テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#ご本人様とは一切関係ありません
あんり
444
#ご本人様には関係ありません
ち び
1,327
「柔太朗、お前、冷蔵庫に入れてたプリン食べた?」
「え?うん食べたよ。賞味期限直前だったし。」
勇斗がわざとらしく頭を抱えたポーズをする。
「お前それ何度目だよ!あのプリンめっちゃレアで、今日の仕事、あれのために頑張ったのに!」
「そ、そんな大げさな!また、買ってくるよ、ごめん、はやちゃん!」
「大げさじゃないよ…。あれ限定で、もう手に入らないんだよ。いっつも勝手に食べて、柔太朗は俺のことなんか、どうだっていいんだ。」
勇斗がメソメソと泣くフリをする。無駄に演技力が高い。
「そんな事で泣かないでよ。賞味期限ギリギリまで放っておいて、いつも食べられなくしてるのはそっちじゃんか!」
勇斗がうじうじといじけるような動作をして言う。
「慰めてくれないと俺明日仕事行けない」
(…何を言っているんだこの男は)
勇斗がこうなってしまうと、いつもご機嫌をとるまで問答は終わらない。
「わかったよ…何して欲しいの」
「お詫びにさ、体で払ってよ」
「えっ……」
柔太朗はたじろいだ。勇斗がきゅるんとした瞳でこちらを見上げてる。表情は可愛いのに、ばっちりと合った目力がすごい。
「わかった……」
「まじ!?やったー♪」
勇斗がウキウキしたような足取りでバスルームの方へ消えていく。嫌な予感がする。俺、もしかしてなんか騙された?
いつも彼のペースに流されてばかりだ。やれやれと額に手を置いて俯き、勇斗の登場を待った。
****************
バスルームから現れた勇斗は、洗面器の上にタオルなど色々なものを載せて現れた。そそくさと、ベッドの上に大判のバスタオルを広げる。
「柔太朗、ここ座って」
促されるように、バスタオルの上に腰掛ける。
「なに企んでるの」
「まあまあ。今日は何もしなくていいから俺に任せて♪」
勇斗の手が、当たり前のように柔太朗のズボンにかかり、下着を下ろす。まだ何も反応してない素の自分を晒され、羞恥心が湧いて、手のひらで影を作った。
「隠すなって。今さらだろ?」
「そんなこと言ったって…」
勇斗が柔太朗の両脚の間に顔を埋める。温かい吐息が敏感な部分にかかり、それだけで柔太朗の背筋がぞくりと震えた。
「ぁ……っ♡」
ぬるりとした舌が、まだ完全に立ち上がっていない根本から先端までゆっくりと舐め上げる。ざらついた感触が粘膜の上を這い、柔太朗の腰がびくびくと反応する。
「はや、ちゃん……そんなとこ舐めたら……ぁ」
迎え入れる口内は温かくて、柔らかく絡みつく舌の感触に柔太朗はシーツを両手で握りしめる。勇斗の舌先は急ぐことなく、裏筋をなぞり先端を吸い、時折頬を窄め、締め付けてくる。普段自分で自慰することの少ない柔太朗の身体は敏感で、少しの刺激でも電流のように快感が駆け抜けた。
「あ、ぁ……はやちゃん、そこ弱っ……ずるい……っ」
「ここの裏のところ、好きでしょ」
「そこっ……されると、足が勝手にピクピクしちゃう……っ」
「柔太朗の先っぽ、もうピンクでパンパンになってるね」
「きもちよくて……っ、なんか、もう、すぐイっちゃいそ……」
「いいよ。いっぱい感じて、いっぱい出して」
「でも、口に出したら、きたない……っ」
「大丈夫、柔太朗の感じてるもの、全部欲しい」
勇斗が柔太朗を咥え込む。深い刺激に、柔太朗の全身がびくんと大きく跳ねた。つま先が丸まり、太ももが細かく痙攣する。
「あ、あ……!…はやちゃん、出る、出る出る出るっ……♡」
背中が弓なりに反る。勇斗の口の中に、熱いものがほとばしった。びくびく、と体が痙攣し、柔太朗は荒い息のまま天井を見つめて脱力した。
勇斗が口を離す。
─あっという間にイかされてしまった。
勇斗が口元を手の甲で拭う。その仕草がセクシーで、柔太朗はまだフワフワと、熱に浮かされているようだった。
「気持ちよかった?本番はここからだから。」
勇斗は持ってきたローションのボトルを取り出すと、洗面器の中の折り畳まれたガーゼの上にたっぷりとかけた。勇斗がそれを広げて持ち上げると、ローションをたっぷりと含ませたガーゼは、重みを帯びて、洗面器の中でたらりとぬるつく糸を垂らした。垂れるほどのそれを目の前で見せられ、これから始まることを想像し、息を呑む。
