テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
そしてドアを開けて解体を終えたソー・ハインとマレー系タイ人女性のブヨン・ビンティ・ハッサンが登場。
ブヨン「悩みは聞きました。私自身もインドネシア人と勘違いされていたこともありました。」
ハイン「ねぇバカコー…今日は随分と多くお客さんが来てくれたみたいね。でもハグはさせないわよ。その時はあなたをデコピンで吹っ飛ばしたいからね」
ウェイ「べっ…べっ…別にそんなことしてねぇだろ!!」
ハイン「あなたの目には私を抱きしめたいと言ってる。さすがド変態ね」と冷たく突き放すのだった。
ウェイ「ギック….」
トッポギ「これがこの店のいつもの空気だよ、ねぇブヨン!!」
ブヨン「ええ、そうです。」
ブヨンの回想シーン(数日前の河川敷にて。
ロンは心の中でそう呟く。
「私は日本国籍を取得したロヒンギャ族として……」
「私はコーカン族の誇りとして……」
「この戦いに参加させてもらいます!!」
二人は声を揃えると、ウェイの背を追って兵隊たちの中へ飛び込んでいった。
トッポギ『よし、私はK-POP大好きなタイ人女性プラパッソン・チャイディー…チューレンは…トッポギだよぉぉぉぉ!!!!』
ブヨンはトッポギとは対照的にニエロ装拵刀を持ち、『オークヤー・セーナーピムック様(山田長政)』と何度も祈りを捧げる気持ちで兵隊たちを『キーンッ!!キーンッ!!』と薙ぎ倒していた。 ブヨンの心の声『私たちタイ人2人は仕事仲間のミャンマー人4人と一緒に挑んでいる….オークヤーセーナーピムック様…この刀はタイで日本人街が出来て、あなたとアユタヤ朝タイ王国と共に周辺諸国と対決してきた…当時のミャンマー王国のアラウンパヤー様が作ったコンバウン朝に滅ぼされてもこの刀はアイデンティティとして残してくれた…この泥沼化した歴史があるからこそ私たちタイ人を守ってくれている。だからこの武器で敵を倒して、タイの誇りを守る!!』
トッポギ『言っとくけどな….私たちタイ人は..テメェらみてぇな無神経兵士たちから『シャム』なんて呼ばれたくもねぇんだよ!!!!おりゃぁぁぁぁ!!』と攻撃するのだった。)
そしてハインは無邪気にアンアンにゆっくりと歩みより、話しかけるのだった。
ハイン「あなたがアンアン?」
アンアン「はい。ソー・ハインさんですよね?僕とはほとんど接点なくて話してみたかったんですが。」
アンアンの心の声「Tさんに首チョップしたあのハインさんだなんて…」
ハイン「フフッ…そうよ。話したことなかった?忘れたの?あなたは私と一緒に子役デビューをしたことがあったのよ?忘れたとは言わせないわよ..」
アンアン「子役?何の話ですか?」
ハイン「私たちは『ヒルガーエセ』っていう番組に出てたの。覚えてるでしょ?」
アンアン「あっ!!あのハインさんなんですね?!!」
T「あなたがあの子役アンアンだったなんて!!」
ムラクモ「アメリカフリーク州での番組でしたよね?しかも東京フリーク区でも大人気になった昼の番組でしたね。アンアンさんのあの泣き虫っぷりには笑えましたね」
アンアン「ちょっとやめて下さいよー!!」と顔を赤くして照れるのだった。
ハイン「お笑いコンビの『ウェンディゴ』もいたわよね…フフッ」
ウェイ「俺もガキの頃出たかったなぁ!!」
382
#人間ドラマ
ハイン「アンタは出なくてもよかったわよ」
ウェイが『ガーンッ!!』とショックを受けて地面に蹲っていた。
みりみ「これでしょ、キャッチコピーは?ウェンディゴの2人が『身近な無意識な偏見が〜既存常識が〜存在する〜それらをヒルガーエセ
準備体操はーじまーるよー』だったね確か!!」
ハイン「それよ…よく覚えてるじゃない?」
環「この番組見たかったなぁ…本当に」
第七章:平和な日常2
第二節:アンアンの子役時代編
回想シーンが長くなりますので第二節として書かせていただきます。
