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世界観がいいし、続きが楽しみです!
……と意気込んだものの
余裕で迷い込んでしまった。
「うわーーーん!!!ここどこぉーー!」
「迷ったじゃねえか!!!」
一面森の景色で光も入ってこない場所で迷子になるのはとても危険だ。
食料も水も何もない場所で生き延びられるのはせいぜい1~2日だろうか。
もしかしたら魔物に襲われるかもしれないかもしれない。
そんな恐怖を抱えながら、無我夢中で歩き回った。
そんな時…
「よっしゃ果実みーっけ!!!」
はるてぃーが指さす方向には、沢山の果実が実っていた。
数日ぐらい生き延びれる程の果実が実っているが、
毒などが入っていないかすこし不安になった。
どうやら食べられそうだが…
「このくらいなっていれば、数日は生き延びられそうですね!」
じおるが手を伸ばそうとすると
「プギャ――ーーーッ!!!!」
突然イノシシのような魔物がじおる達に突撃してきた。
「うおっ!!?」
突然の襲撃で皆腰を抜かしてしまった。
撃退するにしても、武器がないし魔物の弱点がわからない。
「おっ?喧嘩か?…なら正々堂々受けてやらァ!!!!」
ノリノリのはるてぃーはその辺に落ちていた太い木の棒を持って
魔物に突っ込んでいた。
「おいバカやめろ!!!」
こんな時に弱点も分からない魔物に突っ込むのは自殺行為だ。
だがしかし楽しいことが好きな彼らは…
「はるさんがやるっていうなら僕らもやらないとですね…!」
「なんか楽しそうだから俺もやるっピ!!!
あっあすたのことよろ!!」
…なんかやる気になっている。
「あー…」
そして数時間…
彼らは見事に惨敗し、
「どアァァァァッ!!!」
どっかに勢い良く吹き飛ばされてしまった。
「あーでででで…」
彼らが目を覚ますと、ふかふかのベットで寝そべっていた。
「確か…俺ら魔物に吹っ飛ばされたはずじゃ…」
まだ痛みは残っているが、さっきよりマシになった気がする。
「起きたか?」
ドアが開き、そこには…
‘‘うた‘‘によく似た青髪の神父がいた