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見させてもらいましたとても面白いです👍
フォローありがとうございます(◍ ´꒳` ◍)b
生け花学園❀〜花の匂いは恋の匂い〜
登場人物
❀花園真鈴
桜丘学園中等部の1年生。この本の主人公。明るい性格。よく忘れ物をするドジっ子。
❀西園寺蘭
真鈴の友達。しっかり者。クラス1頭がいい。
❀遠藤 千沙都
真鈴の先輩。クールな性格。
❀黒川桃
ひとみしりな性格。真鈴と友だちになりたいが、話し方がわからない。
❀蓬莱蓮
男の子。近づきがたいオーラを放っている。
❀花園瞳
真鈴のお母さん
第一章 桜丘学園にて
こんにちは!わたし、花園真鈴!今日から中学1年生です!!
入学初日なのですが…絶賛早起き中☆
寝坊したと思うなよ!
とりあえず!早く学校につきました!
はい、すっからかんです!!
だれもいない。。。
じゃあこの間に桜丘学園について説明するね!
桜丘学園は、私が今日から通う学校!
超エリート金もち学園!
今日は何の部活をするか…
ガラガラガラガラ
「おはようございます。って真鈴しかいないの!?みんな遅いね!!」
「あ、蘭〜!!おはよう!ずっと一人で悲しかったからねっ!!!」
「ごめんって」
あ、みんなこいつだれ?って思ってるよね!説明しよう!この子は西園寺蘭!
私の幼なじみなんだ。すごく賢くて勉強をよく教えてもらってるんだ。
「部活さー真鈴はなにするの?」
「私!?えー何にしよっかなー」
この学校にはたくさんの部活があるんだ!
器楽部に美術部、調理部に書道部!いろんな部活があるんだ
特に私がやりたいのは、、生け花部!私はお花が好きなんだ。
「うーん。生け花部とか気になってるよ!」
「そうなんだ!私は絶対書道部に入りたいな」
蘭と喋ってる間は本当にあっという間ですぐに時間は過ぎていった…
第二章 自己紹介にて
「生徒一同、起立、きおつけ、れい、よろしくお願いします」
今から1時間目。なにするのかなー。楽しみー!
「こんにちは、先生の名前は東条麗華です。よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
ザワザワ
「素敵な名前ですね。」
「かっこいいのですわ」
こんな喋ってていいのかなあ、、、、
「みんな静かにして!先生授業できないよ!」
あ、、蘭ちゃん!やっぱしっかりしてていいなあ。私の憧れ☆
「西園寺さんありがとう。それじゃあ一時間目は自己紹介をしましょう!」
え、、、、自己紹介!?!?考えてもないんだけど!!!
「とりあえず、名前と誕生日、趣味を言いましょう。出席番号順で行きますね。」
「じゃあ、有馬さんから」
「はい!」
有馬さん、初めて聞く名前ー。どんな子だろう。
「私、有馬美桜です!誕生日は6/29日、趣味は映画鑑賞です!よろしくお願いします。」
わあ、しっかりしてるこ!頼りがいがあるな〜
「はい、次、乾さん」
「え、あ、、はい!」
この後もみんなの自己紹介が続いた…
「次、黒川さん。」
「……はい。」
「あ、えっと、私は黒川も…」
「ちょっと聞こえないんだけど!!!!!ハキハキ喋って!」
わ、怒っちゃった…このこは、、確か金治麗さん。すごーく気がきつい子。
「は、はい…すみません。私は、黒川桃…です。誕生日は…2/4日、、、です。趣味は、、特にありません」
「特にありませんってなによ!!!!」
「か、金治さん、落ち着いて」
あ、言っちゃった…
「はああ??なんで落ち着く必要があるのよ!あんたに言われたくないわ」
「金治さん落ち着いてください。授業が進められません。」
うう、、、最初の授業からヤバすぎます!!!!
第三章 部活開始!
部活が決まりました!!私は、、、生け花部!!!!
予定していたところに入れてめっちゃ嬉しいです!!
金治さんには、、、
「だっさwwwwwwなんで第1希望なんよwwww」って言われて
「はあああああああああああああ????????」ってキレました!