舞台は2016年のアメリカ合衆国にある25番目の州フリーク州
台湾からチャン・アンアン(当時8歳で身長159cm)は姉チャン・リーアン(当時9歳で身長176cm)に連れられ、「へぇ…へぇ…」と息を吐きながらフリーク州にあるお笑いスタジオタワーへ急いで駆けつけていた。
アンアン「時差ボケしてない、お姉ちゃん?」
リーアン「これぐらいどうってこともないわよ。監督さんに迷惑をかけないように早くしないと!」と言って中に入った。
そしてエレベーターに乗って番組収録の部屋に赴くチャン姉弟であった。
監督「間に合いましたね。わざわざ台湾からここへようこそ来てくれてありがとうございます。体調はどうですか?」
リーアン「大丈夫ですよ。時差ボケの薬も飲みましたし、元気ですから」
監督「学校の方は平気なんですか?」と気にかけるように言った。
アンアン「もちろん了承してもらっていますから。」
監督「それじゃあ紹介しますね。こちらはお笑いグループの『ウェンディゴ』の2人組です。日系アメリカ人のグループでもちろんフリーク州生まれなんですよ」
スティーブン・タカオ「僕はボケ担当のスティーブン・タカオと…」
ムハンマド・ワシヤ「ツッコミ担当のムハンマドでーす!」
スティーブンとムハンマド2人揃って….ウェンディゴでーす!!よろしくお願いしまーす!!」
監督「同じくフリーク州出身の子役たちの自己紹介お願いしますね」
ルワジ(身長134cm)「私はルワジ・オマリです。ナイジェリア系アメリカ人男性で歳は9歳です。得意な科目は数学です。」
セラフィーナ(身長182cm)「私はルワジの妹のセラフィーナ・オマリ!歳は8歳。特技は水泳!よろしくお願いします!!」
ルシア(身長169cm)「私の名はルシア・エルビラ。メキシコとボリークアにルーツを持つラティーノです。歳は8歳です。特技はドラムと瞑想です。よろしくお願いします」
監督「次は東京フリーク区から来た子役の自己紹介をお願いしますね」
ハイン(当時身長137cm)「私は東京フリーク区に住む在日ミャンマー人のソー・ハインです。歳は10歳です。特技はチェロとサルサダンスです。よろしくお願いします」
監督「それじゃあ撮影に入ります。準備はOKですか?」
そう言って番組収録を始めるのだった。
スティーブン「身近な無意識な偏見が〜既存常識が」
ムハンマド「存在する〜それらをヒルガーエセ 」
スティーブンとムハンマド「準備体操はーじまーるよー」
そう言って子役たちが中毒性の高いダンスをお笑いコンビウェンディゴと一緒に踊るのだった。
スティーブン「悩み相談、インディアナ州に住む8歳のクイン・ホワイト君からのおたより 僕はピンクが大好きだと友だちに言ったらバカにされていじめられました。どうすればいいですか?」
そう言って歌がまた流れていた。
ムハンマド「その友達に偏見をなくせるようにこう言おう。『実は男の子が青で女の子がピンクという色概念が定義されたのは意外と1950年代以降だということ』を」
全員で「ヒルガーエセ!!」と叫び、歌とダンスを終えるのだった。
番組撮影裏にて
監督「お疲れ様でしたぁ〜!!次のコーナーは子役たちのインタビューとトークショーに移りたいと思いますので体調管理に気をつけて励んで下さい!!」とアドバイスをしていた。
コメント
1件
読了しました🤍 この話、めちゃくちゃ情報量多くてびっくりした! まずブヨンの回想のところ、タイ人のアイデンティティと歴史への誇りがひしひしと伝わってきて、重くて美しかったです。特に「シャムって呼ばれたくない」って台詞、胸に刺さる…🥀 あと、まさかアンアンがハインさんと子役で共演してた過去があるなんて! 照れてるアンアン、すごく可愛くてギャップにやられた。 ウェイが毎回デコピンやショックで地面に蹲ってるのも、もはや笑いのツボです(笑) いろんなキャラの背景が少しずつ繋がってきて、読み応えが増してますね。続きがすごく気になる🤍