「〇〇ちゃん、卒業おめでとう!」
「ありがとう!」
ラウくんと付き合って、さまざまな月日を2人で過ごした。一緒にお昼を食べたり、文化祭で校内をまわったり、
全部がいい思い出だ。
そして今日は、私の卒業式。ラウくんとこの制服を着て、この学校で会うのも最後だ。
「〇〇居なくなったら、生きてけなーい」
「なに言ってるの、笑」
「学校やだなー」
「ちゃんと来てよ、笑」
「いいな~、〇〇と同い年がよかった。
そしたら同じ大学で、ずっとそばにいられるのにな、」
「ラウくん可愛い」
と言うと、ほっぺをプクッと膨らませて、「可愛いじゃなくて、かっこいいがいい!」と拗ね始めた。よくあることだ。そういうところが可愛いって気づかないのかな、笑
「はいはい笑、かっこいいよ、」
「本気で言ってるの!」
「だから、そう言っt、、わぁ!」
すると、突然床に押し倒された。ちなみに、ここは学校の屋上。それに、ラウくんが頭を支えてくれたけど、勢いよく倒されたため、背中が少し痛い。
「、、ぃったぁ」
「ちょっと、どうしたの?ラウくん、」
そう言うと、私の頬触りながら、顔をラウくんに向けさせた。ラウくんの方を見ると、鼻が触れるか、触れないかというところに顔があった。
「ち、近い//」
「これでも、可愛いって言える?」
「わ、わかったから//離れて、//」
「〇〇がチューしてくれたら離れる。」
「えっ、//」
もう、ラウくんどこでそんなこと学んだの、!
結局私は、最後まで彼に振り回されてるんだ。
私、自分からそういうことしたことないのに、ラウくんの意地悪!
「〇〇、早く~」
ラウくんは目を閉じて待っている。
もう!
やるしかないか、
「目開けないでね、」
「ん、」
チュ
「良くできました。」
最悪~、自分でも顔が赤いのがわかる。顔が熱い。
恥ずかしいんだけど!!
でも、ラウくんはニコニコしている。ムカつく!
「〇〇俺かっこいい?」
「うん、//」
「大学で男の子と関わっちゃダメだよ、?」
この先も、ラウくんには敵わないなと思った。
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