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あのさ、私も先週のZIP見てて、寒がりで妄想広げてたのね💚で、今も放送待機してるんだけど、なんていうかこう、さあ…(伝われ
🖤「ただいま」
💚「おかえり、お邪魔してます」
今日は阿部ちゃんが先に仕事が終わって、家で帰りを待っていてくれた。
勉強をしていたようだ。テキストやノートを閉じながら、足早に洗面台に向かう俺を目で追う。
大急ぎで手洗いとうがいを済ませ、家の中なのに小走りで最愛の人のもとへ。
抱きしめると阿部ちゃんが叫んだ。
💚「わ、冷たい!外寒かった?」
🖤「うん。陽が落ちたらあっという間に寒くなったよ」
日中は暑くてトレンチコートすら脱ぎたくなるくらいだったけど、さすがに夜は冷える。
タクシー移動とは言え、顔も手も冷えたまま。家で温まっていた阿部ちゃんには刺激が強かったようだ。
🖤「あっためてよ」
💚「ええ〜」
渋い反応。
阿部ちゃんが寒がりなのは知っている。
今日は仕事終わりにサウナに寄ったとかで、もう部屋着、いやもこもこパジャマ。
🖤「逆にさ、暑くないの」
💚「これが丁度いい」
そう言いつつ、阿部ちゃんは袖の中に手をしまい込み、それで俺の手を包んで擦り合わせてくれた。
🖤「ふふ、あったかい」
💚「良かった」
それで頬も包んでくる。
🖤「キス待ちしていいんですか」
💚「言わないでよ、恥ずかしくなる」
ごめんごめん、と背中に手を回して引き寄せると、吸い寄せられるようにして唇が触れた。