? 生きてる意味なんてあるのかな
もう死のうかな
紫 あなたは幸せに生きる権利があるわ
? 誰ですか?
紫 あなたを幻想郷に招待するわ
? げん、そうきょう?
紫 そこではあなたは幸せに生きれる
辛いことも何もないわ
? あなたは誰ですか
紫 私は幻想郷の賢者 八雲紫よ
? 紫さんですね
紫 えぇ、あなたの過去は知ってるわ
相当辛かったでしょう…
紫は涙を流す
? 紫さん、泣かないでください。こんな私のために涙を流すなんてことしないでください
紫 そんなことはないわ、あなたは凄く可愛いくて、尊い存在なのだから
? わかりません。わたしにはよく分かりません
紫 (この子は相当心が壊れてしまっている…幻想郷で少しでも楽しんでくれればいいけど)
紫 幻想郷へ行きましょう
? はい。
紫はスキマを開いた
紫 幻想郷へようこそ、
神代 零ちゃん
零 ここは?
紫 私の屋敷よ、藍ー!ちぇんー!
藍 紫様どうなさいましたか?
ちぇん はーい!!
紫 この子を紹介したくてね、神代零ちゃんよ
零 零です。よろしくお願いします。
ちぇん 零さんですね!よろしくお願いします!
藍 ところで紫様 零は例の…?
紫 ええ、そうよ零ちゃんは私が1年間助け出そうとしていた子よ
零 ??
紫 零ちゃん、あなたの過去話してもいいかしら?
零 別に構いませんよ
紫 零ちゃんは外の世界で能力を手にしていたわ。普通ではありえないのだけど、その能力は死んでも生き返る 超治癒能力だったのよ
藍 そんな!?じゃあ零は…
ちぇん 不死身ってことですか…?
紫 事実上そうなるわ。その能力を利用しようとする輩が現れたわ。零ちゃんを拷問して、実験を繰り返したのよ…泣
零 紫さん泣かないでください
紫 零ちゃん、本当に1年もの間助けられなくてごめんなさいっ
零 いいんですよ。私はあぁするしか無かったんです。それが私の使命だったから。
藍 そんなことない!そんな酷いことをされるなんてあっていい事じゃない!
紫 零ちゃん、貴方いつから心が…
零 心…?
紫 零ちゃん、目に光がないし表情も無くなってしまっているわ
ちぇん もしかして心が壊れて.,?
零 …心なんていらないです。私はただマスターのためだけに生きているんです。
紫 あんなやつもう居ないわ!お願いよ、自分を大切にしてっ…
零 なんでですか。どうしてそこまで優しくしてくれるんですか
紫 それはあなたが可愛くて尊い存在だからよ
藍 あぁ、零はその歳で辛い思いを沢山してきた。これからは幸せに生きるべきなんだ
紫 零ちゃん幻想郷にはあなたの事を受け入れてくれる人が沢山いるわ。だから安心して?
零 わかりました。ありがとうございます。
こうして零は幻想郷の住人になるのだった
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