テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「真希ちゃん乳腺炎治った? やっぱり新生児にはミルクより母乳を飲ませないといけないわよ! この子にとって今はお母さんの母乳が何より大切なのに、一回私と母乳外来に行きましょう!」
義母の声には母親としての強い信念が込められているた
「すいません、この子を産んで早々乳腺炎に罹ってしまって抗生剤の薬を飲んでいるんです。だからこの子にはおっぱいをあげられないんです」
あたしの言い訳に義母が食い下がる
「そのお薬はいつまで飲まないといけないの? 晴君にはやっぱりお母さんの母乳が必要よ! こんなに小さいうちは外の細菌から体を守るためにお母さんの免疫が入った母乳を飲ませないと すぐに病気になるわ!」
あたしが目を伏せて答えに詰まっていると俊太が割って入る
「母さん!いつの時代の子育てだよ、真希の好きにさせてやれ、ミルクでも十分育つよ」
彼の声は力強く義母をたしなめる、義母はすぐに笑顔に戻る
「ハイハイ!年寄りは退散しますよ~♪晴馬君~またお昼寝終わったらばぁばと遊びましょうね~」
義母が軽い足取りでキッチンへ去って行く、あたしは小さく息をついて俊太に言った
「あの・・・ありがとう、お義母さんから庇ってくれて」
彼は照れくさそうに頭を掻く、3日前・・・半年ぶりに再会した時の緊張が、まだ胸に残る。晴馬を連れてこの家に飛び込んだあたしを俊太は驚きながらも温かく迎えてくれた
「・・・心配したんだぞ・・・全然連絡が取れないから、母さんもとっくに生まれているはずなのにって」
「ごめんね・・・親元で産んだんだけど産後の肥立ちが悪くて起き上がれなかったの、それに母さんがあたしのスマホを洗濯機で洗っちゃって水没させてしまったから・・・新しく買うために携帯ショップに中々行けなくて・・・」
あたしは新しく買ったスマホを俊太に見せた
「水没してしまったから生まれたばかりの春君の写真も全部なくなっちゃった・・・」
俊太は落ち込むあたしの肩を優しく抱いた
「いや、俺も真希が出産する時海の上だったから、 一人にして悪かったな、でも嬉しいよ、家族みんな喜んでいる、母さんも口煩いけどみんな嬉しくて仕方がないんだ、真希から何か月も連絡なかったら本当に父さんも母さんも落ち込んじゃって・・・こうして俺達の子供を産んで連れて来てくれた」
俊太の笑顔が まるで過去のすべてを許すように温かい
「愛してるわ・・・俊太」
思わず呟く、俊太の目が一瞬驚きに揺れ、すぐに柔らかくなる
彼がそっと近づいてキスを交わす、唇の温もりが凍った心を溶かすようだ
隣では晴馬がお腹いっぱいでぐっすり眠っている、小さな寝息が部屋の静寂に寄り添う、この家はまるで時間が優しく流れる場所のようだ
ハァ・・・「ダメだよ・・・君の体を考えると・・・」
俊太が股間をはちきれそうに大きくして頬を染めて言う
「もう大丈夫よ、自分の体ぐらいわかるもん」
「本当に?そっ・・・そういうものなのか?」
「うん、しよう」
「ハルが見てるぞ!」
クスクス・・・「わかりゃしないわよ」
ダメだと言いながら俊太の両手はあたしの胸をまさぐっている、本当に好きなんだから、でもこの胸もあたしが彼を欺く良い武器だ、激しい言い争いをしてる最中でさえ胸を見せると俊太は黙る、今はあたしの胸の谷間に顔を埋めて幸せそうにしている
ハァ・・・「真希が・・・上になって・・・俺はきっと加減できない」
「わかった」
二階に義母がいるので全裸にはなれない、いつ降りて来るかわからない、なのであたしはパンティだけを脱ぎ、俊太は膝までデニムとトランクスを引き下げた、彼にまたがってフレアスカートを広げて、二人が繋がっている所を隠す
「真希・・・ううっ・・・避妊しないと・・・」
あたしは俊太のほっぺをペロリと舐めた
「まだ生理来てないから大丈夫よ・・・思いっきり中に出して」
はぁ!はぁ!
「ほっ・・・本当に?」
「うん」
キュッと内側の筋肉に力を入れて俊太のモノを締め上げて言う
「天国に連れて行ってあげる」