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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ゆっくりと振り向き 、にやりと微笑んだ 。

「たけ 、みち 、」

ゆっくりと近づいてくる彼から後退り 、

ついにはフェンスまで来てしまった。

「く、んな 、来んなっ、やめろ 、」

「ねぇ?千冬 。俺の事 、怖い ?」

俺の手首を掴み、フェンスに打ち付けた 。

こいつ、どっからこんな力が 、

「武道ッ 、痛いッ 、」

「なんで俺から遠ざかろうとするの?千冬。

俺は怖くないよ?ねぇ?怖くないよ?」

「なぁ、どうしちゃったんだよ 、?」

「千冬が悪いんだよ?女の子に手出すなんて、

よくないよね?東卍に泥を塗る行為だよね?

ねぇ??千冬 。」

「俺はやってないッ 、」

「でもさ 、女の子を突き飛ばして 、カッターを向けるなんて 、そんなことしていいと思ってる?

どんなことされても女の子にそんなことしていいの ?」

「俺はッ 、、違ッ 、なぁ違うってッ!!」

「やったのは事実だよね??」

「ッ 、違ッ 、違うッ 、ぅ 、ごめんなさッ 、違ッ 、

聞いてッ 、聞いてくれッ 、違ッ 、ぅ 、ぐすッ 、違ぁッ」

恐怖や 、罪悪感 、薬の効き目が切れ 、

涙を抑えることは出来ず 、ただ 、誤解を訴えることしか出来なかった 。

「泣かないでよ。千冬 。泣いても無駄だよ?

ねぇ?このことマイキーくんにバレたら 、いや、

東卍にバレたらまずいんじゃない ??笑」

不気味な笑顔を見せ彼はニヤリと歯を見せた 。

「お願ッ 、お願いッ 、い 、言わないでッ 、

ごめんなさッ 、俺そんなつもりじゃッ 、ごめッ 、」

「千冬さぁ?昔よりも弱くなっちゃったね ?笑」

俺の首をするっと触り 、顎を俺の目線に合わせるように向けた 。

「武道 、?」片手で俺の腕両方を抑えることがこいつに出来たか?

こいつ 、こんなに力強くなかったはず

あれ 、こいつ、目の色こんな色だっけ 、

紫っぽいグレーのような 、色じゃなかったはず 、

それに 、こんなに身長なかったはず 、

この匂いって 、、、


「どうした?千冬 。なんでそんな」

「アンタ 、誰 、武道じゃないよな?」

俺は勢いよく腕を振り解き彼の急所を蹴り飛ばした 。

彼は痛みもがいている 。

「テメェッッ 、よくもッ 、、」

「……武道の面取れや 。なぁ 。」

彼の頭に足を乗せて 、ぐりぐりと踏み潰した 。

「やめろよッッ !!!!」

彼は俺に殴り込み 、




俺を突き落とした  _________  。




「あれ 、?」



「 今日 、雨だったっけ 、」



彼を見れば 、殺すつもりがなかったことだけは分かった 。

「 なんで、 ?」


















「 よっと 、」


落ちかけている時に手を掴んでくれたのは八戒だった 。

「う゛ッッ」重力の重さが肩に来て腕が取れるかと思った 。

「八戒ッ 、」俺は何とか引き上げられ 、生き延びたが 、腕への負担が大きく 、

骨折してしまったようだ 。




深夜2時 _______  。



どんゞと窓を叩く音が聞こえてきた 。

「ん 、うるせ 、、なんだよ 、、」

そちらの方に目線を向けると 、誰か立っていた 。

「起きてるんでしょ 、、?ねぇ 、、」

誰かが俺に話しかけている ?

「ねぇ 、いるんでしょ?いるよね゛ぇ゛??

知ってるから !!!いるよね゛ぇ゛!!」



この声って 、゛桃華  ゛ … ?



「死んだんじゃ 、、」

「こっちに来てぇ 、?千冬くん 、??

ね゛ぇ゛ 、許さない゛から゛ 、」

「千冬く゛ん゛ !!!いるよね゛ぇ゛ぇ゛ !!

返事してよ゛ぉ゛ぉ゛ !!!」

冷や汗と震えが止らない 、目も冷めてしまった 。

「な 、んで 、、ここ2階だろ 、?

なんで窓から ッ 、?」

窓以外からも音が鳴り響いた 、

2箇所 、?と思い 、震える足でその音の原因の方に向かうと 、玄関を叩く音だ 。

「ひッ 、」そっと除くと50代くらいのおっさんが叩いている 。これは 、、生きてる 、


「な 、んで、、ッ 、誰 、誰かッ 、誰かッ 、、!!」

すぐさま手に取ったのは携帯だった 。

親はかえってこない 。入院しているから 。

過労死しかけたんだ 。だから 、、

「ば 、場地 、場地さん 、、」

いいの?そんなことして 。

迷惑かけちゃうでしょ?

追い詰めるように 、囁いた 。

「ぅッ 、ぁ゛あ゛ッ 、」

「千冬 ?」そんな声が聞こえて 、後ろを振り返った 。見覚えのある人 、黒い髪の毛 、狼のような目、

場地さん 。

「場地さ ッ、?場地さん 、場地さッ 、場地さんッ 、

場地さん 、場地さぁッッ 、場地さんッ 、」

彼の方に向かい 、抱きしめた 。

























な ん で 俺 の 部 屋 に い る の     ¿¿

















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