テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
srngです
自衛よろしくお願いします。
s<>
n[]
<入れるよ、>
その言葉を聞くと同時、後ろに熱を持ったそれがゆっくり入ってくる。
圧迫感と快楽に頭が回らなくなる。空いたままの口から唾液が流れ落ちる。目からは涙がこぼれ落ち、止められない。
<気持ちいいんだね、なぎちゃん。口開きっぱなしだし、>
[う、んぅ、あっ、]なんて返事もできずに声が出る。
口から出る音を抑えようと意識を口に向けた時、中の物が奥に当たった。
それだけでビリビリとした快感を受け取り
腰を反らし、喉をさらけ出しながら達する。[あっ、やぁ、まって、]なんて泣きながら言ってもきっと彼は止まらない。なんて思っていたら
そのまま奥で止まり、ゆっくりと左腹の傷を撫でた。<…痛い?>
そういう彼の目には物悲しそうな感情と、後悔のような感情が読み取れる。
確かに、まだ少し痛いけれど彼といればどうって事ない。
[いた、いけど、セラ夫いるから、大丈夫]
快楽で回らない頭で言葉を紡ぎ、彼に届ける。
<…ありがとう、凪ちゃん。嬉しいよ>
そう彼が言ったと同時、それまで止まっていた物が動く。
動く、と言っても、突いてくるのでは無く、ゆっくり、奥をほぐすような、そんな動き。その行動は暴力的な快楽を産み私に伝わる。
けれど、いい所を擦られているワケでも無くて、上手くいけない。気持ちいいのに、なんて思考に変わって行く。
段々とそれを続けられるうち、体が達しているのか、もはやそうではないのか分から無くなった。体の境界線が無くなったみたいに、
私は、このまま溶けて一緒になっちゃうのかな、なんて考えていた。
<凪ちゃん、こっち向いて、>彼は余裕のない表情と声で言う。
私は素直に彼の方に顔を向け、唇を重ねた。私の体はそれだけで快楽を拾い、頭を真っ白に染め上げていく。
それと同時、彼は薄い膜越しに欲を出した。ゆっくり彼のものが私の中から抜けていく。それでさえ快感を拾って、肩で息をする。
彼は手際よく処理をしたかと思うともう一度中に入れてきた。さっきとは違って、一気に奥に届くように。
[あ”っ、っい、んゃぁ”]なんて人なのか怪しいような獣のような声で喘ぐ。
<凪ちゃん。奥、入りそうだよ、>
私は回らない頭で、必死に考え、言葉を紡ぐ。[やだ、やだ、こわい、セラ、]
そんな私を子供を慰めるかのように宥める
<ん、大丈夫だよ凪ちゃん。ほら、腕回して、ぎゅーってできる?>
彼の言われた通り、後ろに手を回し、離れないようにしっかり捕まえる。
<凪ちゃん、ちゃんと息してよ。>
そういうと同時、ぐぽっなんて人体から鳴ってはいけない音が鳴った。
その瞬間。ヒュッと喉から悲鳴にもならない空気が出ていく。
そして暴力的で歯止めの聞かない快楽が身を襲った。
[あ”ぇ、んゃ、んぁ…?]
快楽によって思考がまとまらず、声の後ろにハテナが着くようなトーンで声が出ていく。それと同時、彼の言葉を思い出す。
はふはふ、と口を動かし、肩で息をする。
<ん、偉いねなぎちゃん。>
もう私にはどんな言葉も彼の声なら快楽として拾うらしい。ピリピリと甘い快感が脳に伝う。
<っ、凪ちゃん、やばい、>
そう彼は言った。私は衝動的に彼の物が入っている中をキュゥ、と締めた。
彼がその後身を震わせ、薄い膜越しで私の中に注がれる。その温かさすら気持ちが良い。
私は彼のキスを受け入れると同時、ゆっくりと目を閉じた。
一旦切ります。
読んでくださりありがとうございます。
いいねコメント等よろしくお願いします。