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3 - 第3話 溺愛お兄ちゃん

♥

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2024年09月14日

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本作はいれいす様のnmmn作品です。

ご本人様とは全く関係ございません。

BL表現が一部含まれます。

桃×赤 (他メンも登場します!)

地雷の方は自衛お願いします🙇🏻‍♀️‪‪
















3話「溺愛お兄ちゃん」




ドサッ_

桃「…♡」

赤「っ……」

元界隈トップだったはずの俺、なぜか手錠をかけられ押し倒されてます。


遡ること1時間前……







抱きしめてくるないこの背中に銃を向け、ロックを外したところで俺は妙な違和感に気付いた。

赤「(あれ…いつもより銃が軽い…?)」

そう思ったのもつかの間、自分の首裏に銃を突きつけられる感覚。


桃「…ねぇ、今殺そうとしたでしょ?」

赤「っ…いつの間に…」

桃「気付いた?こっちが本物だよ」

こっち、とは今俺の首裏に突きつけられている方のことだろう。

赤「(通りで軽かった訳か…)」



桃「で、付き合ってくれるんだよね!」

桃「さっき俺のこと好きって言ってたもんね?」

赤「い、いや…」

桃「ん??」



赤「……はい…」

桃「嬉しい!これからよろしくね♪」


全然お断りなんだけど…と思ったがこんな状況で言える訳もなく、俺は半ば強制的にないこの彼女になった。






赤「はぁ…」

桃「とりあえずその血まみれの服着替えよっか」

赤「(誰のせいだよ)」

桃「俺のシャワールーム使っていいから体洗って着替えておいで?」

赤「……うん」

桃「ん?なんか元気ない?」

桃「あ、もしかして俺と一緒にシャワーしたかったの??」

赤「なわけねぇだろ変態!一人で入るから!」

遠慮しなくていいんだよ〜?なんて言ってくるないこから逃げるようにしてシャワールームに入った。



真新しい白基調のシャワールームに入ると、壁に取り付けられた棚にボディソープやシャンプーが置いてあり、レックにはピンク色のボディタオルがかかっていた。

恐らくないこが普段使っているものだろう。

赤「(え、これ使わなきゃいけないの…?)」

少し躊躇ったが結局使わないと体が洗えないため仕方なくそれを手に取る。

赤「(…使い心地いいな…)」





服を着てシャワールームから上がると、真っ先にないこが駆け寄ってきた。

桃「りうらー!!♡」

赤「んぐぇっ」

凄い勢いで抱きついてくるないこ。

赤「犬かよ、離れろ」

桃「……りうらから俺の匂いする…」

赤「気持ち悪っ……」

こいつこんな変態だったっけ…?

俺を殺そうとしてきた時はもっと威圧感があって指一本触れただけでぶっ殺されそうな雰囲気してた気がするけど。


桃「俺のパジャマだから結構オーバーサイズだねw」

赤「煽ってんの?」

桃「いや、ちっちゃくて可愛いなって…」

赤「ぶっ殺すぞ」

どいつもこいつも俺の身長ばっかいじりやがって…

赤「これジェラ〇ケ?」

桃「そ!着心地良いんだよね〜」

赤「……女の子みたい」

部屋を見渡すとピンク色の物が多く目に付く。到底マフィアのボスの部屋とは思えない

桃「ピンク好きだからね!」

赤「男なのに?」

桃「うん!」

赤「へぇ…」

つぐつぐ変なやつだな



桃「てかもう23時じゃん。お腹空いてるでしょ?なんか食べる?」

赤「…いい」

桃「そっか!じゃあ一緒に寝よ〜」

そう言って小さくBed roomと書かれた扉を開けるないこ。扉は二重になっていて、2枚目の扉には内側から鍵がかけられるようになっていた。


桃「ごめんちょっと散らばってるw」

ピンク色の壁で囲まれた部屋のど真ん中には大きめのシングルベッドが一つ、そしてその脇には小さい本棚と大量の薬が乱雑に置かれたテーブルがあった。

赤「(持病持ちなのか?)」

にしてもこんな薬の量はおかしいだろう。



赤「(……もしかして)」

最悪なパターンを想像してしまい薬の山を見つめていると、その視線に気づいたのかないこがこう口を開く。

桃「あ…それさ、」

赤「う、うん…」






桃「偏頭痛の痛み止めいむが作る量間違えて一生無くなんないんだよねww」

赤「…心配して損したわ」

桃「え!心配してくれたの?!✨」

桃「優しい好き!!♡」

またもや凄い勢いで抱きついて来て、そのままベットに倒れ込む。

赤「あぁもう離れろー!!」

お腹ら辺にくっついているないこをグイグイ押すがビクともしない。見た目細くて弱そうなのに力強ぇなこいつ…


桃「ん〜♡」

赤「はぁ…」

俺のお腹に顔を埋めてぐりぐりしてくるないこ。

桃「………」

赤「…?」

急に動きを止めたかと思えば、体を起こしクイッと顎クイをしてきた。

赤「??な、なに?」




桃「…キスしていい?」

赤「は?」

無駄に整っている顔でそう言われると、こちらもなんだかキスしたく…


赤「(いやなんねぇわ!!!)」

桃「いいでしょ?もうカップルなんだし♡」

とりあえず暴走しているこいつを止めようとなんとか拒否しようとする。


赤「無理!付き合うなんてお前が勝手に言い出したことで俺はまだ認めてないから!」

桃「カレカノであることに変わりは無いじゃん?しよーよ♡」

赤「そもそも俺男だし、そういうのは普通お互い了承し合ってやるもんだろ!」

桃「関係ないし俺強引にするのも好きだよ♡」

赤「クソ野郎がッッ」

ダメだこいつ何言っても聞かねぇ…


桃「あー、そんなこと言っちゃっていいの?」

赤「は…?」

どこからともなく手錠を取り出してきたと思えば慣れた手つきでそれを俺の手首につけた。

赤「なっ?!」

桃「これでもう抵抗できないね♡」




こうして為す術なく手錠をかけられ、抵抗もできないままベットに再度押し倒される。

赤「っ……」

殺されそうになった時より危機感じてるよ今。人生最大の危機だよ。


桃「そんなに怖がんないで、ね?」

赤「最悪、…」

赤「(手錠をかけられる前に一発ぶん殴っときゃ良かった……)」













2話♡2000↑ありがとうございます!


NEXT ➵♡1000

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コメント

5

ユーザー

初コメ、フォロー失礼します、!!めちゃ内容大好きです😇💓💓やっぱ桃赫しか勝たん🫶🫶桃青苦手ですけどこのお話めちゃ好きなので楽しみにしてます😆💞💞

ユーザー

フォロー失礼します!続き待ってます!

ユーザー

見るの遅れました。。。 忙しいにも関わらず今回も相変わらず神作でした💘✨ 次回も待ってます🙇‍♀️

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