そしたら怯んでたけどねえー私怒ったら怖いんだよーーーー?
さーて、、教室は、、、生け花教室?
めっちゃ普通…
とりあえず、向かいます!!!
〜3分後〜
ガラガラ
「こんにちは。生け花部の方ですか?」
「は、はいっ!」
「私、遠藤千沙都。生け花部の部長。よろしく。」
「よろしくお願いします!先輩!」
「先輩じゃなくていい。千沙都でいい。」
「はっはい!千沙都…さん!」
「さて、あと部員は一人、早く来てもらいたいところ。」
「え、、部員三人だけなんですか?」
「そうだけど?」
「ええええええええええええええええええええええええ」
「うるさい。」
「ス.スミマセン。3人だけの部活とかあるんですか?」
「この学校の主義は自由。部活は絶対第一志望よ」
「そ、そうなんですね」
ガラガラ
「遅れてすみません。生け花部でよろしいでしょうか?」
そういって男の子が入ってきた。
「ええ、そうよ。席に座ってちょうだい。」
全員が席につくと
「それでは、第一回生け花部を始めます。よろしくお願いします。」
「「よろしくお願いします。」」
「はい、私は遠藤千沙都。生け花部の部長です。よろしくね。」
「よろしくお願いします!私は…」
「花園真鈴。だろ?」
え、、、?
「なんで知ってるの?」
「話題になってるぞうちのクラスで。すげえうるさいやつってな。」
「はああああああああああ?????なにそれ!!!!!!!」
「まあ怒るなよ、俺は蓬莱蓮。よろしく。」
「…よろしく」
なんかイヤな始まり方!!!今後どうなるのかシンパイです!!!!
「では、今年の目標を説明します。」
目標とかあるんだ…
「今年の目標は、生け花県大会で優勝。そして生け花全国大会ベスト35に入ることです。」
「おう、やってやろうじゃないか!!!!」
「私も!やってやりますよ!!!」
「じゃあまず、二人の実力を見ないとね。」
「ふたりとも、勝負して頂戴。」
…はいいいいいいいいいいいい??????????
「わかった。受けて立つ!!」
「え?え?まあとりあえず、いっちょ勝負ですよおおおおお!!!!!」
第四章 勝負ですっ!!!!!!
「制限時間は10分。素敵な作品を作り上げて頂戴。」
「「はい!!!」」
私が思い浮かべているのは、明るいひまわりが真ん中にあって、その周りにたくさんの色の花があるもの。ちゃんとそれができそうな材料で良かった!
よーし!!張り切るぞお!!!!
〜10分後〜
「10分経過。できたわね?」
「「はい」」
「じゃあ、真鈴さんから説明をよろしく。」
「わかりました!!!私が表現したのは人の笑顔です!ひまわりという太陽のような存在の周りにいる子達がみーんな笑顔になっている様子を表しました!」
「ありがとう。じゃあ次、蓮くん。」
蓮くんのは上の方が水色と青色の寒色系で、下の方が明るい花になっている。
「はい。俺が表現したのは涙。人の悲しみが一つの勇気になっていることを表した。以上」
「ありがとう。ふたりとも。とてもいい作品だと思うわ。」
「うーんどっちがいいかな…」
「す、すみません…写真部です…!」
この声は…ももちゃん?!?!?!
「あ、はいどうぞー」
「失礼します…」
「写真部で、、生け花部の皆さんの写真を取りに来ました…」
「ごめん。一つお願いがあるの。生け花作ったんだけどどっちの方がいい?」
「わ、私が選ぶんですか…?」
「そうよ。選んで頂戴。」
「…わあ…!す、すごい…!ど、どちらも好きですが、、、私は左のほうが好きです…!」
左の方…つまり…
「真鈴さんのものね。わかったわ。ありがとう。」
…やったあああああああああああ!!!!!!!!
「チッ負けた…」
「…そろそろ写真をとっても良いでしょうか…?」
「あ、ごめんなさい。どうぞ。」
初めての生け花勝負に勝ちました!!!!!!!
「それでは、、はいチーズ」
私は飛び切りの笑顔でピースをした。