き始めた。
流「 どしたん? 」
駿「 …ぐずっ、お、なか…っぐす、 」
流「 …お腹痛いん? 」
駿「 こくこくっ…ぐずっ、
…きもちわるい、ぐずっ、泣 」
流「 吐き気もするんかぁ…
気付けんくてごめんな? 」
「 丈くんたちに知らせてくるな。
ちょっと待っとける? 」
駿「 …ん、ぐずっ、こくっ… 」
流「 ごめんな。 」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
大「 みっちー居った? 」
流「 自分の部屋に居ったで。
体調悪いみたい。 」
丈「 そうやったん? 」
流「 お腹痛くて気持ち悪いって。
熱もありそうやった。 」
和「 色んなもん、用意するなぁ~ 」
恭「 俺、みっちーの所持ってくっす。 」
流「 俺も行く~ 」
大「 じゃあみっちーのことは、
流星と恭平に任せてもええ…? 」
恭「 大丈夫っすよ~ 」
流「 全然ええよ~!! 」
丈「 ありがとうな。 」
和「 よろしく頼むで~!! 」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー