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おっはようございます!
水色。です。
これが事情あって途切れてしまい、新たなストーリーを上げて投稿しているのですが、ノベル型が書きたくなってこっちも投稿しようかなーって(かなり自分勝手)
今日はいれいす メンバーには遊園地に行ってもらいます!
(色分け組がそれぞれあるので、苦手な組は飛ばしてね!)
初兎side(まだ組なし)
「今日は遊園地に行くぞぉぉぉぉ!!」
ないちゃん今日も安定に声でかいなwww
「ないくん静かにして」
「はい・・・。」
「いふくん、今日ってお弁当持ってこないとダメなんだっけ?」
「LINEしただろ、そうだよ」
「えっ、持ってきてない」
「あほとけ」
「ちょっとお弁当分けてよ〜」
「あげない(ポエぼ)」
「行くよーはぐれんでなー」
「はーい」
悠くんについて門をくぐる。
今日はテーマパークに来ている。いれいす のグッズが販売していると聞いて、いこうという話になったのだ。
「で、最初どこ行く?」
蜂の巣を突いた様にメンバーがわっと喋りだす。
「やっぱジェットコースターだろ、行くぞないこ!」
「まろお化け屋敷がいい・・・」
「えお化け屋敷やだ〜!コーヒーカップでしょそこは!」
「みんな何言ってるん?ゴーカート一択やろ!ぶい〜んwww」
ワイワイ騒いでいると、後ろからガスっという鈍い音が聞こえ、痛みが走る。
「すみません、他のお客様のご迷惑になりますので。」
スタッフさんが凹んだバインダーを持って言う。
「・・・ここは、平和に、色分け組で分かれていこう・・・?」
「・・・そうだね。じゃあジェットコースター行くよ、ないくん。」
「え?ちょっと待ってりうら、りうらああああ」
赤組の背中とないちゃんの悲鳴が小さくなっていく。
「あほとけ、」
「何だよ」
「ウォータースライダーとお化け屋敷どっちに行きたい?」
「うーん、どっちもやだけどあえて言うならお化け屋敷?」
「じゃあいこう、water slider に!」
「お化け屋敷って言ったよね僕!?」
もどかしいなあこの二人。
悠くんと顔を見合わせる。
「悠くんはどこ行きたい?」
「初兎はどこ行きたい?」
「ゴーカート!」
「じゃあそこいこうぜ!」
「え!大丈夫なん?」
「大丈夫やで!じゃあ走るぞ!」
「え、大丈夫なん?」
ないこ side(赤組)
はいどうもないこです!
いれいす のリーダーやってる!
ところで・・・
ジェットコースターめっちゃ怖く見えるんだけど!?
なんか悲鳴えぐいんだけど?
「りうら楽しみだなあ!ないくんも楽しみ?」
りうらが無邪気な目で見つめてくる。
こいつどうなってるんだ?でもりうらにはかっこいいないこを見せたい!
「た、楽しみだよ!遊園地行く日からここ来ようって決めてたし・・・」
「すっごーい、ないくん大人ー!」
言ってしまった・・・。
順番はどんどん回り、次は俺たちの番になる。
ちょっと待って、準備ができてない・・・。
「それではお乗りください!シートベルトをちゃんとつけてね!」
「はい!」
スタッフのお姉さんに律儀に返事するりうらが乗り込み、その後に次ぐ。
シートベルトを締める。
「わー、だんだん登っていくよ!」
本当だった。景色がどんどん大きくなっていく。人が小さくなっていく。あの中に青組、白黒組もいるんだろうか。前を見ると、十数メートル先にフリーフォールが見える。
「う・・・」
悲鳴をあげてしまう。これはやばい。これは死ぬ。物理的には死なないが。
思わずりうらの方を見ると、りうらはこっちを見つめていた。
ぎゅっと俺の手を握り、おかしそうに笑う。
「もう、しょうがないお兄ちゃんだな。」
おにいちゃん・・・。
その言葉を変換する前に、フリーフォールに達してしまう。
目をギュッと瞑り、りうらの手を握り返す。強く。
そのせいで、俺はりうらの唇が動くのを見逃してしまったらしい。
りうらは後で照れながら、そしてちょっと怒りながら、それを教えてくれた。
何を伝えようとしてたのかわからないけど。
