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12時35分・・・飯盛「ごめーん!ただいまぁ〜」

芽衣「35分遅刻・・・」

敦「2時間半前のセリフ復唱!」

飯盛「今が10時だから・・・12時には戻ってくるよ・・・・?」

彰人「ですよねっ?今は何時ですかっ?」

飯盛「12時35分・・・です。」

咲良「教師が生徒を待たせるって・・・職務放棄でしょ?」

飯盛「もおおおしわけございませぇぇええぇぇん!!!!!」

203号室に飯盛の声が響いた。

芽衣「まあ、私たちだからいいけど・・」

彰人「本当の授業だったらやばかったで?」

飯盛「盛り上がっちゃったんだよぉ・・・」

敦「まあ、昼ごはんはもう食べたから、準備してね。」

咲良「はい、動いた動いたぁ!」

なんか、立場逆転してない?

この子達・・・まさか・・・・・

その後、夜ご飯を食べ終え、風呂の準備をしてる途中・・

飯盛「ちょっと、トイレに行ってくるわ。」

敦「行ってらっしゃいー。」

そう言って、トイレに行く。

そうして、スマホを開く。

飯盛(12年前、被害者、学校生活っと・・・)

そうして、検索する。

飯盛(あった、これだ・・・・!?)

そこにあった内容は、僕が昼に予想したものとほとんど同じだった。

記事「12年前の事件の被害者、小学生児童4人は、普段の学校生活はどうなのか!?」

  「普段では、主に同級生の中ではトップの立場で生活をしており、」

  「彼らの言うことを絶対に聞きなければならなかった。しかし、聞かなければ・・・」

  「最悪イジメられると言うことになってしまう、という状況だった。」

  「当時のいじめの被害者、飯盛勝いいもりまこと君は、」

  「そのイジメに耐えきれず、自殺を行なってしまった。」

  「その事を知った父が、今回の行動に出たと考えられている。」

飯盛(やっぱり・・・そうだったのか・・・・・!)

僕は4人家族だった。

父、母、僕、そして、兄。

兄はイジメに耐えきれず自殺。それを追って母も自殺。

自殺続きに耐えきれなかった父は、その児童を誘拐し殺害。

僕はその手伝いをしていた。

児童4人を呼び出し、必要品を持ってきたり、指紋を消したり・・・

今でも思い出したくない事だ。

飯盛(どうする?この事を伝えるか・・・?)

咲良「先生ー、トイレ長くなーい?」

飯盛「!」

彰人「何してんの?」

飯盛「・・・僕は便秘なんだよ!」

芽衣「ははぁwなるほどねw」

敦「遅すぎると脛すね蹴るよ〜w」

飯盛(やっぱり・・・本当なんだな。)

そうして、その日は終わった。




??「あ、あの服・・・」

  「勝が着てたなぁ・・・」

??現在地、鹿児島県伊佐市。


幽霊教室203号室【Season1】

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