ぬるついて、ひんやりとした感触が、達したばかりのものに被せられる。
「ひぁっ……♡冷たっ……」
勇斗がガーゼの両端を指でつまんで、タオルのように伸ばす。そして磨くように、ゆっくりと左右に擦り始めた。
「ぁ、あ、それっ♡ゴシゴシいやぁぁあ……!…………♡」
ローションをたっぷり含んだガーゼは、ぬるぬると滑りながらも繊維のざらつきが、出したばかりでピンクに充血した敏感な部分をくすぐる。擦られるたび、柔太朗の腰が勝手にビクビクと跳ねる。
「あ、あ、だめ……♡ガーゼの、ざらざらがぁ、あ……!ぞりゅぞりゅしないで……っ♡」
腰をのけ反らせ、激しく感じる柔太朗を見て、勇斗は満足そうに磨く動作を辞める。
次にガーゼを広げ、先端をくるりと包み込むように手の位置を変える。そして、片手で竿を支えながら、手のひら全体でゆっくりと円を描くように擦っていく。柔太朗の両足が意思と関係なくピクピクと痙攣してつま先をピンと突っ張らせ、快感を逃そうとする。クルクルと亀頭をなぞられるたび、背筋をぞくぞくと甘い痺れが駆け抜けた。
「まってそれ、さっき出したばっかで……あたま、痺れちゃう……っ♡♡」
「知ってるよ。出したばっかだと、くすぐったくて、気持ちよくて、ビリビリしちゃうでしょ」
「知ってるなら、あ、ああっ……♡」
勇斗の手は止まらない。ガーゼはローションでぐちゅぐちゅと白く泡立ち、擦れるたびに卑猥な音を立てる。柔太朗はシーツを握りしめ、腰を浮かせ喘ぎながら必死に耐えていた。耐えれば耐えるほど、何かが奥のほうからせり上がってくる。
「これ…奥、へんな感じ……っ、出したばっかなのに……なんか来ちゃう……っ♡」
「先っぽからえっちな汁が出て、もう爆発しそうだね。いっぱい出して、俺に柔太朗のイくとこ、もっと見せて」
「いや……っ……!そんなの、見せたらぁ……恥ずかし……っああっ……♡」
勇斗の大きな手が、ガーゼと一緒に神経の巡る敏感な先端を包み込んだ。そしてローションでぬるぬるの亀頭ごと、手のひら全体で優しく包み込み上下に扱いていく。快感の塊を押しつぶされ、柔太朗の視界にチカチカと火花が散る。
「ひぁ、あ、あ、イく……♡イぐ………♡はやちゃん……………っ♡」
太ももが激しく震え、腰が大きく跳ねた。全身が痙攣し、何かが弾ける感覚とともに透明な液体が勢いよく溢れ出した。
「わ……っ」
勇斗の手が、びしょ濡れになった。ガーゼも、バスタオルもシーツも柔太朗の腹も、ぐっしょりと濡れている。
「……出ちゃったね、潮♡」
勇斗は満足そうな笑みを柔太朗に向けた。息ができなくて、体の力が全部抜けて、指一本動かせない。
「ローションガーゼ、気持ちよかった?」
体が重い。答えたくない。快感が強すぎて、グッタリとベッドに背を預けて倒れ込む。
「……プリンのお仕置きにしては、高くない?」
勇斗が笑う。その顔が、さっきまでの意地悪な顔じゃなくて、ただ嬉しそうな顔で。
「そうかな?じゃあ、今回はこの辺で許してあげよう」
「……もうヘトヘト、そうしといて。」
「でもまたプリン食べたら、今度はもっとすごいお仕置き仕込んでおくからな」
また変なこと言ってる、と柔太朗は思ったが、次の瞬間には「全くもう」という気持ちでくしゃりと笑った。いつもやられっ放しなのは憎いけど、はやちゃんのそういう子どもみたいにいじわるなところが、実はけっこう好きだと思った。
「じゃあまた、食べちゃうかも」
「本当に言ってる?」
「まあね。あ、そうだ。この洗濯ははやちゃんがやっておいてね」
マジかーと勇斗が天を仰いで、いつものデカい声で言う。
これぐらいは、仕返ししてもいいよね。
ぐしょぐしょに濡れたシーツたちを押し付けて、柔太朗はバスルームに向かった。
コメント
4件
ほんとに書いてくれてありがとうございます!!!感謝してもしきれないぐらい感謝してます!!ありがとうございます!愛してます🫶😘
作者です。書いてて楽しくて、爆速で書き終えました。素敵なご提案ありがとうございました🫶
読了しました。プリン押し問答から、いつの間にか勇斗のペースに巻き込まれる柔太朗の姿が可愛くて、つい笑ってしまいました。ローションガーゼ…とにかく濃厚でえろいんですが、最後に「また食べちゃうかも」と笑い合える空気が温かくて、二人の信頼関係がちゃんと見えるのが好きです。洗濯を押し付ける小さな仕返しも微笑ましかった。次話も楽しみにしています!