🍌「ッ…?!」
気付くとまた、俺は会社の席に座っていた。
🍌「なに、これ…?」
流石におかしいと思い、今までの事を思い出してみる。
🍌「……ッ!」
もしかして…
“ループしてる?”
その答えに辿り着くまで、そう遅くはなかった。
🦍「おんりー、ボーッとしてるけど…考え事?大丈夫?」
🍌「ビクッ…あ、ドズルさん……」
🍌「な、なんでも!大丈夫ですよ…!はは…」
🦍「そう、?ならいいけど…」
また仕事を終わらせ、ホッと一息着いていると…
🍆「なぁ、おんりーチャン!!」
🍌「あ、はい!なんですか、?」
🍆「この後暴れない?」
🐷「一緒に暴れようぜ!w」
なんだ、焼肉か…たまには気休め程度にでもいいかな。
そう思いながら、渋々2人に賛成して会社を上がった。
焼肉店に着き、メニューを選ぶ。
🍆「おんりーチャン何選ぶ?」
🍌「んー…俺はこれで」
🐷「なに、?!小ライスじゃないだと!?」
🍌「ペチンッ」
🐷「いっで!」
今でもいじってくるんかとツッコミ代わりに平手打ちをする。
🍆「アハハw今度はラーメン屋で検証だなw」
🍌「もういいわ、!」
そういじられながら、頼んだものが届くのを待っているとき。
突然、警報音が店内に鳴り響いた。
🍌「ビクッ…え、?!」
🍆「な、なんだ、?!」
🐷「ん、?」
モブ「皆さん、火事です!!逃げてください!!!」
🍆「か、家事?」
🐷「家事違う!火事!!」
🍌「こ、こわい、…!ギュッ」
🍆「!、大丈夫だよ、!ナデナデ…」
🍆「とりあえず、早く逃げよう!!」
🐷「そっすね、走りましょう!!」
3人で入口まで走っていくと、目の前に激しく燃え上がる木材が落ちてきた。
🍆「うわ、あぶねっ」
🐷「え、これ出られなくないっすか…?」
もう完全に逃げられない…こうなったら、!
🍌「……あつッ…」
🍆「おんりーチャン、?!何して、!!」
🍌「は、早く…行ってください、!」
俺は入り口を塞いでいた燃え上がる木材を、なんとか素手で退かし、人が通れる隙間を確保する。
🐷「早く来て!!」
2人が外に出て、俺の事を呼ぶ。
そのときだった。
バキバキバキッッ!
🍌「…え、?」
ドドドドッ…
天井の木材が燃えて支えが無くなったのか、俺の頭上に大量に落ちてきたのだ。
🍆「ッ、!おんりーチャン!!!」
🐷「おんりー!?!」
🍌「う……」
激しい痛みと熱さが俺の身体を駆け巡る。
あぁ、もうダメだ。
そう感じた頃には、俺の意識はもう無かった。