「もう、りうら、恥ずかったんだから、ちゃんと見ててよ!」
さっきからご機嫌斜めなりうらくん。
「ポテト奢ってよね!」
「ハイハイ」
本当に可愛い。
「大好きだよ。」
「りうらも。」
ほとけ side(青組)
「ねえ寒そう」
「夏だから大丈夫っしょ」
「秋に突入しかけてますが?」
どうもいむくんです。今は僕の相方いふくんとウォータースライダーに来てます。(ていうか連れ去られました)
アトラクションは、二人で一つのボートに乗り、坂を滑り落り、水しぶきを楽しむというもの。
秋に突入しかけているせいか、あまりお客さんはいなく、心の準備ができる前に順番が来てしまう。
「えー、ひよってんですか?」
顔を覗き込まれる。
「ひ、ひよってないし・・・」
腹が立つのと恥ずかしさが邪魔をして、顔を背ける。
「じゃあ乗るぞ。」
狭いボートで、目の前の水を見つめる。
寒そう・・・それにこういう系苦手なんだよな・・・。
いふくん得意そうで腹たつ・・・。
「じゃあ、行きますよー!」
スタッフの声がする。
「3!2!1!」
「GO!」
声を上げる暇もなく水の上を滑り、水しぶきが襲う。
隣を見ると、いふくんが無邪気に笑っていた。
アトラクションが終わり、近くのベンチに座る。
「うわあ、濡れちゃったー」
別に濡れることはそんなに気にしてないけど。(いや寒いけどね!?)
でもなんか、せっかくセットした髪とか選んだ服が濡れるのはちょっと悔しいけど。
いふくんとお出かけってちょっとおめかししたのに。
「ほとけ、髪がいつもふわふわしてるからなんか変な感じだなー」
「なんかいつもより・・・大人っぽい。」
え、と思っていふくんの方を振り返る。
いふくんの顔は見えなかった。
いふくんのジャケットをパサっとかぶせられていた。
「いふくん、」
「寒いだろうから、それ、羽織っとけよ。お前が体調悪いと、みんな調子狂うから。」
「あ・・・ありがとう。」
じんわり暖かくなっていく。
時々こうやって不意打ちがあるんだから、いふくんはずるい。
でもそういうとこが好きだから。
「じゃ、行こっか!」
「おん!」
悠佑 side 白黒組
いれいすのアニキ、悠佑です!
今日はいれいすのメンバーと遊園地に来てて、初兎とゴーカートで競争してるとこ・・・
なんやけど、
「はいー!また僕が勝った!」
「あー!また負けたー!」
負け続けてる・・・。
「悠くん弱いなーwww」
「うっさいわ!」
うう・・・なんかかっこいいところ見せたいんやけどなあ・・・。
「じゃあ、次は罰ゲーム付きな!」
「ば、罰ゲーム?」
「そんな怖い顔せんとってや、軽いもんや」
「えー?」
「じゃあ決め台詞言うのはどうや?オリ曲で言い慣れてるやろ」
なんか抵抗あるけどな・・・。
「いいで!」
よっし、こうなったら勝って絶対に初兎に絶対言わせてやる!
「よーし余裕で勝ちー!」
まあこうなるよな。
無邪気に喜ぶ初兎は可愛いけど!けど!
「うーん、決め台詞かー」
「リスナーさんにいつも言ってることでもええで!」
あにきっずに思ってること・・・?
好きとか?可愛いとか?
でもこれ初兎に言ってもいいんかな?
「早くー、悠くん」
ええい、もうやっちまえ!
「愛してんで。」
うう・・・。なんかめっちゃ恥ずかしい・・・。
「ええやんー」
リアクション薄!
まあ初兎はリスナー愛強いし言い慣れてんのかもしれんけど・・・。
「あ、初兎。他のメンバーにこの事言わんといてな?」
「え?いいけど他のメンバーにも別に思ってる事ちゃうん?」
「いや、それはもちろんそうなんやけど・・・」
お前への『愛してる』はちょっと違う意味やから。
読んでくださってありがとうございました!
3組書くときあるあるですが、(私的に)一つ一つが短くなってしまいました・・・。
これからノベル型は投稿毎日は難しいかもしれませんが、チャット型と同じような速度で投稿できたらと思います。
(ちなみにチャット型と内容は同じでノベル型で書く、ということになると思われます。)
もう一度、読んでくださってありがとうございました!
Thank you for reading!