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「…え!?わ、、分かりました」
こうして私は海枝さん、の家に行くことになった。
「え、、、えっと……失礼します?」
家に入ると、少しばかり物が散乱してたりもしたが、ガラスの破片とかはなくて、綺麗だった
初架 「ごめんねー汚くて、じゃがチーでも作るから、ゆっくりしてていいよ!何もないけど…」
「あ…はい、、」
ゆっくりするってどんな感じだろう?ただ座椅子に座ってるだけだけど、、なんか落ち着くなー
しばらくすると、じゃがチー?というものができたみたい
「ごめんねー汚くて、じゃがチーでも作るから、ゆっくりしてていいよ!何もないけど…」
私はそう言い、とりあえず怜ちゃんを落ち着かせた。
じゃがチーを作りながら色々考えいた。
(怜ちゃんをどうしたらいいの?連れ帰る?いや、住所は香良ってことしかわからないし、何より怜ちゃん自身が帰りたくないはず。
じゃあ施設に送る?でも私親じゃないから手続きできるのかな?それに、親から何も教わってなさそうだから、施設で浮いてしまうかも知れない、、うーーん、、、、)
そうこう考えてるうちに、じゃがチーができた。
「怜ちゃん!じゃがチーできたよ。食べて」
怜 「おぉ!すごい!こんなのお家で出てきたことない」
じゃがチーを振る舞うと怜ちゃんは目を輝かせた。さっきまで奈落に沈んだかのように暗くて、私に対してうまく話せていなかったのが嘘のようだ
怜 「…!美味しい!すごく美味しい!!海枝さん凄い!」
初架 「ははは、よかったよかった」
じゃがチーを食べると子供らしい笑顔で勢い良くじゃがチーを頬張り、子供らしく「美味しい!」と言ってくれた。その姿がとても可愛かった。
私は何よりそう思った。そして、
「怜ちゃん、家、、帰りたくないでしょ?」
怜 「は、はい、、帰ったら何をされるか分からない…怖い…」
「そこで良かったらなんだけど、私と一緒に住まない?」
と思い切ったことを聞いてみた
怜 「…え!?あ、、えっと…」
「いきなり言われても困惑するよね。いいよ。ゆっくり考えて、それまで私は待つよ」
怜ちゃんは案の定驚き戸惑っているので、そう返してみたが、、意外にも早く答えが返ってきた
怜 「いいんですか?私、海枝さんのじゃがチーまた食べたいです!わからないとこだらけだけど、海枝さんとなら乗り越えられそうな気がする!」
「…!ありがとう。私も怜ちゃんと一緒に頑張るよ!」
とても嬉しい答えだった。怜ちゃんのあの笑顔をまた見れるのなら、これからの人生も頑張れそう!私にとっても、怜ちゃんは私の”命を救ってくれた恩人。”たくさんの思い出を作らないと!
自殺する前にあの会社を辞めたので転職活動をしないといけない。大変そうだけど、全く新しい、何もわからない世界に急に入り込んで、そこに慣れなきゃいけない怜ちゃんも大変だ。だから頑張らないと…!