テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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君の心臓をネックレスにして付けていたい

第1話 - 俺のヒモになってみませんか？

2025年03月16日

#rd

#ゲーム実況者

#pn

#男主人公

#BL

#rd運営

カルボナーラ

⚠︎夢nmmn⚠︎

多分。

俺が親に嫌われているのは

*偶然が重なった*からだと思う。

昔俺が産まれた時

母親の姉が帰らぬものとなった

それに俺と母親の姉は真逆で

健康だった

だから母親は。

お母様は俺が姉を身代わりにして

元気に産まれてきたんだと

普通は喜ぶだろう

でもその姉はお母様が毎日看病していたし

ご飯まで作ってやっていた

ちょうど手術のお金を払い

手術が始まって病気が治る

という時に俺が産まれた

だから

努力が全て潰されたから

俺を好きになれないんだろう

でも別に大丈夫。

毎月3万円はお小遣いをくれるし

一緒に食べた事は数えるぐらいしかないけど

ご飯はくれるし

幸せだ、

でもある時

お母様が初めて俺を呼び出した

驚きながらもお母様の方へ向かうと

お母様が泣いて謝りながら

お金を手に持っていた

(ごめんなさい)

(…ごめんなさい……)

(たいして愛してあげれてないのに)

(…わがまま…よね)

｢な…何ですか?」

*(一人暮らし、してほしいの)*

良かった、死んでくれ

などとでも言われるのかと

｢分かりました｣

｢遠い所に引っ越します｣

(ぇぇ。ごめんね、)

(ごめんなさい)

ほんと、いい母親だと俺は思う

*(ちゃんと、月に8万円送るから…)*

｢はっ、8万？｣

(足りないかしら…)

*(なら10万でいいわ…)*

｢ぇ、あ、ありがとうございます…｣

貰えるものは貰っておこう

ガタンッ

ゴトンッ

電車に揺られながら音楽を聞く

｢……｣

月に10万もくれるらしいけど、

流石にずっと親に頼る訳にも行かないし

暇だしな…

バイトしよう

＿＿駅＿＿駅＿＿＿終点です

コツッコツッ

(すみませんお兄さん)

｢あ、はい。｣

わーこれまた高身長イケメンなお兄さんが…

都会にはうじょうじょと居るのね…

(その、バイト探してますか？)

｢え凄いよく分かりましたね｣

(すみません笑わざとじゃないんですけど)

(スマホで調べてるの見えちゃって、)

｢いえいえ、大丈夫ですよ｣

(それで、良かったら弟のバ先行きませんか?)

弟の……？

頭にハテナを浮かべる

｢えぇっと…ちょっと

カフェ寄って話しましょうか｣

｢ありがとうございます＿＿｣

都会に来て初めての食べ物

抹茶ラテ

｢すみませんさっきの話どうぞ｣

(弟のバ先が紹介したらナンタラで)

(そのバ先の商品

ひと品無料で毎回食べれるんですよ)

｢ひ、ひと品無料…！？｣

｢それって俺もですかね｣

(はい！)

(どうですか？興味ありますか？)

乗り気で話す

｢はい！あります｣

｢その前に今日ここに来たんで｣

｢まず家に行かないとなんで…｣

(家……ご結婚されてらっしゃるのですね)

｢ぇえ、笑｣

｢いやいや俺まだ大学卒業したばっかで、｣

｢恋人も出来たことありませんよ｣

(同じです)

と泣きそうな声で話している

きっと、ノリがいい人なんだろう

なんだかんだで俺は

そのバ先でバイトする事になった

それから数日経って慣れてきた頃

帰宅中、バ先の後輩に会って。

(先輩って彼女いるんですか~？)

｢できたことありませんよ｣

(えぇ~!!うっそぉ！)

｢嘘じゃないですって笑｣

(なら…私が)

｢すみません｣

(そ、即答……)

｢す､みません…俺、その｣

｢あんまり愛してもらった記憶なくて｣

｢愛した記憶もないから…。｣

｢友達から、仲良くなって…｣

(えっ、と、友達までも

行ってなかったんですか!?)私たち！

｢ぇぇっと…後輩と先輩の仲…？かと｣

｢その、すみません｣

気まずい雰囲気から

早く抜け出したくて早足で帰った

家の近くの自販機にて

俺もそろそろ結婚とか、

恋人とか考えないといけないかな…

でも、もし浮気とかされたら

ほんと無理

ずっと愛してくれるような人なら…

コツッ

足を止める

＜ｹﾞﾎｯゲホッ…ぁ”ぁ、

｢だｯ……大丈夫ですか!?｣

＜すんません…大丈夫です

ホームレスか……？

こんなとこにもいるんだな

ホームレス……？

｢あのｯ…｣

｢その、｣

｢俺の｣

｢ヒモになりませんか?｣

＜ぅ”ｹﾞﾎｯぉ、は…ぁ？

＜ヒモぉ”？

｢あっ、えっと｣

やばい、ヒモだったら

ずっと愛してくれそうだからって…

さすがに男性だし、ちょっと調子乗りすぎた

疲れてんのかな

何とか言い訳して逃げないと

＜……ヒモって、あれ？あの

＜養ってもらうやつ？代わりに愛すみたいな

｢そ、そうです！！！｣

＜そんな、俺でいいなら……

｢ぇ、いいの？｣

馬鹿だ馬鹿だろ俺

さっきまで結婚結婚とか言ってたのに

なんで男性に声掛けて…

でも……

＜……ケホッ…

あまりにも可哀想……

｢と、とりあえず家おいで…ください｣

＜ん……ありがとう…

めっちゃ新しくて何も考えずに

書いてるから終わりがない可能性あーーーリ！

君の心臓をネックレスにして付けていたい

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この作品はいかがでしたか？

5件

今回も神作ですね！！！！めちゃくちゃ良かったです！！！！まぁ…愛してあげられなくてもちゃんと育ててはくれましたのできっと…いや、絶対に良い母親でいたかったんでしょうね… そして姉想いでもあって… 少し感情が違っていたら凄く愛されたんでしょうね… ある勧誘から始まったバイト… 凄く楽しそうで良かったです！！！次回も楽しみに待ってます！！！！

カルボナーラ

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