テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
꒰ 注意 ꒱
翠誠 、口調迷子 、似非関西弁
誠一side
冬が明け比較的暖かく過ごしやすくなってきた休日の昼下がり、サンルームの一角にある色とりどりの花が咲いている植木鉢に水をやる。
とても静かだ、小言を言ってくる同僚もいないし、おんぶに抱っこな幼なじみも寝ている…いつもの事だが。
「ん、そろそろ切れそうやな」
いつも花に使っている肥料が無くなりそうなのに気付く。
今度新しい花を迎えようとしていたし、ちょうどいい今日はホームセンターにでも行って、買うとしよう。
「恵美〜?起きとるか?」
俺は出かける前に恵美に声をかける。
…どうやら起きてないようだ。俺は引き出しから紙とペンを出し、置き手紙を書き机の上に置く。 事務所のドアを閉め鍵を掛けた。
やはり外はいい、此処は空気が綺麗とは余り言えないが綺麗な日差しが当たるだけで心地がいい。
「おや、踏分君ではないか。」
後ろから声をかけられ振り向く。
「翠さん、お久しぶりです。」
翠さん、たまに飲みに行くのほどの仲だ。
「これから何処かに行くのか?」
「ちっと、チューリップの球根と、肥料を買おうと思っとって…翠さんは?」
「私もだいたい同じだ、ご一緒しても?」
「構いません!」
翠side
「春に向けてチューリップを育てようと思っとるんですけど何かおすすめの色とかあります?」
踏分君はそう言いながら、にこにこと此方を見てくる。
「そうだな、あまり踏分君程詳しくないがピンクなどどうだろうか?花言葉は「愛の芽生え」だそうだ。素敵ではないだろうか」
「いいですね。素敵です、翠さんもどうですか?この球根とか」
踏分君は私にひとつチューリップの球根を渡してくる。
「踏分君何色だい?」
「え、えっとそのそれは育ててからの秘密ちゅーわけで…」
「楽しみに待っておこう…」
───4月
「赤色だったか…花言葉は「愛の告白」か…。」
「何ニヤニヤしてるんですか?翠さん」
「テンメー、こう言う時はそっとしとくんのが男やで」