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第七章:平和な日常2
第二節:アンアンの子役時代編
回想シーンが長くなりますので第二節として書かせていただきます。
舞台は2016年のアメリカ合衆国にある25番目の州フリーク州
台湾からチャン・アンアン(当時8歳で身長159cm)は姉チャン・リーアン(当時9歳で身長176cm)に連れられ、「へぇ…へぇ…」と息を吐きながらフリーク州にあるお笑いスタジオタワーへ急いで駆けつけていた。
アンアン「時差ボケしてない、お姉ちゃん?」
リーアン「これぐらいどうってこともないわよ。監督さんに迷惑をかけないように早くしないと!」と言って中に入った。
そしてエレベーターに乗って番組収録の部屋に赴くチャン姉弟であった。
監督「間に合いましたね。わざわざ台湾からここへようこそ来てくれてありがとうございます。体調はどうですか?」
リーアン「大丈夫ですよ。時差ボケの薬も飲みましたし、元気ですから」
監督「学校の方は平気なんですか?」と気にかけるように言った。
アンアン「もちろん了承してもらっていますから。」
監督「それじゃあ紹介しますね。こちらはお笑いグループの『ウェンディゴ』の2人組です。日系アメリカ人のグループでもちろんフリーク州生まれなんですよ」
スティーブン・タカオ「僕はボケ担当のスティーブン・タカオと…」
ムハンマド・ワシヤ「ツッコミ担当のムハンマドでーす!」
スティーブンとムハンマド2人揃って….ウェンディゴでーす!!よろしくお願いしまーす!!」
監督「同じくフリーク州出身の子役たちの自己紹介お願いしますね」
ルワジ(身長134cm)「私はルワジ・オマリです。ナイジェリア系アメリカ人男性で歳は9歳です。得意な科目は数学です。」
セラフィーナ(身長182cm)「私はルワジの妹のセラフィーナ・オマリ!歳は8歳。特技は水泳!よろしくお願いします!!」
ルシア(身長169cm)「私の名はルシア・エルビラ。メキシコとボリークアにルーツを持つラティーノです。歳は8歳です。特技はドラムと瞑想です。よろしくお願いします」
監督「次は東京フリーク区から来た子役の自己紹介をお願いしますね」
ハイン(当時身長137cm)「私は東京フリーク区に住む在日ミャンマー人のソー・ハインです。歳は10歳です。特技はチェロとサルサダンスです。よろしくお願いします」
監督「それじゃあ撮影に入ります。準備はOKですか?」
そう言って番組収録を始めるのだった。
スティーブン「身近な無意識な偏見が〜既存常識が」
ムハンマド「存在する〜それらをヒルガーエセ 」
スティーブンとムハンマド「準備体操はーじまーるよー」
そう言って子役たちが中毒性の高いダンスをお笑いコンビウェンディゴと一緒に踊るのだった。
スティーブン「悩み相談、インディアナ州に住む8歳のクイン・ホワイト君からのおたより 僕はピンクが大好きだと友だちに言ったらバカにされていじめられました。どうすればいいですか?」
そう言って歌がまた流れていた。
ムハンマド「その友達に偏見をなくせるようにこう言おう。『実は男の子が青で女の子がピンクという色概念が定義されたのは意外と1950年代以降だということ』を」
全員で「ヒルガーエセ!!」と叫び、歌とダンスを終えるのだった。
番組撮影裏にて
監督「お疲れ様でしたぁ〜!!次のコーナーは子役たちのインタビューとトークショーに移りたいと思いますので体調管理に気をつけて励んで下さい!!」とアドバイスをしていた。
コメント
1件
わあ…今回のエピソード、めちゃくちゃ良かったです!まずアンアンとリーアンが時差ボケで息切らせながら駆けつける冒頭から、もう引き込まれました。8歳で身長159cmの表現、リアルすぎます…。 ウェンディゴの2人や多国籍な子役たちが一人ひとり個性豊かに自己紹介するシーン、読んでいてワクワクしました。特にスティーブンとムハンマドの「ヒルガーエセ体操」、どんなダンスなのか想像して笑っちゃいました(笑)。 ピンク好きな男の子へのいじめに「色の固定概念は実は1950年代以降」って返す台詞、すごく深いなって。黒屋さんの作品はいつも心に響くメッセージが散りばめられていて、本当に好きです。アンアンの子役時代、もっと知りたくなりました!