ジンペイ「お前の時間だ!バケーラ!」
ジンペイはバケーラを召喚すると、変身メダルをセットする
ワーイ!ワーイ!ワイワイワイワイワイワイ…… SP!
紅丸「赤く染まったこの体、お主の血で更に赤くなる、の巻!」
変身が完了した紅丸に向かって手を振り下ろすゲスパイダー
だが、紅丸はそれを飛んで躱す
ゲスパイダーは紅丸に向かって手を伸ばすが、紅丸はそれを華麗に躱す
その隙を狙ってゲスパイダーは口から糸のようなものを吹き出し、紅丸の足に絡みつけた
紅丸「!」
自由を奪われた紅丸はグルグルと振り回され、地面に叩き付けられた
紅丸「ぐッ!!」
そこに、メラと獅子黒もやってくる
メラ「紅の親分!こっちも変身するぞ、獅子黒!」
だが、ゲスパイダーは「させねえでゲス!」と言うと、メラと獅子黒目掛けて糸を吹きかけた
メラと獅子黒は、糸の網のようなもので身動きが取れなくなってしまった
メラ「なんだこれ!?」
獅子黒「くそッ!」
コマ「メラ君あっさり終了!」
マタロウ「どうしよう!?」
コマ「アゲハちゃんは後藤先生庇って気絶しちゃったし、
僕のリトルコマンダーじゃ太刀打ちできないし…」
すると、フブキが2人の前に出る
フブキ「誰か忘れてない?」
コマ「フブキさん?」
フブキ「何度も言ってるでしょ?私にも変身させてって!」
フブキはそう言いながら手をブンブンと上下に振る
コマ「そうだ、忘れてた!」←地味に酷い
フブキ「と言う訳で、時間稼ぎよろしく!」
フブキは2人の背中をぐいぐいと押す
コマ/マタロウ「「ええ!?;」」
フブキ「初めての変身なんだから、たっぷり時間取らせてね♪」
マタロウ「いや!なる早でお願いします!!」
キラーんとしながら言うフブキにマタロウは青ざめて突っ込んだ
ゲスパイダー「ゲ~スゲスゲスゲスゲス~!!」
コマ/マタロウ「「うわぁぁぁぁあッ!!」」
コマとマタロウの2人がゲスパイダーの気を引いているうちに、
フブキはブロッケンクロックのメダルを取り出す
フブキ「時は満ちたり!ブロッケン!」
ワーイ! カモンゴースト!
ウォッチから眩い黄金の光が放たれ、ブロッケンクロックが姿を現した
今度は変身メダルをセットする
フブキ「変身!」
ワーイ! changeform! ヨウカイヒーロー!
フブキはクルクルと回転しながら黄金のオーラに包み込まれ、ポーズを決める
クロックレディ!
フブキはベゼルを回す
ショータイム!
輪っかのようなものがフブキの手足を潜り、機械のような肌に変わる
クロック「時の流れは儚く残酷な旋律……クロックレディ!」
新HERO『クロックレディ』の誕生だ。
クロックレディはコマとマタロウを追ってるゲスパイダーを見やる
クロック「秒で終わらせる」
そう言ってコマンドメダルをセットする
ワーイ! エグゼキュート!
クロック「タイムバインド!」
クロックレディを中心に、紫の淡い光が周りに広がった
その途端、ゲスパイダーの動きがスローモーションのように遅くなる
マタロウ「動きが遅くなった!」
コマ「時空を操り、範囲内の敵の動きをスローにする技!?」
マタロウ「タイムバインド……技として最強なんじゃ!」
2人はクロックレディの技に期待した
だが、
クロック「とお~~~~~う」←
マタロウ「って、クロックレディも遅いんかーいッ!!」
どうやら自分や味方関係なく、この空間に入ると動きが遅くなってしまうらしい
動きが遅く、ゲスパイダーの手がクロックレディに当たりそうでヒヤヒヤする
マタロウ「う~~…見ててイライラする…!」
そこに、モモもやってくる
モモ「モモだよ!」
コマ/マタロウ「「えッ!?」」
モモもタイムバインドの空間に入ってしまった
モモ「もぉ~~もぉ~~だぁ~よぉ~~」←←←
マタロウ「お前もかい!!」
すると、クロックレディが腕を前に突き出し、小さい分身を作り出した
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