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スーパーダンガンロンパ 5章より もしもの世界(If-world)“事件発生後”からスタート、口調が変?んな事ァ気にすんな
場面:クズリュウノコテージ
(なんで俺が…”日向クンしか居ないから”って……今思うと七海に上手いように乗せられたな……ま、まぁさっさと渡してコテージに戻るか…)
コンコンッ……ギィッ…
「っ……!?…うそ…だろ?……」
ドアを開けると、俺の目の前には惨い形の肉塊が何個もころがっていて……それが、あの九頭龍だって…脳が完全に理解するのには……あまり時間がかからなかった…
「ぅ、うわぁぁあああぁぁぁぁああ!!!!」
そんな光景を見て、誰が冷静でいられるだろうか…誰が叫ばずいられたのだろうか……俺にはそんなことを考える時間もなく…ただ喉の奥から溢れる音を抑えることなく出していた
(おかしい、おかしい…あの九頭龍が…?超高校級の極道なんだぞ…?こんな、ありえない……!)
だが、そんなありえないことが起こるのがここなのだ。今までもそうだった…ただ今回の死体は、あまりにもグロテスクで…なにか、吐き気を催すような、そんな空気が漂っていた…
「な…なんで……なんで、なんだよ…!?」
深呼吸をし、1度落ち着いてからゆっくり考えた今だけは、アイツの言葉に助けられた気がした…
もう何回目だろうか、こんなことが起きたのは…数えたくない…殺人が起きた回数という名の “それ”など考えたくなかった…なのに、それなのに…まだこんな事が……コロシアイが続いている…?
(これも全部……あのモノクマのせいか…!)
俺は思わずギリィッ…と歯を強く噛み合せて音を鳴らした。
「と、とにかく…先に皆を呼ばないと……!」
タッタッタッ…
皆が部屋に入るやいなや……次々と悲鳴をあげていった…そりゃ、無理もないだろう、あの九頭龍がこんなに悲惨な状況なのだから…改めて、俺はこのコロシアイ生活に憎しみを抱いた…
そして例のチャイムが四方八方から鳴り響く…
【ピーンポーンパーンポーン】
「え〜、死体が発見されました!数分後に学級裁判を行いますので捜査を始めてください!」